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イベントレポート

「会員間の交流を深めるためのミートアップイベント『第8回LINK-J Member's Meetup』アカデミア発メドテックピッチコンテスト前夜祭」(9/30)を開催

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2022年9月30 日(金)GLOBAL LIFESCIENCE HUB、オンラインにて「会員間の交流を深めるためのミートアップイベント『第8回LINK-J Member's Meetup』アカデミア発メドテックピッチコンテスト前夜祭」を開催いたしました。(主催:LINK-J)

第8回の今回は「アカデミア発メドテックピッチコンテスト前夜祭」と題して、10月1日に開催しました「アカデミア発メドテックピッチコンテスト1次ピッチ審査 」の出場チームを推薦いただいたアカデミアの11校に登壇していただき、産学連携やスタートアップ支援の取り組みについてプレゼンテーションをおこないました。

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【登壇企業】
神奈川県立保健福祉大学
九州大学
国立国際医療研究センター
国立がん研究センター東病院
筑波大学
東京大学
東北大学
名古屋大学
北海道大学
早稲田大学
聖マリアンナ医科大学

神奈川県立保健福祉大学
黒河 昭雄(イノベーション政策研究センター研究員(シニアマネージャー))
「神奈川県立保健福祉大学SHIのご紹介」

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神奈川県立保健福祉大学では「次世代のヘルスイノベーターを育成する」ことを目的にヘルスイノベーション研究科を創設しています。またそのシンクタンクとしてイノベーション政策研究センターも併設しており、神奈川県と連携しイノベーションの社会実装に向けた取り組みをご紹介いただきました。

九州大学
仕田原 和也(オープンイノベーションプラットフォーム(OIP)サイエンスドリブンチーム)
「OPEN INNOVATION PLATFORMについて」

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九州大学は「総合知で社会変革を牽引する大学」を目指し新たにオープンイノベーションプラットフォームに「フューチャーデザイン」「イシュードリブン」「サイエンスドリブン」チームを新設し、組織改革を行っています。各チームのこれからの注力政策やこれまでの事例をご紹介いただきました。

国立国際医療研究センター
友次 直輝(インターナショナルトライアル部 エグゼクティブマネジメント室長)
「感染症パンデミックへのPreparedness: グローバルヘルスとプロダクト開発、EBMの協力スキームの形成」

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国立国際医療研究センターインターナショナルトライアル部は、グローバルヘルスとアンメットニーズに対する医薬品・医療機器開発、エビデンス創出のための国際臨床試験を実施しています。産官学連携による国際臨床試験のための基盤構築、日本企業の国際開発支援、プロジェクト創出のためのイベントの開催、パンデミックに伴うリモート臨床試験プラットフォーム形成についてご紹介いただきました。

国立がん研究センター東病院
竹下 修由(スタートアップ支援室長)
「国立がん研究センター東病院におけるベンチャー支援」

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国立がん研究センター東病院は内部のベンチャー創出と外部のベンチャー支援の二軸でベンチャー支援に取り組んでいます。NCC(国立がん研究センター東病院)発のベンチャーのご紹介やLINK-Jと三井不動産とともに提供しております三井リンクラボ柏の葉1等についてもご紹介いただきました。

筑波大学
西野 由高(国際産学連携本部 本部審議役/教授)
「筑波大学発ベンチャー創出への取り組み」

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筑波大学は「大学での研究・教育分野から得られた成果をいち早く社会に還元する」ことをミッションに掲げ、民間企業との共同研究や起業家人材の育成、スタートアップ創出支援を行っています。START大学推進型「つばさ」というアントレプレナー育成から事業化まで一貫した支援体制を構築しており、現在起業支援を行っているベンチャー企業を動画も交えてご紹介いただきました。

東京大学
菅原 岳人(産学協創推進本部 インキュベーション担当ディレクター)
「東京⼤学とメドテックスタートアップ」

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東京大学では産学協創推進本部、スタートアップ推進部を設け、ビジネス意識前のアントレプレナーシップ教育から起業後のインキュベーション施設までさまざまなフェーズに合わせて支援しています。 また、東大が事業支援しているスタートアップの経過やインキュベーション施設の入居数の変化を提示いただき、ディープテックの場合は事例を出すまでに8~10年かかるということや、事例が出ることで投資家が集まりエコシステムの形成に繋がることをお話いただき、地道に継続していくことの重要性についても語っていただきました。

東北大学
石倉 慎也、宇佐見 晃(産学連携機構 スタートアップ事業化センター)
「東北大学のスタートアップ支援の取組について」

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東北大学は今年で115周年を迎え、教育、研究、社会との連携の循環を実現してきました。ベンチャー支援は社会との連携の部分にあたり、独自のシームレスなベンチャー支援システムを構築しています。ベンチャーの創出状況や起業家育成拠点である東北大学スタートアップガレージ等についてもご紹介いただきました。

名古屋大学
深井 昌克(学術研究・産学官連携推進本部 メディカルイノベーション推進室 室長補佐、特任教授)
「名古屋大学の「メディカルイノベーション推進室(MIU)」と愛知県の「STATION Ai」のご紹介」

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名古屋大学は現在の産学支援体制についてお話いただいた後、LINK-Jとともに開催しているLINK-Jオンライン・トークや独自で開催されている基礎医学特論メディカルスタートアップ基礎講座についてご案内いただきました。また、2024年10月に完成する日本最大規模のインキュベーション施設STATION Aiについてもご紹介いただき、「医療・ヘルスケアイノベーションの拠点となっていきたい」と述べました。

北海道大学
千脇 美香(産学・地域協働推進機構 産学連携推進本部 スタートアップ創出部門 産学協働マネージャー)

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北海道大学は「起業」×「人材育成」で道外流出人材の呼び戻しを実現することをミッションとし、起業家育成と研究者への起業支援を行っています。東大の本郷テックガレージを北大にも導入し、ものづくり支援も行っています。学生たちの起業家マインドを育成し、北大発スタートアップ企業へ就職を希望する人材や、研究者への起業支援を行っています。

早稲田大学
喜久里 要(アントレプレナーシップセンター課長)
「Waseda Innovation Ecosystem」

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早稲田大学は、支援機能のすべてを学内に保有するのではなく、スタートアップの着想から上場に至るまでに必要な様々な支援を、LINK-Jを含むエコシステムビルダーの協力をいただきながら体系的に支援することが大事と考えています。あわせて、早稲田大学独自のファンドであるPoCファンドや提携ベンチャーキャピタルの紹介など、起業後の投資環境の現状についてもご紹介いただきました。

聖マリアンナ医科大学
小林 泰之(大学院医学研究科医療情報処理技術応用研究分野教授/デジタルヘルス共創センター副センター長)
「未来の医療を創る"医療人2030"育成プロジェクト2022年度の新たな挑戦:Web3/DAO/NFTとメタバースを活用した医療インタープレナーコミュニティ」

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聖マリアンナ医科大学は「未来の医療を創る"医療人2030"育成プロジェクト」という最新テクノロジー(AI/ICT)などの次世代医療でイノベーションを起こす人材を育成するプログラムを提供しています。医療AIのセミナー等の講演の受講者数は延べ9000人を超え、新時代のコミュニティ・マネジメント術を活用した人材育成プログラムも行い、次世代医療を担う起業家を育成しています。

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講演後は、リアル会場限定で会場参加者の皆様と登壇者の名刺交換会がおこなわれました。

イベントにご参加の皆様、ご登壇者の皆様、誠にありがとうございました。 第9回はスタートアップ海外進出支援をテーマに11月17日(木)に開催します(詳しくはこちら)。ぜひご参加ください。

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