北海道には、札幌を中心に、ライフサイエンス分野で高度な研究を行う大学、先進的な取組を進める医療機関、国内外で活躍する健康・医療関連企業が集積しており、近年では産学官を超えた連携が道内では盛んに行われています。
そこで、さらにライフサイエンス分野における北海道、札幌の魅力を皆さんに伝えるため、「北海道・札幌Life Science INDEX」としてシリーズ化したオンラインセミナーを実施しています。このセミナーでは、大学・企業の挑戦的な取組について、各回テーマに沿って北海道・札幌の「今」をお届けします。
第2回目となる今回は、コロナの流行により生まれた新たな感染症対策にフォーカスし、研究開発を行う企業や大学の取組、札幌市との連携についてご紹介します。
ライフサイエンス分野に興味のある方だけでなく、北海道・札幌の最前線を知りたい方必見のシリーズです。是非ご覧ください。
参加方法
本イベントにはZoomウェビナーを使用します。事前にpeatixにて参加登録をお済ませください。
参加申込後の視聴ページに視聴用リンク・パスワードを掲載しておりますので、ご確認いただき、視聴時間になりましたら「チケット表示」→「イベントに参加」ボタンよりお入りください。(専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください)
ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。
※専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください。
※本イベントでは、Zoom自体の使用方法・操作方法についてはサポート致しかねます。
プログラム
時間 | 内容 |
16:00-16:05 | オープニング |
16:05-16:25 | 事例紹介① 下水から見える新型コロナウイルスの感染動向と変異株の流行実態 北海道大学 大学院工学研究院 環境工学部門 准教授 北島 正章 氏 |
16:25-16:45 | 事例紹介② 「感染症対策モダリティとしてのヒト末梢血由来医薬用抗体」 ~新型コロナウイルス感染症従来株罹患者の血液由来抗体がその後の変異株中和にも対応~ 株式会社イーベック 代表取締役社長 土井 尚人 氏 |
16:45-17:05 | 事例紹介③ COVID-19 健康観察システム「こびまる」について 札幌医科大学 医学部 公衆衛生学講座 助教 小山 雅之 氏 北海道科学大学 保健医療学部 准教授 谷川 琢海 氏 エコモット株式会社 代表取締役社長 入澤 拓也 氏 |
17:05-17:25 | トークセッション(質疑応答) |
17:25-17:30 | クロージング |
登壇者
プロフィール | |
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北島 正章 氏 北海道大学 大学院工学研究院 環境工学部門 准教授 学歴 2006年3月 東京大学工学部都市工学科 卒業 2008年3月 東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程 修了 2011年3月 東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程 修了 2011年3月 博士(工学)(東京大学) 主な職歴 2008年4月~2011年3月 日本学術振興会特別研究員(DC1) (研究機関:東京大学大学院) 2011年4月~2013年3月 日本学術振興会海外特別研究員 (研究機関:米国アリゾナ大学) 2013年4月~2013年12月 米国アリゾナ大学博士研究員 2014年1月~2016年2月 Singapore-MIT Alliance for Research and Technology博士研究員 2016年3月~2021年3月 北海道大学大学院工学研究院環境創生工学部門 助教 2021年4月~現在 北海道大学大学院工学研究院環境工学部門 准教授 |
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土井 尚人 氏 株式会社イーベック 代表取締役社長 信託銀行において、関連事業の立ち上げを行う経営企画部門のほか、融資・株式公開支援などに従事。 2002年にビジネスインキュベーション企業、株式会社ヒューマン・キャピタル・マネジメントを設立し代表取締役就任。東証一部上場企業から大学発ベンチャー企業まで様々な会社の開業や新分野進出支援に携わる。 2003年に設立したイーベックでは立ち上げ時から取締役として参画し、代表取締役社長に就任後、2008年には国内バイオベンチャー初の欧米大手製薬企業とのアライアンスも実現するなど、経営者としても実績を積み重ねる。 経済産業省や地方自治体等の委員も多数受任し、日本バイオテク協議会、ドラッカー学会理事も兼務。 創業・ベンチャー国民フォーラム起業家支援部門会長賞、JANBOAwards インキュベーション大賞、産学官連携功労者表彰内閣府科学技術政策担当大臣賞受賞歴もある。 |
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小山 雅之 氏 札幌医科大学 医学部 公衆衛生学講座 助教 兼 循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座 2006年 札幌医科大学医学部医学科卒業。同附属病院第二内科(現在の循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座)入局。2013年 同大学大学院医学研究科 博士課程修了。大学病院と道内中核病院で勤務後、2018年4月より現職。日本内科学会、日本循環器学会、日本医療情報学会など所属学会多数。心筋生検研究会・幹事、日本循環器予防学会・評議員、日本高血圧学会・ダイバーシティー推進委員会・委員。 循環器内科では肺高血圧症の臨床および研究、周産期心筋症を専門とし、腎臓領域では透析リハビリテーションを専門にしております。2018年公衆衛生学に籍を移してからは、循環器疫学・性差医療がメインテーマです。COVID-19 関連では谷川先生らとともに札幌市宿泊療養施設向けの健康観察アプリ:「こびまる」を開発・実装しております。 |
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谷川 琢海 氏 北海道科学大学 保健医療学部 診療放射線学科 准教授 2009年 北海道大学大学院医学研究科医療情報学分野修了。2006~2011年 放射線医学総合研究所重粒子医科学センター医療情報室研究員。2011~2016年 旭川医科大学病院経営企画部講師兼副部長。2016年から北海道科学大学保健医療学部診療放射線学科准教授。博士(医学)。 大学院在学中から地理情報システム(GIS)を用いた北海道の地域医療における医療資源の分析などを行っている。2020年5月より札幌市保健所の宿泊療養者向けの健康観察システム(こびまる)の開発に参加。現在、北海道新型コロナウイルス感染症健康観察環境運営アドバイザー、札幌市新型コロナウイルス感染症対策本部医療対策室業務支援に従事している。 |
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入澤 拓也 氏 エコモット株式会社 代表取締役社長 2002年アメリカ留学から帰国後、札幌市内のIT企業「クリプトン・フューチャー・メディア株式会社」入社。 携帯電話のコンテンツの企画・開発に従事し、有料会員数10万人超を誇る「ポケット効果音」など人気サイトを手がける。 2007年同社を退社し、「エコモット株式会社」を設立し、代表取締役に就任。 ワイヤレスセンシングとクラウドアプリケーションを活用したIoTインテグレーション事業を行う。 IoT用デバイス、通信インフラ、アプリケーション開発並びにクラウドサービス運用等の業務のワンストップサーピスを展開している。 一般社団法人 北海道IT推進協会 会長 一般社団法人 北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会 副会長 一般社団法人 さっぽろイノベーションラボ 理事 株式会社北海道ソフトウェア技術開発機構 取締役 |
参加費
無料
主催
主催:札幌市、LINK-J、北海道、北海道経済産業局、公益財団法人北海道科学技術総合振興センター
お問い合わせ先
担当者:加藤、飯田
お問合せ:bio@city.sapporo.jp / 011-211-2392