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イベントレポート

「北海道・札幌Life Science INDEX vol.1北大バイオバンクと企業の共同研究」を開催(1/14)

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2020114日(木)に「北海道・札幌Life Science INDEX vol.1 北大バイオバンクと企業の共同研究」をオンラインにて開催いたしました。(主催:札幌市、LINK-J、北海道、北海道経済産業局、公益財団法人北海道科学技術総合振興センター)

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まず札幌市の健康医療バイオ産業担当係長 三井 祐介 氏より「北海道・札幌におけるライフサイエンス産業の状況」についてご講演いただきました。北海道・札幌の都市の少子高齢化、労働者層の特性から、先端医療やヘルスケアといったライフサイエンス分野に着目した経緯があり、北海道大学だけなく高度な研究機関やIT技術を生かした民間企業などが北海道には多くあることから、産官学連携して「オール北海道」体制でライフサイエンス分野の産業育成に取り組んでいることをご説明頂きました。


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次に、北海道大学病院臨床研究開発センター特任講師 畑中 佳奈子 氏に生体試料管理室(バイオバンク)の仕組みと現状の取り組みについてご説明頂きました。バイオバンクの問題として検体を収集してもその利用率が低く、保管スペースの確保が難しくなるという点がありますが、北大バイオバンクでは特定の臨床研究の検体のみ保管することで、利用率を高め解決を図ろうとしています。今回は実際に北大バイオバンクの事業支援を活用し、企業の成長に結びつけた株式会社エヌビィー健康研究所 代表取締役 髙山 喜好 氏と株式会社ノースポイント 執行役員 磯 真査彦 氏のお二方にもご登壇頂き、その事業の概要と今後の展望についてご説明頂きました。


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続いてパネルディスカッションでは、LINK-Jの曽山も加わり、北大バイオバンクの特徴について深掘りした内容を展開しました。参加者からも既に登壇者のプレゼンテーション時から多くの質問が寄せられ、アンケートには、「札幌におけるバイオバンクをコアに多岐に渡るビジネスの可能性を知ることができました。」とあるように、登壇者だけでなく参加者も一体となって有意義な時間を過ごすことができました。

道内の方だけでなく、道外、国外の方からもイベントにご参加頂き、誠にありがとうございました。

また、参加者のご希望にお応えし、三月末まで期間限定にてアーカイブと資料を公開致しました。是非下記よりご覧ください。

オンラインセミナー 視聴ページはこちら 
PDF vol1 北大バイオバンクの紹介北海道・札幌におけるライフサイエンス産業の状況 
PDF vol2 企業活用事例紹介① 株式会社エヌビィー健康研究所企業活用事例紹介② 株式会社ノースポイント

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