■女性活躍支援イベント第三弾 東京大学編■
日本の女性研究者の割合は年々緩やかな増加傾向にありますが、諸外国と比較すると未だ少数に留まっています。そこでLINK-Jでは女性活躍支援イベントを昨年11月に開始しました。
第三弾東京大学編 として本企画では先輩女性研究者の先生方にご登壇いただき、日本の女性研究者の現状からご自身のキャリアやこれまでの研究をお話い頂くことで、現役の女性研究者や、研究者を志す学生の方はもちろん、女性、男性を問わず研究者のキャリアパスについて興味を持って頂くことで女性活躍の支援の一助となることを目指す企画となっております。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
日時:2024年9月30日(月)17:00-19:00(ネットワーキング18:30-19:00)
(外部サイトが開きます)
申込締切
現地参加:2024年9月30日(月)9:00まで
オンライン:2024年9月30日(月)18:30まで
参加方法
・オンライン会場はZoomウェビナーを使用します。事前に参加登録をお済ませください。・参加申込後に視聴URLが送られますが、マイページにも視聴URLが表示されますのでそちらからもご視聴頂けます。
・ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。
視聴URLは申込完了後メールにてお知らせいたします。
プログラム
時間 | 内容 |
17:00-17:05 |
開会挨拶 |
17:05-17:10 |
「東京大学 ダイバーシティーへの取組み」 |
17:10-17:22 |
「研究者人生の折り返し地点で考える、これまでとこれから」 |
17:22-17:34 |
「分野と国を旅するキャリアパス」 |
17:34-17:46 |
「ナノ粒子を使って認知症に挑む〜治らない病気を、治る病気に」 |
17:46-17:58 |
「企業での創薬研究や働き方について」 |
17:58-18:30 | パネルディスカッション モデレーター:吉江 尚子 氏 パネリスト:ご登壇の先生方 |
18:30-19:00 | ネットワーキング (※現地のみ) |
登壇者
登壇者プロフィール | |
小林 奈通子 東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 1997年高知県私立土佐塾高等学を卒業し、東京大学理科Ⅱ類に入学。2001年東京大学農学部卒業、同大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻に進学。2009年同大学院農学生命科学研究科で博士(農学)取得。2004年より学術振興会特別研究員(DC2)、2010年より学術振興会特別研究員(RPD)。2013年4月東京大学大学院農学生命科学研究科助教を経て、2018年12月より現職。植物が必須栄養素や有害元素を吸収し体内を移行させるメカニズムや、環境変化にどのように応答するのかを中心として研究を行っている。また、放射線取扱主任者として附属アイソトープ農学教育研究施設の管理にも携わっている。二児の母で、最近の趣味はテニスと映画鑑賞。 |
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杉原 加織 東京大学生産技術研究所 准教授 2008 – 2012 学部 慶應義塾大学物理学科(理論物理) 2008 – 2012 修士 東京大学物理工学専攻(実験半導体物理) 2008 – 2012 博士 スイス連邦工科大学 (生体医療工学) 2012 – 2014 ポスドク ドイツ・マックスプランク研究所 (生物物理) 2014 – 2020 テニュアトラック助教 ジュネーブ大学(独立) 2020 – 2023 講師 東京大学生産技術研究所(独立) 2023 - 現在 同所 准教授 |
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中村 乃理子 東京大学 大学院工学系研究科 助教 東京都出身。2021年3月東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻博士課程修了。博士(工学)。博士課程ではナノ粒子を用いた薬物送達による中枢神経系疾患の治療の研究に従事。 2021年4月から2023年3月まで、東京大学大学院工学系研究科総合研究機構太田研究室でポスドクとしてナノ粒子を用いた生体分子の検出、イメージングによる疾患超早期診断の研究に従事。 2023年4月、東京大学大学院工学系研究科総合研究機構、バイオエンジニアリング専攻助教に着任。2024年5月より東京大学工学部化学システム工学科助教を兼担。現在に至る。 専門分野は医用化学工学、医用材料工学。幅広い種類のナノ粒子をツールとして、中枢神経系疾患の理解、治療、早期診断の実現を目指した研究を行なっている。 |
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藤井 佑紀 武田薬品工業株式会社 リサーチ ニューロサイエンス創薬ユニット 主席研究員 東京大学工学部化学生命工学科卒業、東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻にて修士過程・博士過程修了(博士(生命科学))。グロービス経営大学院修了(経営学修士)。2013年武田薬品工業(株)入社。リサーチニューロサイエンス創薬ユニットで6年間創薬プロジェクトに従事したのち、現在はニューロサイエンス創薬ユニットにおいて初期プログラムのマネジメント業務や外部の研究案件のsearch and evaluation業務に従事している。 |
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吉江 尚子 東京大学副学長・生産技術研究所教授 東京大学副学長(ダイバーシティ研究環境実現担当)/生産技術研究所教授。1990年3月東京工業大学院理工学研究科修士課程修了、博士(工学)(東京工業大学、1993年)。1990年4月より同大学生命理工学研究科助手、2003年東京大学生産技術研究所助教授、2010年同教授、2020年同大学男女共同参画室長、2023年1月より同大学副学長。専門は高分子科学。特に生分解性、長寿命化、自己修復性など環境にやさしい機能性高分子材料の研究に従事。 |
参加費
無料(要事前登録)
定員
現地会場100名、オンライン1000名
主催
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK―J)
東京大学多様性包摂共創センター
東京大学産学協創推進本部