「One Medicine創薬シーズ開発・育成研究教育拠点（COMIT）」は、東海国立大学機構が推進している「岐阜大学と名古屋大学の連携を強化する連携拠点支援事業における支援対象」として、令和5年度から活動しています。本拠点では、「One Medicine（ヒトと動物の疾病は共通）」の考え方に立ち、医学、獣医学、薬学、工学等の研究者が分野横断的に連携できる環境をいかして、医学と獣医学の境界を越えた新たな学術領域「Sharing Medicine（人獣共通医療学）」の開拓、さらにヒトと動物の創薬研究の変革を目指しています。
本シンポジウムでは、本拠点の研究者ならびにプロジェクト等における研究開発の進捗状況を紹介いたします。また、山口大学共同獣医学部 水野 拓也教授による特別講演「動物のがんに対する新規治療法の開発とその苦悩～弱小ラボが世界とどう戦っていくのか～」のほか、令和5年度創薬シーズ共同研究助成に採択された課題の研究概要等を紹介するポスターセッションを予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
日時： 2025年3月7日（金）13:30-17:40
対面：国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 オークマ工作機械工学館 オークマホール
オンライン：Zoomによる配信（事前参加登録が必要です）
（外部サイトが開きます）
申込締切
プログラム
13:30 – 13:40 開会の挨拶
松尾 清一（東海国立大学機構 機構長）
吉田 和弘（岐阜大学 学長）
13:40 – 14:00
「COMIT拠点のこれまでの活動紹介と今後」
秋山 治彦（COMIT拠点長／岐阜大学医学部附属病院 病院長）
14:00 – 14:30
「局所免疫記憶の理解から導くアトピー性皮膚炎の再燃予防戦略」
朝比奈 良太（COMIT革新的モダリティ創出部門 特任准教授）
14:30 – 15:00
「大規模言語モデルを用いた医獣診療録言語の共通化」
龍岡 久登（COMITデータサイエンス部門 客員准教授）
15:00 – 15:30
「スマートインスリンデバイスの研究開発；『貼るだけで血糖コントロール』の実現を目指して」
菅波 孝祥（COMIT革新的モダリティ創出部門/名古屋大学環境医学研究所 教授）
15:30 – 15:40 ライトニングトーク（R5年度 創薬シーズ共同研究助成採択者）
15:40 – 16:40 休憩／ポスターセッション（R5年度 創薬シーズ共同研究助成採択者）
16:40 – 17:30
「動物のがんに対する新規治療法の開発とその苦悩 ～弱小ラボが世界とどう戰っていくのか～」
水野 拓也（山口大学共同獣医学部 教授）
17:30 – 17:40 閉会の挨拶
杉山 直（名古屋大学 総長）
参加費
無料 ※事前参加登録が必要です
主催
岐阜大学高等研究院 One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター
名古屋大学 One Medicine生命-創薬共創プラットフォーム
お問い合わせ先
岐阜大学高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター
E-mail: comit@t.gifu-u.ac.jp
