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イベントレポート

「会員間の交流を深めるためのミートアップイベント番外編『第9回LINK-J Member's Meetup』スタートアップ海外進出支援」(11/17)を開催

2022年11月17 日(木)に、会場(GLOBAL LIFESCIENCE HUB)とオンラインにて「会員間の交流を深めるためのミートアップイベント番外編『第9回LINK-J Member's Meetup』スタートアップ海外進出支援」を開催いたしました。(主催:LINK-J)

第9回の今回は番外編として、スタートアップが海外進出する際の支援や取組みについて、下記の8団体ご紹介いただきました。

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【登壇企業】
在日スイス大使館 スイス・ビジネス・ハブ
駐日英国大使館
駐日デンマーク大使館
経済産業省
JETRO
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
独立行政法人 工業所有権情報・研修館(INPIT)
Kicker Ventures

在日スイス大使館 スイス・ビジネス・ハブ
松田 俊宏(投資促進部長)

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松田氏からは「スイス - 日本のスタートアップの可能性」と題し、スイスと日本の事業展開について共通点や相違点を説明いただき、スイスがどのようにしてイノベーティブな地位を確保しているか、力を入れている分野についても紹介いただきました。また具体的な研究事例や日本企業のスイスを活用した環境問題への取り組み、企業活動に有利なスイス税制についても触れ、「大企業のオープンイノベーションやスタートアップの海外進出をサポートしたい」と呼びかけました。

駐日英国大使館
由良 毅(アジア太平洋地域ライフサイエンス部門長)

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由良氏からは、「英国はライフサイエンス分野に非常に強い歴史を持っており、世界のライフサイエンスをリードする立場として、ライフサイエンスが基幹産業の一つとなると考えている」と紹介されました。加えて、英国だけでは限界があり、ひろく世界のライフサイエンス分野で活躍している国や企業の参加を求めており、ともにこの業界を盛り上げていきたい、そして日本企業のグローバル化にも見合うことからぜひ相談いただきたい」と述べられました。

駐日デンマーク大使館
トーマス ホイルンド クリステンセン(経済外交ヘルスケア担当 公使参事官)

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デンマークの輸出の20%以上がライフサイエンス製品であり、また日本への輸出も40%を超えていて、ライフサイエンス分野はデンマークの最大の産業であると紹介いただきました。 駐日デンマーク大使館には外国企業のデンマークでの起業を支援する部署があり、あらゆる面でサポートし、大きなネットワークを持っているため、ぜひ興味のある方はご連絡くださいと述べられました。

経済産業省
北角 理麻(経済産業政策局 アジア新産業共創政策室(ADX室)室長補佐)

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北角氏からは「経産省におけるアジアDX (ADX)政策について」講演いただきました。ASEAN市場は、人口ボーナス期も迎えるとともに、中長期的な経済成長および市場性拡大が期待される市場です。特に、デジタル技術の活用によって、先進国が歩んできた技術発展の道のりの途中段階を飛ばし、一気に最先端の製品・サービスが普及(リープフロッグ)しているのが特徴である。こうしたアジアの活力を取り込むべく、現地企業との協業が、アジア展開を目指す日本のスタートアップ企業にとって事業拡大の好機になると述べられました。また日本企業とアジア現地企業の協業事例や支援事業の概要について紹介いただきました。

JETRO
澤田佳世子(スタートアップ支援課 課長代理)

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澤田氏からは、ハンズオン支援プログラムとして事業戦略策定、ネットワーキングPR、資金調達、人材育成について紹介いただきました。 世界各地のメンター、投資家、企業をつないだエコシステムから日本のスタートアップのグローバル展開を目指すというミッションを述べられました。

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
奥田 洋子(イノベーション推進部 総括グループ 主査)

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奥田氏からは「NEDOの助成金を獲得しよう!研究開発型スタートアップ」と題し、支援事業の全体像や次回公募の際に今できること、事前準備、書類審査員ポイントを詳細に説明され、他にも随時募集中の個別相談会やワンストップ窓口の紹介もしていただきました。

独立行政法人 工業所有権情報・研修館(INPIT)
菅原 洋平(知財戦略部 部長)

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菅原氏からは「INPITのビジネスに生かす知財支援」として事業の三本柱である、知財経営支援、情報提供、人材育成について説明いただきました。また知財戦略、交渉戦略の重要性だけでなく失敗例も提示いただきました。 ほかにもIPランドスケープ支援事業について紹介され、「知的財産についてお気軽にご相談ください」と話を締められました。

Kicker Ventures マネージングパートナー、Co-Studio共同創業者
清峰 正志

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LINK-Jサポーターでもある清峰氏からは、Kicker Venturesの紹介として「イノベーションが産むインパクト」、「グローバルビジネスの難しさ」を紹介いただきました。 また投資テーマとして「次世代ヘルスケア」を掲げ、10年で世界は大きく変化し、10年後の「ヘルスケア」産業も当然変わっている、また近未来のヘルスケアのグローバルスタンダートになりうるSTART IPに投資していると述べられました。

講演後は、リアル会場限定で会場参加者の皆様と登壇者の名刺交換会がおこなわれました。

イベントにご参加の皆様、ご登壇者の皆様、誠にありがとうございました。第10回となるミートアップイベントは2023年3月27日に創薬をテーマに開催を予定しておりますので、LINK-Jウェブサイトの告知をお待ちください。またのご参加をお待ちしております。

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