Menu

イベント

宇宙×ライフサイエンス 宇宙空間で広がる創薬の可能性 ~高品質タンパク質結晶生成~

  • twitter
  • Facebook
  • LINE

第20回LINK-Jオンライン・ネットワーキング・トーク

宇宙の微小重力を利用し、強力で選択性の高い新薬を設計する。

生体分子の構造を解いて薬剤の設計を行う構造ベース創薬(SBDD)は、新規治療薬をより迅速かつ費用対効果の高い方法で発見する創薬アプローチの一つで、緻密なタンパク質分子の立体構造データを取得することが新薬絞り込み精度のカギとなります。微小重力環境で結晶化した高品質のタンパク質を構造解析することで、標的タンパク質と薬剤候補化合物との結合形式を高い精度で解明でき、目的に合わせた新薬をデザインすることができます。

宇宙ステーションでの高品質タンパク質結晶生成実験は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)がこれまで10年以上にわたって行ってきましたが、このたび宇宙商社Space BD(株)との民間パートナーシップで、アカデミア研究者はもちろん、民間企業の皆様もより手軽に利用できるようになりました。同社とのパートナーシップにより、国内のみならず海外企業に対するサービス展開も可能となり、日本の技術を世界へ発展させる大きな飛躍となります。JAXAとSpace BDがタッグを組むことで、創薬に留まらず今後は幅広い産業分野での宇宙利用が益々期待されます。

本イベントでは、JAXA 有人宇宙技術部門主任研究開発員山田貢様および、岩手医科大学 阪本泰光准教授にこれまでの実績を交えて、宇宙でタンパク質結晶を生成する価値についてお話いただきます。その後、本宇宙実験のJAXA唯一の民間パートナーであるSpace BDから、宇宙実験の具体的な流れについてご紹介いただき、パネルディスカッションでは現状の課題やこれからの展望について議論していきます。

製薬企業やバイオベンチャー企業にお勤めで革新的な創薬手法にご興味がある皆様、「宇宙×ライフサイエンス」に興味のある皆様のご参加を心よりお待ちしております。

◆イベントの雰囲気を知りたい方は、過去のイベントやレポートをご覧ください。


日時

2021年10月4日(月)17:00-18:20

会場

オンライン(ZOOMウエビナー)


参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

参加方法

・本イベントにはZoomウェビナーを使用します。事前にpeatixにて参加登録をお済ませください。
・参加申込後の視聴ページに視聴用リンク・パスワードを掲載しておりますので、ご確認いただき、視聴時間になりましたら「チケット表示」→「イベントに参加」ボタンよりお入りください。(専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください)
・ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。

プログラム

時間 内容
17:00-17:05 オープニング
17:05-17:25 講演
山田 貢 氏(宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門主任研究開発員、JAXA PCGプログラムリード)
17:25-17:40 講演
阪本 泰光 氏(岩手医科大学 薬学部 准教授)
17:40-17:55 講演
山口 隼 氏(Space BD株式会社 事業開発部 ライフサイエンスR&Dプロジェクトマネージャー、岩手医科大学研究員)
17:55-18:15 質疑応答&パネルディスカッション
18:15-18:20 クロージング

※若干の延長の可能性がございます。

対象者

製薬企業やバイオベンチャー企業にお勤めで革新的な創薬手法にご興味がある方、「宇宙×ライフサイエンス」に興味のある方

参加費

無料(要事前登録)

登壇者

登壇者プロフィール
アセット 1.png 山田 貢 氏
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門主任研究開発員・JAXA PCGプログラムリード、博士(医学)

独立行政法人科学技術振興機構(独立行政法人産業技術総合研究所)、独立行政法人日本原子力研究開発機構を経て、2013年より現職。 大学時代から一貫してタンパク質構造研究に従事し、X線、中性子線を用いたタンパク質の構造生物学が専門。現職では創薬標的タンパク質の構造生物学を中心に、微小重力環境での結晶化技術開発を実施。
国際宇宙ステーションを利用した日本発の医薬品創出を目指して、JAXA PCGプログラムリードとして技術・制度設計の両面からJAXA高品質タンパク質結晶生成実験を推進。
アセット 2.png 阪本 泰光 氏
岩手医科大学 薬学部 准教授

主に疾患に関わるタンパク質の構造解析を手掛けている。2011年より、JAXAと微小重力下でのタンパク質結晶化に関わる共同研究を開始し、2014年には微生物のペプチド代謝に関わるS46ファミリーペプチダーゼの精密な構造決定に成功した。2015年には、歯周病菌由来のS46ファミリーペプチダーゼの構造決定に成功し、Structural Based Drug Design: SBDDによって、糖非発酵グラム陰性菌を標的とする抗菌化合物の開発を目指し、JAXAの他に長岡技術科学大学、北里大学、新潟大学、産総研、松本歯科大学、昭和大学、大阪大学等と協力して研究を進めている。
博士(薬学)2002年、長岡技術科学大学大学院単位取得退学。同年、昭和大学保健医療学部助手、2007年講師。2008年より岩手医科大学薬学部助手、2009年助教、2017年より現職。2016年にISS Research Awardを授賞。専門は構造生物学。熊本生まれ、関東育ち。
アセット 3.png 山口 隼 氏
Space BD株式会社 事業開発部 ライフサイエンスR&Dプロジェクトマネージャー
岩手医科大学研究員

2020年9月Space BD(株)に参画。"日本発で世界を代表する産業と会社をつくる"ことをミッションに「宇宙商社」として事業開発を進める中、宇宙領域にとどまらず非宇宙分野での事業拡大を目指し、「宇宙×ライフサイエンス」事業を立ち上げる。2021年5月には、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」における高品質タンパク質結晶生成実験事業において、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から民間パートナーに選定される。プロテインエンジニアリングを強みとする、製薬業界等へのライフサイエンスR&D総合支援サービスを提供し、当該領域におけるグローバルトップ企業としての地位確立を目指している。
2021年10月に開催されるBio Japanでは「無重力×構造解析で創薬探索の迅速・省力化 ~JAXA唯一の民間パートナーが提供する革新的な構造ベース創薬プラットフォーム~」と題してプレゼンテーション実施予定。
慶應義塾大学卒。2021年7月より岩手医科大学研究員。

主催

一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J

お問い合わせ先

LINK-J
E-mail:contact@link-j.org

pagetop