【概要】新型コロナウイルスのパンデミックを契機に、世界は大きく変貌しつつあります。このような大変革期だからこそ、産官学の様々なライフサイエンスプレイヤーに対して、とりわけスタートアップや新規事業によるイノベーション創造への期待が一層高まっています。 Web Seminar 「アフターコロナへの挑戦」のシリーズ1では、4回にわたって起業のエッセンス編をお届けします。
各回のセッションはLINK-Jが支援するアクセラレーションプログラムZENTECH DOJOを運営しているINDEE Japanの代表の二人をお招きして、ライフサイエンス領域において新しい事業を生み出していくために絶対に外せないポイントを中心にお伝えいたします。
起業を視野に入れている方はもちろん、起業に関心はあるものの具体的なイメージをお持ちでない方、新規事業開発担当の方もぜひご参加ください!
今回は、約20年間製薬会社で新薬の探索研究を行った後に退職、マイキャン・テクノロジーズ株式会社を創設された宮﨑氏にお越しいただき「起業の実務」を語っていただきます。同氏は起業家支援プログラム「ZENTECH DOJO Nihonbashi」の第一期生でもあります。
マイキャン・テクノロジーズ社は、三日熱マラリアの原虫培養のために再生医療技術を利用し血球細胞(MPV細胞)の開発や販売、デング研究用白血球の製品化を行い、現在は新型コロナウイルス研究用細胞の作成に注力中です。
【参加方法】
※本イベントにはZoomウェビナーを使用します。ウェビナーにて参加の方は、セッション中の質疑応答やアンケートにご参加いただけます。6/8 午前9時迄にpeatixにて参加登録をお済ませください。→ https://startup-2.peatix.com
ご登録いただいた方に、6/8 午前9時以降、peatixメッセージにてZoomウェビナー参加URL・パスワードを送信いたしますのでpeatix内受信箱をご確認ください。(専用URLとなりますので他者との共有はお控えください)
ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。
※視聴のみご希望の方は登録不要です。お時間になりましたら下記YouTubeにてご視聴ください。ただし質問やアンケートにはご参加いただけません。
https://youtu.be/6SFprKnNsQc
プログラム
16:00 - オープニング
16:10 - セッション
宮﨑氏、津嶋氏、津田氏、ほか
16:30 - パネルディスカッション
宮﨑氏、津嶋氏、津田氏、ほか
17:00 - クロージング
登壇者
プレゼンター
津嶋 辰郎 氏(INDEE Japan代表取締役マネージングディレクター)
学生時代に鳥人間コンテストのチームを立ち上げ2度の優勝と日本記録樹立を果たす。エンジニアとして創業も含めて複数の研究開発型ベンチャーで過ごした後、大企業を知るためにコンサルティング会社で経験を積む。2011年に"新規事業の特殊部隊"であるINDEE Japanを共同創業。その他、学生向けの起業家育成プログラムの開発・実践、政府機関の技術委員および数社の取締役も務める。
津田 真吾 氏(INDEE Japan代表取締役テクニカルディレクター)
日本IBMの社内ベンチャーであるハードディスクの研究開発に携わり、パソコン黎明期をエンジニアとして過ごす。コンサルティング会社の幹部を務めた後、2011年に"新規事業の特殊部隊"であるINDEE Japanを共同創業。クリステンセン教授の著作『ジョブ理論』の日本語版解説、『「ジョブ理論」完全理解読本』の執筆、ベストセラー『巻き込む力』の翻訳なども手がける。
宮﨑 和雄 氏(マイキャン・テクノロジーズ株式会社 代表取締役CEO)
東京理科大学理学研究科卒業。専門は有機合成化学および再生医療。約20年間製薬会社で血管系疾患、腎疾患、中枢神経系疾患に対する低分子化合物の探索研究や、再生医療を補完する低分子化合物の探索研究を行う。インドでのマラリア・デング熱など感染症との出会いを契機に2016年マイキャン・テクノロジーズ株式会社設立。再生医療技術を活用した特殊な血球感染症の課題解決を目指す。
INDEE Japanについて
イノベーションのジレンマで有名なクリステンセン教授創業のInnosightのパートナーもあり、国内の大手企業数多くのコンサルティング実績を持つ。4年前から日本橋ライフサイエンスビルにおいてエンジェル型のアクセラレーションブログラムであるZENTECH DOJOをスタート。現在研究開発型のスタートアップ約15社を創業期からサポートしており、すでに大手企業にExitした企業も生まれている。シンガポールにも拠点を持つ。
マイキャン・テクノロジーズ株式会社について
再生医療技術を用いて作製した「血球様細胞製品」の提供を通じ、マラリアやその他の感染症および免疫系疾患の研究に寄与する事業を展開している。
経済産業省の平成27年度「先端課題対応型ベンチャー事業化支援等事業」をきっかけとして活動を開始し、同年より現在に至るまで長崎大学・京都大学とマラリア研究用幼若血球細胞の開発を行うため共同研究中である。2016年にマイキャン・テクノロジーズ社を設立し、CEOとして参画した。2017年から2製品目のデング、2018年2月に京大桂ベンチャープラザに自社研究所を設置し、製品開発を行っている。2019年12月、世界初の製品ヒトiPs細胞由来未成熟樹状細胞(Mylc細胞)の発売を開始。2020年製品技術を活用し、新型コロナウイルス研究用細胞の作成に注力中。
今後の開催予定
今後の開催予定は下記の通りです。追って告知をいたしますので是非ご参加ください!
6/16(火)16時~「vol.3 事業開発に不可欠なリテラシー」
7/1(水)16時~「vol.4 事業成長に不可欠なリテラシー」
参加費
無料(要事前登録)
主催
LINK-J