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日本発のmRNA医薬・ワクチンの実現へ

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日本発のmRNA医薬・ワクチンの実現へ

COVID-19パンデミックに対して、わずか1年足らずで開発されたmRNAワクチン2種の成功は、まさに驚異的であり、世界を救ったmRNA医薬は一気に新規創薬モダリティとして世界に認知されたと言えるでしょう。一方、mRNAワクチン開発における日本の存在感は残念ながら大きいとは言えない状況であり、今後に向けての体制強化が強く求められています。

本セミナーでは、mRNA医薬・ワクチンの実現に向けて、産官学の第一線で取り組んでいらっしゃる5名の演者の方をお迎えし、レギュラトリーサイエンス、DDS研究、ベンチャー企業、製薬企業、CDMOといったお立場からの取組みを語っていただきます。

さらに、日本発のmRNA医薬・ワクチンを実現していくためには、何が重要なのか、我々は何をしていくべきかといった、今後の課題と解決策について、議論したいと考えております。リアル会場では演者の皆様を囲んでネットワーキングタイムもありますので、多くの方々にお越しいただければと思います。

日時2023年11月21日(火)17:30-20:00(17:15開場、19:30-20:00名刺交換会)

会場
日本橋ライフサイエンスハブ、オンライン(Zoom Webinar)
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

リアル会場にお申込みをされた方は直接会場にお越しください。 本イベントにはZoomウェビナーを使用します。 ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。

プログラム

時間 内容
17:15 開場
17:30-17:35 開会・イントロダクション
LINK-J事務局長 高橋 俊一
17:35-17:55 講演「mRNA医薬の現状と今後の展望」
井上 貴雄 氏
国立医薬品食品衛生研究所 部長
17:55-18:15 講演「細胞内環境応答性脂質材料を基盤としたRNA・核酸送達技術」 
秋田 英万 氏
東北大学大学院薬学研究科 教授
18:15-18:30 講演「mRNA創薬の多様な展開」
秋永 士朗 氏
NANO MRNA株式会社 代表取締役社長
18:30-18:45 講演「新型コロナウイルス感染症に対する次世代レプリコンワクチン(ARCT-154)の開発」
黒沢 亨 氏
Meiji Seika ファルマ株式会社 取締役専務執行役員
18:45-19:00 講演「アルカリスが拓くmRNAの世界」
高松 聡 氏
株式会社ARCALIS 代表取締役社長 CEO
19:00-19:30

パネルディスカッション
パネリスト
・井上 貴雄 氏 国立医薬品食品衛生研究所 部長
・秋田 英万 氏 東北大学大学院薬学研究科 教授
・秋永 士朗 氏 NANO MRNA株式会社 代表取締役社長
・黒沢 亨 氏 Meiji Seika ファルマ株式会社 取締役専務執行役員
・高松 聡 氏 株式会社ARCALIS 代表取締役社長 CEO

モデレーター
・吉田 哲郎 氏 アクセリード株式会社

19:30 中締め
19:30-20:00 ネットワーキング(リアル会場のみ)

登壇者

登壇者プロフィール
inoue150×190.png 井上 貴雄 氏 国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部長
熊本県出身。1998年東京大学薬学部卒業、2003年東京大学大学院薬学系研究科博士後期課程修了、同年4月より東京大学大学院薬学系研究科助教。2011年10月、国立医薬品食品衛生研究所(国立衛研)に異動、2013年10月に国立衛研に核酸医薬を所掌する室が新設され、室長に着任。2014年10月より日本医療研究開発機構(AMED)設立準備室を併任(〜2015年3月)、2015年4月よりAMEDに出向し、レギュラトリーサイエンス研究の予算配分を担当(〜2017年5月:規制科学・臨床研究支援室長)。2017年6月に国立衛研に復帰。2020年4月より現職。
【委員、学会活動等】
再生医療等製品・生物由来技術部会 委員
医薬品医療機器総合機構 専門委員
AMED医療研究開発革新基盤創成事業 プログラムオフィサー 
AMEDゲノム創薬基盤推進研究事業 科学技術調査員
日本核酸医薬学会 レギュラトリーサイエンス部会 主任幹事 
大阪大学大学院薬学研究科 招へい教授
東京理科大 客員教授
1121.png 秋田 英万 氏 東北大学大学院薬学研究科 教授
1997年3月 東京大学薬学部薬学科 卒業
1999年3月 東京大学大学院薬学系研究科修士課程 生命薬学専攻 修了
2001年4月 日本学術振興会特別研究員(DC2)
2002年3月 東京大学大学院薬学系研究科博士後期課程 生命薬学専攻 修了 
2002年4月 日本学術振興会特別研究員(PD)
2002年7月 北海道大学大学院薬学研究科 助手
2016年4月 千葉大学大学院薬学研究院 教授
2022年4月 東北大学大学院薬学研究科 教授
【主な受賞歴】
2010年5月 日本薬剤学会第25年会 奨励賞
2011年3月 平成23年度 日本薬学会 奨励賞
2013年7月 第5回日本DDS学会 奨励賞
2020年3月 令和元年度 日本薬学会 学術振興賞
2020年6月 第13回 日本DDS学会水島賞
2023年4月 令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)
秋永士朗150×190.png

