高度な画像解析技術と機械学習の組み合わせは、細胞や組織の詳細なイメージングを可能にし、疾患の早期発見や新薬の開発に貢献します。たとえば、画像データの大量処理とパターン認識を通じて、従来では見逃されがちだった微細な変化を検出し、疾患の診断精度を向上させることができるようになりました。この技術の進展は、パーソナライズドメディシンや精密医療への道を開く重要なステップになります。
本コースでは、そのようなバイオイメージングと情報科学との融合領域における革新的技術及び応用展開について学びます。
日時: 2024年7月3日(水)、4日(木) いずれも10:00-17:30
かながわサイエンスパーク内講義室(川崎市高津区坂戸3-2-1)
Map・アクセス詳細はこちら
- JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車 シャトルバス 5 分
- JR 新横浜駅より東急バス(有料)直行「溝の口駅」行き30 分 「高津中学校入口」下車徒歩3分 東急バスのアクセスはこちら
(外部サイトが開きます)
先着順にて承ります。
プログラム
≪日程とカリキュラム≫
▼1日目:7月3日(水)10:00~17:00
1. イントロダクション~高速流体撮像×AIの実例
-合田圭介氏(東京大学大学院理学系研究科 教授)
2. 大規模細胞内1分子イメージング
-廣島通夫氏(大阪大学大学院生命機能研究科 特任准教授)
3. 強化学習を用いたAI介入型イメージング
-小松崎民樹氏(北海道大学電子科学研究所 教授)
4. 情報処理、シミュレーションと連携した非線形バイオイメージング
ー齋藤卓 氏(愛媛大学大学院理工学研究科 准教授)
▼2日目:7月4日(木)10:00~17:00
1. トランススケールバイオイメージング
-永井健治氏(大阪大学産業科学研究所 栄誉教授)
2. 3Dバイオイメージング
-佐藤いまり 氏(国立情報学研究所コンテンツ科学研究系 教授)
3. イメージングデータ駆動発生生物学
-大浪修一氏(理化学研究所生命機能科学研究センター チームリーダー)
4. まとめ・ディスカッション
-合田圭介氏(東京大学大学院理学系研究科 教授)
参加費
49,000円(税込)その他、割引適用があります。
定員
25名
主催
地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)