2023年6月27日(火)、デンマーク王国大使館とLINK-Jは「LINK-J & デンマーク王国大使館主催 ライフサイエンスセミナー 『データがつくる生命科学』 ~AIと時系列データが生み出すパワー」をハイブリッド形式にて開催しました。
主催:デンマーク王国大使館 、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
共催:東北大学東北メディカル・メガバンク機構
15:40:02
(動画は一部編集をしております。)
デンマークよりバイオインフォマティクス分野において世界的に著名なDr. Søren Brunakにお越しいただき、分子レベルのバイオデータと、電子カルテ、生活情報、バイオバンクといった健康データ等を融合・解析し得られた数々の研究成果をご紹介いただきました。次に、健常者の時系列健康データを有する東北メディカル・メガバンク機構から木下賢吾先生、最後には、特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構会長/沖縄科学技術大学院大学教授の北野宏明先生にもご登壇いただきました。
ビッグデータからAIを作るというだけでなく、データが価値を生み、それを国内外で展開し、健康な社会を生み出す仕組みづくりのために、日本とデンマーク両国がどのように協力できるかをご登壇の皆様に議論した内容となっております。
開会挨拶
デンマーク王国大使館・経済外交ヘルスケア担当 公使参事官 Mr. Thomas Højlund Christensen
『ディープラーニング技術を用いた全国規模の分子・臨床データの統合』
"Integrating population-wide molecular and clinical level data with deep learning techniques"
コペンハーゲン大学 Novo Nordisk基金タンパク質研究センター Prof. Søren Brunak
【発表資料はこちらよりご確認ください。】
『東北メディカル・メガバンクにおけるゲノム・オミックス研究の現状と今後の目指す方向』 "Current status and future direction of genome and omics study in Tohoku Medical Megabank Project"
東北大学東北メディカル・メガバンク機構副機構長/ 東北大学教授
木下 賢吾 先生
『AIがもたらす科学の発見』
特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構会長/沖縄科学技術大学院大学教授
北野 宏明 先生
パネルディスカッション
『国境を越えた健康データへの取り組み』
"Working across country boundaries on health data: replication and federation"
<パネルディスカッション参加者>
モデレーター:東北大学東北メディカル・メガバンク機構/東北大学教授
長神 風二 先生
Dr. Søren Brunak 、木下賢吾先生、北野宏明先生
デンマーク外務省投資局 スペシャルアドバイザー(ライフサイエンス担当) Dr. Rasmus Beedholm-Ebsen
閉会挨拶
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
常務理事 曽山 明彦
イベント後のネットワーキング・レセプション会場は非常に盛り上がりました。
皆様、登壇者をはじめとした多くの方とお話をされており、活発なネットワーキングが行われました。
最後に、現地参加の皆様と記念撮影を行いました。
当日はリアルとオンライン含め294名と多くの方にご参加いただきました。
ご視聴・ご参加、誠にありがとうございました。