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イベントレポート

「革新的医療MaaS誕生秘話とユビキタスヘルスケアの発展可能性 ~医・産・自治体連携は想いと目的の共有・共創から~ L×T bridge ニューフロンティア編 vol.2」を開催(12/7)

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12月7日(月)に「革新的医療MaaS誕生秘話とユビキタスヘルスケアの発展可能性 ~医・産・自治体連携は想いと目的の共有・共創から~ L×T bridge ニューフロンティア編 vol.2」をライブ配信いたしました。

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※画像をクリックすると動画がご覧いただけます

登壇者:
留目 真伸 氏 SUNDRED株式会社 代表取締役
峯 啓真 氏 株式会社シェアメディカル 代表取締役
安江 輝 氏 長野県伊那市役所 企画部企画政策課新産業技術推進係長
曽山 明彦  LINK-J事務局長、厚生労働省医療系ベンチャー振興推進会議構成員、東北大学客員特任教授

ユビキタスヘルスケア新産業共創の取り組み

SUNDRED株式会社は、「SUN(太陽)+HUNDRED100個)」の造語で、実現すべき"明るい"未来に向けて、"100個の新産業" を共創するために新産業のモデルを構想・共創・実装する事を企図して設立された会社です。留目真伸氏からは、現在12個の新産業の共創プロジェクトを動かしており、それらを実際にどのように進めいているのかという具体的なプロセスや、またその12個のプロジェクトは連携しており、さらにプロジェクトを進めていく主役として「インタープレナー」の重要性などをお話いただきました。
インタープレナーは所属の壁をとびこえ、目的のために動き進めていく人のことで、まさ しく今日講演いただく峯さん、安江さんのことだと紹介されました。

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⼈間中⼼設計でモノを通じて体験を売る

続いて峯啓真氏からは株式会社シェアメディカルの開発しているデジタル聴診デバイス「ネクステート」についてご講演いただきました。 同社は「助けたいという想いをITの⼒で助けられるにつなぐ」というビジョンをかかげ、デジタル医療機器の企画・開発・販売、医療⽤ソフトウェア、アプリケーションの企画・開発・販売を行っています。
「聴診器は耳が痛い」という医療現場の声がきっかけで開発をはじめて、医療従事者からのフィードバックを受けて改良、人間中心に考えたときに必要な機能を揃えたとのこと。
全国でさまざまな採用事例があり、その中では、例えば聴診器をモバイルスピーカーにつなぐことによって、医師だけではなく周りにいる人たちにも共通認識が生まれ、ディスカッションにつながったり、教育の場面でも使用されているとのこと。

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「伊那市モバイルクリニック実証事業」

最後に安江 輝 氏からは長野県伊那市での取り組みについてお話いただきました。
医療機器を搭載した車両に看護師が同乗し患者の元まで移動し、遠隔で医師が診察を行うというモバイルクリニック実証事業や、実際に使われている車両内装や診療までのステップについて詳しく紹介いただきました。

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続いてパネルディスカッションでは、モデレーターをLINK-J 事務局長曽山明彦が務め、お三方がどのように出会ったのか、またお互いに感じる強み、そして自治体に所属しながらどのようにバランスをとって事業を進めたのかをお話いただきました。
非常に興味深い内容で、ウェビナー終了後のアンケートでもぜひ第2 弾をというお声をいただいておりますし、また登壇された皆さんもぜひこの取り組みを横展開できればとお話されていましたので、次の企画を検討し、多くの方にご覧いただきたいと思います。

なお、今回のWebinar詳細については、YouTube にて録画をご視聴いただけますので、是非こちらよりご覧ください。

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