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【2020年度 SCOOPプロジェクト中間報告】シマナビnet+プロジェクトチーム

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シマナビnet+プロジェクトチーム

項目 内容
チーム概要 私たちシマナビnet+プロジェクトチームは、離島地域に暮らす中高生に医療系進学という選択肢を増やし、医療の魅力も伝えながら、大学受験に向けた学習面・精神面でのサポートや勉強へのモチベーション向上に繋がるような企画を実施します。島で頑張っている子ども達の夢を応援するプロジェクトです。
プロジェクトの目的 離島地域で暮らす中高生にとって、医学部などの医療系への進学には高いハードルがあります。その背景として、学習環境や情報量、大学進学に対する意識などの面で障壁があるというのが現状です。そこで、島で暮らしながら医療系進学を目指している中高生を医療系学生がサポートし、目標達成を応援することが目的です。
受験勉強のアドバイスや入試の情報、大学での勉強やキャンパスライフの紹介、医療職の仕事についてなど、中高生のニーズに合わせた内容のイベント等を企画し、モチベーション向上に繋げることが重要な目的の1つです。また、医療系のような高い進学目標を諦めたり、そもそも医療職が将来の選択肢として考えられていない状況において、少しでも医療職に興味関心を持ってもらえるような企画を実施することも大事な目的であります。
当初の計画 本プロジェクトが立ち上がった当初の計画としては、まずは島で暮らす中高生や離島地域の高校の先生などが実際にどのような事を求めているのか、大学生に何をしてもらいたいと思っているかをアンケート調査した上で、その結果を踏まえた企画を考案し、実行していこうと計画しておりました。当初は企画の具体的な構想は決めず、あくまでも目的とニーズに沿うような企画にしていくことをモットーとしました。そして、企画の実施頻度も未定でしたが、1つ企画を開催し終えたらその都度振り返りをし、良かった点や改善点をブラッシュアップして、それを踏まえた上で次回以降の企画を作っていくというフローを想定して、活動を進めていくことにした。
2021年3月までの取組 7/30~8月上旬:島の中高生&高校教諭へのアンケート調査⇒中高生51名、高校教諭4名からご回答頂いた。
 8/12~:アンケート結果を基に企画の考案、宣伝・参加者募集、開催準備など
 9/26・10/3:第1回イベント企画『中高生×医学生 Onlineトーク』開催
 10/27:幹部体制の発足&幹部ミーティング(第1回企画の振り返り、幹部の役割の確認、今後の活動指針の明確化)
⇒活動指針の"2本の軸";「イベント企画」&「学習サポート企画」
 11/7~:アンケート結果および第1回企画の経験を基に第2回企画の考案、宣伝・参加者募集、開催準備など
 11/28~:オンライン学習サポート企画『リモート学習ナビ』宣伝開始
 12/27~:『リモート学習ナビ』始動(高校1年生に月1回の頻度で実施中)
 1/7:奄美大島の南海日日新聞に取材され、宣伝記事を掲載して頂けた。
 1/30・2/13:第2回イベント企画『現役大学生による面接対策サポート』
 2/21:幹部ミーティング(第2回企画の振り返り、今後の方針検討)
 3/1~:新年度に向けた新メンバー募集&新年度の幹部体制への移行
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振り返り 全体を通して「離島地域の子ども達の夢を応援したい」という共通の思いをもって、所属メンバー全員で活動できています。良かった点は、企画をやったらその都度振り返り、その反省点や改善点などを、次の企画の準備や運営に生かすことができている事です。その結果として、この7-8ヶ月間で2つのイベントの開催を果たすことができたと考えています。それと同時に見えてきた課題としては、企画の準備から運営まで全てが遠隔でやり取りしながら活動しておりますので、話し合いを深めたり、全員が共通認識や同じ方向性をもって活動に取り組むことに難しさがありました。そのため文章のコミュニケーションに加えてZoomでの顔を合わせた会議も適度に行いながら、活動を進めて参りました。また、今後の活動の継続性も課題の1つです。このプロジェクトは島の子ども達がいる限りニーズがある活動であるはずなので、いかに来年度や再来年度以降にも持続可能な取り組みであることも重要な価値であると考えています。そして、日本中に島は多くあるので、より多くの離島地域へ繋がるチャンスを届けることができるかも課題になっております。現在はどうしてもコネクションのある離島地域からの参加者に偏っておりますので、広報の強化も含めて検討の余地がある部分であります。
今後の計画 4月上旬:新年度の第1回幹部ミーティング実施
 ⇒今後の活動指針も再確認した上で、次回のイベント企画に向けて動いていく予定
 ⇒学習サポート企画も継続しながら、その実施内容や方法についてより良くしていけるよう協議していく。

4月~5月上旬:ドクタラーゼ38号(7月発行)に掲載の記事作成
7月30-31日:第53回医学教育学会の学生セッションにて活動発表
※上記以外の具体的な取り組みは未定ですが、新たな企画を実行しつつ、これまでの活動実績をもって「シマナビnet+」というプロジェクトを離島地域や教育関係者などへ周知するような取り組みも進めていく

離島の現場にいる学校、病院と一緒に何か企画ができるのではないか

活動の様子
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『中高生×医学生Onlineトーク』の様子

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『現役大学生による面接対策サポート』の様子

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