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日英ヘルスケア・シンポジウム - Healthy Ageing - "バイオデータを活用した予防医療への挑戦"

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多くの先進国で高齢化が進む中、最重要課題と言える健康寿命延伸のため、日本及び英国では、バイオデータを活用した『個別化医療』だけでなく『予防医療』研究が進んでいます。 今回は、英国民50万人分のバイオメディカル・データを有するUK Biobank サー・ロリー・コリンズ教授、希少疾患・がん患者を対象とした「10万ゲノムプロジェクト」を実施するGenomics Englandからジェームス・デゥボフ博士に英国のバイオデータの活用についてオンラインにてご講演頂きます。 日本からは、ライフサイエンスの集積地である大阪で、バイオバンク・システム構築をリードする国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 中村祐輔理事長、子供から高齢者にかけての生涯健康支援を目指し、地域住民を対象としたコホート研究に従事する国立循環器病研究センターから小久保喜弘部長にご登壇頂きます。 日英のバイオデータ活用、そして企業との連携について最新情報を得るまたとない機会です!奮ってご参加ください。

クリックするとPDFが開きます

Jp_Healthy Ageing Synposium_2024.pdf

日時2024年2月20日(火)16:00-19:30(18:50~19:30 懇親会(会場参加者のみ)

会場
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

申込締切

締め切り:2月 16日(金)18:00※定員になり次第、締切させていただきます。

※どなたでもお申込みいただけます。 ※使用言語:英語 ※同時通訳あり ※英語字幕利用可能(オン/オフは自由に選択できます) ※字幕は市販されているアプリを使用しており、LINK-Jおよびは誤訳、訳文の欠落など、字幕に関する一切の責任は負えませんので、ご了解願います

プログラム

時間 内容
16:00 挨拶

16:10- 日本側プレゼンテーション
17:10- 英国側プレゼンテーション
18:10- 英国政府プレゼンテーション
18:20- パネルディスカッション、Q&A
18:50- 懇親会

登壇者・講演タイトル

kokubo.jpg小久保 喜弘氏 
国立循環器病研究センター 健診部特任部長 及び
グラスゴー大学 School of Cardiovascular & Metabolic Health 客員教授
1996年に東京医科歯科大学医学部、2000年に同医学研究科の卒業後、同難治疾患研究所疫学教室研究員、2001年に国立循環器病センター集団健診部医師 、東京医科歯科大学非常勤講師などを歴任し、現在は国立循環器病研究センター健診部特任部長として勤務。専門医としての認定を数多く有するほか、米国心臓協会国際フェロー、欧州心臓学会国際フェローなど称号。国際高血圧学会常任理事を歴任、衛生学会理事など学会や協会での役職も多く、複数の大学で教鞭をとるほか、Environmental Health and Preventive Medicine編集委員長、Atherosclerosis Associate Editorなどの著名な学術誌にも編集委員として携わる。研究領域は予防医学、公衆衛生学、分子疫学、循環器病など多岐にわたる。吹田研究と呼ばれ循環器病の追跡研究成果をまとめてリスクスコアを開発し、それを使って心不全重症化予防事業を始めた。一方では吹田研究NEXTと呼ばれ、心不全と認知症をエンドポイントとして感覚器障害とオーラルフレイルを合わせ、多層オミックス研究も可能である。さらに子供の追跡研究として吹田Offspring研究も立ち上げ、子供から高齢者の生涯健康支援に関する産学官民の研究として、北大阪健康都市(健都)に研究の実装と他地域での均てん化に取り組んでいる。


nakamura.jpg中村 祐輔氏
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 理事長
1977年に大阪大学医学部を卒業。ユタ大学に研究員として所属した後、癌研究会癌研究所生化学部長、東京大学医科学研究所教授及び同研究所ヒトゲノム解析センター長、理化学研究所ゲノム医科学研究センター長を歴任。2011年には内閣官房参与・内閣官房医療イノベーション推進室長として活動し、2012年にはシカゴ大学医学部教授に就任。2018年4月からは内閣府「AIホスピタル」プログラムディレクター、2018年には公益財団法人がん研究会CPMセンター所長に就任。2022年には国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の理事長に着任。東京大学とシカゴ大学で名誉教授の称号を授与されたほか、慶應医学賞、紫綬褒章、クラリベイトアナリティクス引用栄誉賞、文化功労者など、様々な賞を受賞。

