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Denmark Life Science ZOOM Webinar『デンマークのバイオバンクとCOVID19』 ~コロナ・バイオバンクを新設しCOVID19へ対峙~

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新型コロナウィルス第3波への懸念が世界的に高まる中、ワクチン開発にも拍車がかかり、人への投与間近の製品もいくつか出てきています。デンマークでは、今年の春、コロナ・バイオバンクが新たに設立されました。データおよびバイオサンプルの収集が進み、ワクチン他、治療薬開発への貢献が期待されています。

今回のWebinarでは、デンマークのバイオ・ゲノムバンクを統括する立場にあるEstrid Høgdall教授よりデンマークのバイオバンク・ビッグデータの持つ魅力に加え、COVID19に対峙するための必要性から生まれた新たなバイオバンクも含めデンマークのバイオ・ゲノムバンクを企業の皆様にどのようにご活用いただけるかといったお話をしていただきます。また、日本からは、国立感染症研究所の野入先生にご登壇いただき、先生のチームが開発を進めている新型コロナの重症化リスクの予測を可能とする検査方法についてお話しいただきます。
2018年に続き今年の国連によるレポートでも、デンマークは電子化政府が世界で最も進んだ国との評価を受けています。デンマークのゲノム・バイオバンクが十分に機能するのもCPR番号(=日本のマイナンバー)1*)に全ての情報が紐付けられるといったデジタルプラットフォームが整っているからこそです。

そこで、今回は、デンマーク・デジタル庁のDr. Karen Ejersbo Iversenにも参加いただき、データ保護の観点からお話をしていただくことになっています。
今回のWebinar をお聞きくださる皆様と一緒にバイオバンクやビッグデータを活用する上での課題を考えつつ、ワクチンや検査方法・治療方法・治療薬の開発にデンマークのバイオ・ゲノムバンクが貢献できる可能性が見いだされますことを祈念しております。

クリックするとPDFが開きます

20201202 program on Dec. 10.pdf

日時2020年12月10日(木)17:00~18:30

会場
オンライン開催(zoom)
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

申込締切

※申込締切 12月7日(月)

1*)CPR番号
デンマークでは、日本のマイナンバーに当たるCPR番号(個人識別番号)が導入されてから50年近くがたち、ヘルスデータとの紐づけも1970年代に始まっております。CPR番号は、今では、ヘルスデータの管理・運営に欠かせないものとなっており、出生・検査・手術・治験等の際に採取された血液・組織などの生態サンプルの凍結保存も、全てこのCPR番号に基づいて行われています。

プログラム

※全ての講演は英語で行われます。同時通訳付です。
※都合によりプログラムが一部変更される場合がございますのでご了承ください。

時間 内容
17:00~17:05 開会挨拶
Mr. Joakim Steen Barron-Mikkelsen 
デンマーク大使館・経済外交担当官(保健医療)
17:05~17:10 本日のアジェンダ紹介(含: Webinar登壇者)
司会:Mr. Rasmus Beedholm-Ebsen, Ph.D. 
デンマーク外務省投資局 (Invest in Denmark) スペシャルアドバイザー(ライフサイエンス担当)
17:10~18:05 “Data Protection”
Ms. Karen Ejersbo Iversen, Ph.D.
デンマーク・デジタル庁
“Danish Corona/COVID19 Biobank, a new biobank in Bio- and Genome Bank, Denmark: How was it established and how Foreign companies could collaborate”
Ms. Estrid Høgdall, Ph.D. 
コペンハーゲン大学分子病理学Clinical Professor and Director of the Nationwide Bio- and Genome Bank Denmark
”COVID19の重症化を尿検査により予測可能に”
野入 英世 先生
国立国際医療研究センター
18:05~18:25 Q&A

18:25~18:30 中締め
お知らせ
曽山 明彦  
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン理事 兼 事務局長
閉会

登壇者紹介 

※詳細はPDFをご確認ください。
・Ms. Karen Ejersbo Iversen, Ph.D.(デンマーク・デジタル庁)
・Prof. Estrid Høgdall, Ph.D. (コペンハーゲン大学分子病理学教授兼Bio- and Genome Bank DenmarkのDirector)
・野入英世 先生 (国立国際医療研究センター 上級研究員 )

参加費

無料

主催

【主催】デンマーク大使館 (Invest in Denmark)
【後援】一般財団法人バイオインダストリー協会(予定)
    一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)

お問い合わせ先

デンマーク大使館 Invest in Denmark
飯田留美 rumiid@um.dk

クリックするとPDFが開きます

20201202 program on Dec. 10.pdf

日時2020年12月10日(木)17:00~18:30

会場
オンライン開催(zoom)
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

申込締切

※申込締切 12月7日(月)

1*)CPR番号
デンマークでは、日本のマイナンバーに当たるCPR番号(個人識別番号)が導入されてから50年近くがたち、ヘルスデータとの紐づけも1970年代に始まっております。CPR番号は、今では、ヘルスデータの管理・運営に欠かせないものとなっており、出生・検査・手術・治験等の際に採取された血液・組織などの生態サンプルの凍結保存も、全てこのCPR番号に基づいて行われています。

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