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「第6回健康医療ベンチャー大賞」のLINK-J賞に、スマートフォンによる転倒リスク評価を用いた高齢者のリハビリ見守りプラットフォームを開発した博士学生チーム「THE RUMA」を選出しました

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2021年12月19日(日)、日本橋ライフサイエンスハブにて慶應義塾大学医学部主催「第6回健康医療ベンチャー大賞」を開催いたしました。(主催:慶應義塾大学医学部、共催:慶應義塾大学理工学部・慶應義塾大学ビジネス・スクール・慶應義塾大学イノベーション推進本部、後援:内閣府・経済産業省・厚生労働省、協賛:LINK-J)

6回目を迎えた健康医療ベンチャー大賞は、日本初の慶應義塾大学による医学部主催のビジネスコンテストです。起業が当たり前の文化を創り、起業の後押しとなるようにアカデミア(学界)とアントレプレナー(起業家)の橋渡し役となることで、健康・医療領域におけるイノベーションの促進に貢献する医学部だからこそ実現できる臨床と研究に基づく新たな取り組みです。

今回の決勝大会では、厳しい審査を乗り越えた選りすぐりの8チーム(学生部門・社会人部門各3団体)の発表のほか、二次審査上位チームによるライトニングトーク、「大学発ベンチャーの成長ロードマップ」をテーマにシンポジウムが行われました。LINK-Jから提供した「LINK-J×慶應義塾大学賞」は、スマートフォンによる転倒リスク評価を用いた高齢者のリハビリ見守りプラットフォームを開発したチーム「THE RUMA」に贈られました。賞品は、LINK-J会員の会費1年分&入会金免除です。

慶應ベンチャー大賞2021.jpg

同チームは、博士学生の2名で、転倒リスクが高い地域の高齢者に対する低コストかつ簡易な転倒リスク評価を実現するためのmHealthシステムを開発しています。解析結果を高齢者本人や家族、施設にフィードバックすることで適切なリハビリの実施につなげます。本プロジェクトは埼玉県横瀬町の公認プロジェクトとして採択されており、行政と連携した実証実験を行っています。

世界的に高齢者の割合は増加しており、健康寿命を延伸するというトレンドの中で足腰力支援の重要性が大きくなると考えられます。同チームは先端技術による社会への貢献と利益創出の両立を意識して、今後も活動を続けていきます。

※所属・職名は決勝大会当時のものです。

【参考サイト】
慶應義塾大学医学部 第6回健康医療ベンチャー大賞 決勝大会開催(慶應義塾大学の公式ページ)

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