Rolly Collins.jpgサー・ロリー・コリンズ教授
UK BioBank Principal Investigator兼CEO 及び
オックスフォード大学 Head of Nuffield Department of Population Health
心血管疾患の予防と治療に関する分野を発展させてきた、著名な疫学者。オックスフォード大学Nuffield Department of Population Healthの局長として、1980年代から1990年代にかけてISISメガトライアルを主導。13万人以上の患者の緊急心臓発作治療に大きく貢献したほか、スタチンによるLDL-コレステロール低下に関する研究は世界の医療に影響を与えた。2005年からは英国バイオバンク(UK Biobank)の主任研究員として、世界最大の前向きコホート研究を主導。2011年には騎士号を授与され、2015年には英国王立協会に選出されたほか、2020年には英国医学研究評議会のミレニアム・メダルを授与された。

James Duboff.jpgジェームス・デゥボフ博士
Genomics England Strategic Partnerships Director
世界的な製薬企業やバイオテクノロジー企業との提携に携わり、国内のゲノムデータや臨床データを橋渡しすることでより大きなインパクトを推進するなど、がんや希少疾患の分野で活躍。グラクソ・スミスクラインでバイオ医薬品の研究開発、プロクター・アンド・ギャンブルでコンシューマーヘルスの研究開発管理に携わったほか、英国を拠点とするライフサイエンスに特化したスタートアップ企業やスケールアップ企業でも要職を歴任。 オックスフォード大学で分子・細胞生化学の学士号と修士号、ケンブリッジ大学で遺伝学の博士号を取得。

sakata.jpgモデレーター
坂田 恒昭氏
大阪大学共創機構 特任教授 及び バイオコミュニティ関西 副委員長兼統括コーディネーター
1977年に大阪大学理学部生物学科を卒業し、1979年に同大学院理学研究科生理学専攻を修了。医学博士。1979年に塩野義製薬株式会社研究所に入社し、2014年から2021年まで同社でシニアフェローとして活動。米国カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)の外科学・泌尿器学教室 客員研究員、大阪大学サイバーメディアセンター、そして徳島大学研究支援・産学官連携推進部で客員教授などを歴任。多岐にわたる役職を務め、2014年には大阪府薬事関係功労者知事表彰を受賞したほか、JST-CRDS研究開発戦略センター、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)などで特任フェローや顧問として活動し、地域のバイオ産業振興にも尽力している。

kobayashi.jpgパネリスト
小林 博幸氏
塩野義製薬株式会社 イノベーションフェロー
1999年に北海道大学で薬学博士号を取得。米国イェール大学でポスドクフェローとして研究。武田薬品工業、Axcelead Drug Discovery Partnerを経て、2018年から塩野義製薬で現職。筑波大学や神戸大学で客員教授を務め、複数の企業の社外取締役や協議会などの理事職を務めるなど、幅広く活動。2023年には内閣府から第5回日本オープンイノベーション大賞選考委員会特別賞と第6回本医療研究開発大賞を受賞している。

定員

会場参加のみ先着100名

参加費

無料

主催

英国大使館・英国総領事館

共催

バイオコミュニティ関西(BiocK)、関西医薬品協会、LINK-J

協力

NPO法人 近畿バイオインダストリー振興会議、公益財団法人 都市活力研究所

お問い合わせ先

英国大使館・英国総領事館: lsinvestinuk.jp@fcdo.gov.uk

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Jp_Healthy Ageing Synposium_2024.pdf

日時2024年2月20日(火)16:00-19:30(18:50~19:30 懇親会(会場参加者のみ)

会場
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

申込締切

締め切り:2月 16日(金)18:00※定員になり次第、締切させていただきます。

※どなたでもお申込みいただけます。 ※使用言語:英語 ※同時通訳あり ※英語字幕利用可能(オン/オフは自由に選択できます) ※字幕は市販されているアプリを使用しており、LINK-Jおよびは誤訳、訳文の欠落など、字幕に関する一切の責任は負えませんので、ご了解願います

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