日常臨床での医師や患者等の意思決定を支援するため、一般化可能性を高めた試験デザインを採用するPragmatic Clinical Trial(PCT)が増えています。従来の臨床試験では、Efficacyを評価するため厳密な選択・除外基準が設けられ、結果の外的妥当性が課題とされてきました。一方、PCTでは多様な医療機関の多数の協力が必要であり、試験の複雑さを極力排除するアプローチが求められます。 DCTも同様に、多くのステークホルダーとの分散的・非中央集権的な対応が必要で、PCTと共通点があります。今回のセミナーでは、日本国内におけるPCT/DCTの先端的な取り組みを谷口先生から、世界的な臨床試験はどう変わるのかについて中村先生から、お話いただきます。
申込締切
本セミナーはARO協議会スタディマネージャー認定制度の受講単位対象のセミナーになります。
(単位数:2単位 StM承認番号:AROStM24052)
プログラム
17:00~17:50 PCT/DCTによる非中央集権的な臨床試験の実現
17:50~18:00 今、臨床試験の世界で起きつつあることとは?
18:00~18:30 Q&A
登壇者
愛知県がんセンター 谷口 浩也
国立がん研究センター中央病院 中村 健一
対象者
どなたでも参加可能です。
参加費
無料
主催
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 DCT/DX推進グループ
お問い合わせ先
dctwg@dmi.med.osaka-u.ac.jp