2023年3月15日(水)、柏の葉ライフサイエンスフロンティアで躍進するイノベーションシリーズ第3弾として、宇宙X線・ガンマ線検出技術(スペーステクノロジー)×次世代フォトンカウンティングCT(イメージングテクノロジー)×核医学(ラジオテクノロジー)といった異なる領域の研究が融合した次世代のがん診断・治療開発の取組を紹介するハイブリッドイベントを開催しました。(主催:LINK-J)
LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画を公開しています。
(動画は一部編集をしております。)
第3弾となる今回は、「最先端の放射線技術を活用したがん診断・治療」をテーマに4名の先生方にご講演頂きました。高橋忠幸先生から「宇宙X線観測装置を応用した次世代放射線内用療法のための新規核医学イメージングシステムの研究開発」、田口博基氏から「CANON フォトンカウンティング検出器搭載型CT装置の開発」、小林達伺先生から「フォトンカウンティング検出器搭載型CT装置に期待すること」、稲木杏吏先生から「放射線の医療利用と医用放射性核種の国内製造―セラノスティクスと新たな産業の創出にむけて-」と題してご講演いただきました。
後半は「柏の葉のライフサイエンス拠点化について」について、柏の葉ライフサイエンス協議会会長を務める土井俊彦先生と、UDCKタウンマネジメント業務執行理事も務めるLINK-J曽山が、柏の葉の目指すべき姿や、柏の葉内外のプレーヤー・サポーターに対する期待を語りました。 当日は約300名の方にご参加いただき、多数のご質問とご視聴、誠にありがとうございました。
高橋 忠幸 氏
東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構、教授
田口 博基 氏
キヤノンメディカルシステムズ(株)CTMR事業統括部 CTMR統括ソリューション推進部 主幹
小林 達伺 氏
国立がん研究センター東病院 放射線診断科 科長
稲木 杏吏 氏
国立がん研究センター先端医療開発センター機能診断開発分野 分野長
土井 俊彦 氏
柏の葉ライフサイエンス協議会 会長、国立がん研究センター 先端医療開発センター / 橋渡し研究推進センター センター長
柏の葉 Kマークで記念撮影