国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、再生・細胞医療・遺伝子治療分野において世界トップクラスの研究者がその研究内容を紹介する『令和4年度AMED再生・細胞医療・遺伝子治療公開シンポジウム~再生・細胞医療・遺伝子治療の未来~』を以下のとおり開催します。
再生医療の本格的なプログラム発足から10年、AMED発足からまもなく8年を迎えます。これまでに、組織中の細胞から作った皮膚、角膜、膝軟骨などを用いた再生・細胞医療、さらに体内外で遺伝子を導入する遺伝子治療によるがん、難病などの臨床応用、さらには再生医療技術の異分野応用もされ始めました。AMEDは具体的な臨床実装へ向けて、引き続き研究開発を支援し社会に展開していきます。公開シンポジウムでは、山中伸弥先生(京都大学iPS細胞研究所 名誉所長・教授/公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 理事長)をはじめ、世界をリードする研究者が再生・細胞医療・遺伝子治療の「現在地」をより分かりやすくお伝えすると共に、「再生・細胞医療・遺伝子治療の未来」についてパネルディスカッションを行います。
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42003_ext_06_0日時: 2022年9月29日(木)13:00-17:15
(外部サイトが開きます)
申込締切:令和4年9月28日(水) 当日の参加登録も可能ですが、事前登録にご協力をお願いします。 【定員】1,200名
プログラム
時間 | 内容 |
13時00分~ 13時10分 |
開会挨拶 永井 良三 再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムディレクター/自治医科大学 学長 |
講演1 | |
13時10分~ 13時35分 |
座長:岩間 厚志 (再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムスーパーバイザー/東京大学 医科学研究所 幹細胞治療研究センター 幹細胞分子医学 教授) 「角膜再生医療のこれまでとこれから」 |
講演2 | |
13時35分~ 14時05分 |
座長:稲垣 治(再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムスーパーバイザー/元日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 運営委員会幹事) 「再生医療による膝疾患治療の現状と今後」 【2-2】「滑膜幹細胞が膝軟骨再生を促す」 |
講演3 | |
14時05分~ 14時30分 |
座長:髙坂 新一(再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムスーパーバイザー/国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 名誉所長) 「患者の細胞由来のiPS細胞が創薬研究を加速する」 |
特別講演~講演4~座談会 | |
座長:五十嵐 隆(再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムスーパーバイザー/国立成育医療研究センター 理事長) | |
14時45分~ 15時15分 |
特別講演 「iPS細胞 医療応用に向けた取り組み」 山中 伸弥 先生 京都大学 iPS細胞研究所 名誉所長・教授/公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 理事長 |
15時15分~ 15時35分 |
講演4-1「がん治療に期待が膨らむCART療法」 中沢 洋三 信州大学 学術研究院医学系(医学部小児医学教室)教授 講演4-2「小さな臓器オルガノイドの最新研究」 武部 貴則 東京医科歯科大学 統合研究機構 先端医歯工学創成研究部門 教授 |
15時35分~ 15時55分 |
座談会 山中 伸弥 先生、武部 貴則 先生、中沢 洋三 先生 |
【パネルディスカッション1】 | |
16時05分~ 16時35分 |
「再生医療技術が食を変える~培養肉最前線~」 (ファシリテーター) 赤澤 智宏 再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムスーパーバイザー/順天堂大学 大学院医学研究科 難治性疾患診断治療学 教授 (パネリスト) 竹内 昌治 東京大学 大学院情報理工学系研究科/生産技術研究所 教授 松崎 典弥 大阪大学 大学院工学研究科 教授 |
【パネルディスカッション2】 | |
16時35分~ 17時15分 |
「再生・細胞医療・遺伝子治療を患者へ」 (ファシリテーター) 畠 賢一郎 再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムスーパーバイザー/株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 代表取締役 社長執行役員 (パネリスト) 浅井 克仁 株式会社遺伝子治療研究所 代表取締役 橋本 せつ子 株式会社セルシード 代表取締役社長 花村 遼 アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 パートナー 松山 晃文 大阪はびきの医療センター 次世代創薬創生センター センター長 |
17時15分 | 閉会 |
参加費
無料
定員
1,200名(事前申し込み先着順)