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イベントレポート

「北海道・札幌Life Science INDEX vol.2コロナと戦う3つの挑戦」を開催(2/16)

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2022年216日(水)に「北海道・札幌Life Science INDEX vol. 2コロナと戦う3つの挑戦」をオンラインにて開催いたしました。(主催:札幌市、LINK-J、北海道、北海道経済産業局、公益財団法人北海道科学技術総合振興センター)

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まず札幌市経済観光局国際経済戦略室 ものづくり・健康医療産業担当課 健康医療バイオ産業担当 飯田氏より「札幌市における新型コロナ感染症の新規感染者数の推移とコロナ対策の取り組み」について説明がありました。

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COVID-19の流行が東京より早かった北海道ですが、流行が確認されたばかりの20203月ごろから既にコロナ対策としてアクションを起こし、札幌だけでなく日本の市民生活の感染症対策に好影響を与えた取組が複数あるとのことです。札幌市ではその発展を支援すべく全国で初めて助成金を用意し、今後も支援していくことをご説明頂きました。

次に、飯田氏より説明のあったコロナ対策の具体的内容を、各登壇者よりプレゼン頂きました。

北海道大学 大学院工学研究院 環境工学部門 准教授の北島氏は下水疫学の視点から新型コロナウイルスの感染動向と変異株の流行実態について東京のオリンピック・パラリンピックでの実験経験も交えご説明頂きました。続いて株式会社イーベック 代表取締役社長の土井氏からは、ヒト末梢血由来医薬用抗体がいかに感染症対策のモダリティとして有用かを起業家として海外との比較の視点やデータをもとに詳細にご説明頂きました。そして、札幌医科大学 医学部 公衆衛生学講座 助教 小山氏、北海道科学大学 保健医療学部 准教授 谷川氏、エコモット株式会社 代表取締役社長 入澤氏のお三方で、いかにしてCOVID-19 健康観察システムアプリ「こびまる」を作製したのか、このアプリの今後の応用の可能性なども含めてご説明頂きました。

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続いてパネルディスカッションでは、LINK-Jの曽山も加わり、「なぜ札幌・北海道では短期間で事業が発展できたのか」というイノベーションのスピード感に驚く質問から、感染症対策の全容や効率的なスキームまで話題はおよび、札幌・北海道というイノベーションを生む地域として造詣を深めたイベントとなりました。参加者からも既に登壇者のプレゼンテーション時から多くの質問が寄せられ、アンケートには、「各講演者の意気込みがよく伝わってきた。」「北海道のバイオ研究も、日本の最前線を走っているということが実感できました。」とあるように、登壇者だけでなく参加者も一体となって有意義な時間を過ごすことができました。

道内の方だけでなく、道外、国外の方からもイベントにご参加頂き、誠にありがとうございました。

また、参加者のご希望にお応えし、三月末まで期間限定にてアーカイブを公開致しました。是非こちらよりご覧ください。

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