秋永 士朗 氏 NANO MRNA株式会社 代表取締役社長
協和キリンにて、創薬研究と臨床開発を従事。グローバル開発担当執行役員を経験し、T細胞リンパ腫治療抗体モガムリズマブの上市経験を持つ。同剤は昨年グローバルで200億円を超える売上を記録。2017年に核酸医薬およびそのDDSに特化した「アキュルナ株式会社」に参画し、mRNA医薬1剤、核酸医薬2剤の臨床開発への道筋をつける。
2020年、その成果を評価したナノキャリアによるアキュルナ株式会社の吸収合併に伴い取締役・研究開発本部長としてナノキャリアに参画。
2022年12月、ナノキャリアの代表取締役に就任。2023年1月、COVID-19ワクチンにより治療手段のメインストリームの一つとなったmRNA医薬品の臨床候補を生み出し、製薬企業などへ導出することに特化するビジネスモデルへ転換。
2023年6月29日 NANO MRNA株式会社に社名を変更し、企業の成長を果たすべく発進した。

黒沢 亨150×190.png 黒沢 亨 氏 Meiji Seika ファルマ株式会社 取締役専務執行役員 研究開発本部長 PDT事業部・知的財産部 管掌、KMバイオロジクス株式会社 取締役
1990年、(旧)明治製菓株式会社に入社し研究所に配属、主として非臨床安全性・薬理研究に従事した。2011年 Meiji Seika ファルマ株式会社 発足、2014年 医薬研究所長、2018年 執行役員就任、医薬研究本部長、2021年 研究開発本部長。一貫して医薬品の創薬研究・企画、導入探索および開発プロジェクトのマネジメントに携わり、アカデミアとの共同研究開発も多数手がけてきた。農学博士。
takamatsu150×190.png 高松 聡 氏 株式会社ARCALIS 代表取締役社長 CEO
東北大学大学院理学研究科 博士(理学)。大学院卒業後、30年以上一貫して医薬品の受託開発製造(CDMO)、製薬ビジネス、ライフサイエンス事業に、味の素、富士フイルム、AGCの各社で従事。味の素在職中は、CDMO分野での研究開発、製造、販売、事業管理といった広範な業務を、国内・海外において歴任。富士フイルムでは統括マネージャーとして、M&Aも含めたバイオCDMOの事業拡大と、医薬ライセンシング業務を牽引。2018年には、バイオ向け培地を製造する米国の富士フイルムアーバインサイエンティフィック社で、CPO(チーフプラニングオフィサー)として経理・財務、人事、法務、経営企画部門を統括し、買収企業のPMIを実行。2019年にはAGCへ転じ、ファインケミカルズ事業部長として、低分子医農薬CDMO事業を拡大。2023年より現職。

参加費

無料

定員

リアル会場100名、オンライン1000名

主催

一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)

お問い合わせ先

LINK-J事務局
E-mail : contact@link-j.org

日時2023年11月21日(火)17:30-20:00(17:15開場、19:30-20:00名刺交換会)

会場
日本橋ライフサイエンスハブ、オンライン(Zoom Webinar)
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

リアル会場にお申込みをされた方は直接会場にお越しください。 本イベントにはZoomウェビナーを使用します。 ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。

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