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イベントレポート

東北大学連携視察ツアーを開催(12/9)

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LINK-Jは2022年12月9日に「東北大学連携視察ツアー」を開催し、約25名の参加者で東北大学へ訪問しました。(主催:LINK-J、共催:国立大学法人東北大学オープンイノベーション戦略機構)
視察先は下記の4ヵ所をめぐり、概要説明および施設見学が行われました。
・次世代放射光施設「ナノテラス」
・東北大学 国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)
・東北大学病院臨床研究推進センター(CRIETO)
・東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)
前回(2019年5月)に続いて2回目の開催となりました。

災害科学国際研究所

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集合場所である東北大学災害科学国際研究所では、LINK-J常務理事 曽山が本ツアーの趣旨説明をおこなった後、東北大学 理事(産学連携)、オープンイノベーション戦略機構 副機構長の植田拓郎先生にご挨拶いただきました。
続いて、東北大学 副理事(次世代放射光計画担当)、国際放射光イノベーション・スマート研究センター センター長の村松淳司先生より、次世代放射光施設視察代表としてご挨拶いただき、「次世代放射光NanoTerasu(ナノテラス)における東北大学の役割」と「東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS)」の概要についてご講義いただきました。
アカデミアと産業界が連携して研究を進めるための「コアリション」をはじめとする官民地域パートナーシップなど、ナノテラスおよびSRISの優れた特徴を学ぶ機会となりました。

次世代放射光施設「ナノテラス」

ナノテラスでは、東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センターの高田昌樹先生より、「次世代 3GeV高輝度放射光施設 医学・生命科学系の次世代コアファシリティ NanoTerasu(ナノテラス)」と題して、ライフサイエンスへの応用事例も織り交ぜながらご説明いただきました。

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最先端の施設見学と質疑応答も行い、次世代放射光によるイノベーションで変わるライフサイエンスの未来に期待が高まりました。

国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)

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CIESでは、東北大学 国際集積エレクトロニクス研究開発センター センター長、工学研究科の遠藤哲郎先生より「スピントロニクス省電力半導体によるゲームチェンジと、カーボンニュートラルへの貢献」と題してご説明いただきました。
同センター 副センター長の池田正二先生も交えて施設見学と質疑応答を行い、スピントロニクス省電力半導体の優位性と、研究成果の産業貢献・産学連携についての理解を深めました。

メディシナルハブ

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メディシナルハブでは、東北大学関係者および参加者による交流会を行いました。
大学、メーカー、製薬企業など多岐に渡る参加者に加えて、仙台市経済局の方々にもご参加いただき、和やかな雰囲気のなか産学官の交流を深めました。

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ご挨拶
東北大学 理事・プロボスト、オープンイノベーション戦略機構長 青木孝文先生

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ご挨拶
東北大学 医学部長・医学系研究科長、オープンイノベーション戦略機構・副機構長
八重樫伸生先生

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ご挨拶
東北大学 医学系研究科・教授、メディシナルハブ 代表 宮田敏男先生

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ご挨拶
仙台市 経済局 産業政策部長 杉田剛様

東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)

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ToMMoでは、東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 機構長、大学院医学系研究科の山本雅之先生より「東北メディカル・メガバンク計画(TMM)の概要」と題してお話しいただき、続いて東北大学 高等研究機構 未来型医療創成センター、東北メディカル・メガバンク機構の荻島創一先生より「東北メディカル・メガバンク計画のデータ統合からバイオバンク・コホート連携へ」と題してお話しいただきました。
施設見学と質疑応答も行い、TMMが始動するまでの道のりや計画の進捗について学びを得ました。

臨床研究推進センター(CRIETO)

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CRIETOでは、東北大学病院 教授、病院産学連携室(Experience Design & Alliance Section:EDAS-TUH) デザインヘッドの中川敦寛先生より、東北大学病院のイノベーティブな産学連携の取り組み「ベッドサイドソリューションプログラム」についてご説明いただきました。
現場で起きていることを開発研究に携わる者が深く理解する「アカデミック・サイエンス・ユニット(ASU)」、現場で得られたインサイトを医療従事者とともに可視化する「オープン・ベッド・ラボ(OBL)」などをご紹介いただいた後、参加者とのディスカッションと施設見学を行いました。コ・クリエーションに対するパッションを持って活動する東北大学病院の実態を知ることができました。

ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

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