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次世代創薬における要素技術の「ケミストリー」 ~AI、オートメーション、分子変換の融合~

次世代創薬を加速するための要素技術であるAI(人工知能)、オートメーション、そして長年にわたり低分子創薬を支えてきた分子変換技術の「ケミストリー」が、新たな価値を生み出すことが期待されています。本イベントでは、サイエンスライターの宮田満氏、PRISM BioLab株式会社、株式会社Elix、メルク株式会社がそれぞれの最先端技術の融合によるビジョンを共有します。新たに注目されているAIやオートメーションと伝統的な分子変換技術がどのように統合され、創薬プロセスに革新をもたらすのかを探求します。

パネルディスカッションでは、新旧の技術が融合することで生まれる可能性について活発な議論を通じて、参加者の皆様と共に未来を切り拓くためのヒントを共有します。要素技術と企業のビジョンが織りなす「ケミストリー」を一緒に探求し、新たな価値を創出する機会を提供いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日時 2024年11月13日(水)17:00-19:00 (16:45~受付開始、19:00-20:00 リアル会場ネットワーキング)

会場

日本橋ライフサイエンスハブオンライン(Zoomウェビナー)

参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

申込締切

リアル会場:2024年11月12日(火)9:00※先着順
オンライン:2024年11月13日(水)19:00

プログラム

時間 内容
17:00-17:05 開会挨拶
クリストファー・トーマス 氏
メルク株式会社 代表取締役社長 メルクグループ 日本代表
17:05-17:15 イントロダクション
宮田 満 氏
株式会社宮田総研 代表取締役社長
17:15-17:35 「ElixにおけるAI創薬:構造生成を中心に最新事例も交えて」
結城 伸哉 氏
株式会社Elix 代表取締役CEO
17:35-17:55 「PepMetics®×AI/ML-限定された化合物空間での予測と化学合成」
藤間 達哉
株式会社PRISM BioLab CTO
17:55-18:10 「新しい創薬化学へ:化学者の英知とデジタルツールの融合」
小松 寛 氏
メルク株式会社 ライフサイエンス コマーシャルマーケティングマネージャー
18:10-19:00 ラウンドテーブル・Q&A
19:00-20:00 (リアル会場のみ)立食懇親会、名刺交換会、登壇企業展示ブース

※プログラムは変更となる可能性があります。

登壇者

プロフィール
23860275fe0fd7f03222fcab4424c26aaf478074.png 宮田 満 氏
株式会社宮田総研 代表取締役社長

東京大学理学系大学院植物学修士課程修了後、1979年に日本経済新聞社入社。日経メディカル編集部を経て、日経バイオテク創刊に携わる。1985年に日経バイオテク編集長に就任し、2012年より現職。厚生労働省厚生科学審議会結核部会委員、文部科学省科学技術・学術審議会人材委員会委員など、様々な公的活動に従事。慶応義塾大学客員教授、鳥取大学客員教授。
結城様.png 結城 伸哉 氏
株式会社ELix 代表取締役CEO

山形県出身。大学院時代はスーパーコンピュータを利用したシミュレーションで宇宙物理の研究に従事。株式会社ディー・エヌ・エーにエンジニアとして入社。その後、シンガポールのスタートアップにて多国籍のエンジニアチームをリード。2016年に株式会社Elixを創業。理学博士。
藤間様.jpg 藤間 達哉 氏
株式会社PRISM BioLab CTO

東京大学大学院薬学系研究科 博士(薬学)。日本学術振興会特別研究員(DC1)としてスタンフォード大学で全合成、ケミカルバイオロジー、構造生物学、計算化学の研究に勤しんだ後、名古屋大学大学院創薬科学研究科にて教育・研究に従事。民間にてSDGsにかかわる合成生物学研究に携わった後、2018年より株式会社PRISM BioLabに研究員として参画。CTOとして基盤技術のPepMetics®(ペプチド模倣化合物)の拡張、合成課題の解決、合成効率の向上等の創薬研究における「足元」を担当。自社の創薬プロジェクトにも並行して従事。AI/ML・計算資源の可能性を探索しつつ、新しい技術の開発・導入を牽引している。
小松様.jpg 小松 寛
メルク株式会社 ライフサイエンス コマーシャルマーケティングマネージャー

早稲田大学 理工学研究科 応用化学専攻 修士(化学工学)、東京理科大学 イノベーション研究科 技術経営専攻 技術経営修士(Management of Technology)。2017年よりメルク株式会社にて研究開発用製品のマーケティングに従事。Sigma-Aldrich®、Supelco®ブランドを中心とした化学・分析研究製品およびAI・MLを駆使した創薬支援ソフトウェアを提供するDigital Chemistry部門の日本統括。社内のe-Commerce推進プロジェクトや次世代化学者育成事業にも従事。

講演概要
結城氏 講演概要 ElixにおけるAI創薬:構造生成を中心に最新事例も交えて

株式会社ElixAI創薬プラットフォーム Elix Discovery™を活用した事業を展開しています。「メドケムが本当に使える」をコンセプトとした開発・提供だけでなく、プラットフォームを活用した共同研究も積極的に行っています。
低分子創薬におけるヒット探索からリード最適化に活用することができ、直感的に操作できるユーザーインターフェースを備えています。数クリックで、自動で最適な予測モデルを構築したり、構造生成モデルを用いて活性やADMET等の様々なパラメータを考慮しながら化合物生成を行うことが可能です。AIによって創薬研究を加速するだけでなく、人間が発想することが難しい新規構造、もしくはなかなか合成に進めようと思わない構造を提案して成功した事例も、複数生まれてきています。
本講演では、共同研究も含め、初公開の最新事例も交えながら、ElixにおけるAI創薬についてご紹介します。

お問い合わせ:bizdev@elix-inc.com 
ホームページ:こちら
藤間氏 講演概要 PepMetics®×AI/ML-限定された化合物空間での予測と化学合成

PRISM BioLabではPPIs (Protein-Protein Interactions) 創薬のプラットフォームPepMetics®を活用し、UndruggableだったターゲットをDruggableにする創薬研究を推進しています。類似性の高い骨格を有するPepMetics®の特性を生かして取り組んできたAI活用と、低分子合成での課題をご紹介します。

連絡先:info@prismbiolab.com 
ホームページ:こちら
小松氏 講演概要 新しい創薬化学へ:化学者の英知とデジタルツールの融合

化学者の豊富な知識と経験をもとに開発され、幅広い製品ラインナップで親しまれてきたメルクのSigma-Aldrich®ブランドは、最先端のデジタルツールとの融合を進めています。従来の試薬製品にデジタル技術を取り入れることで、バーチャルとリアルをつなぐ架け橋となるツールを提供し、創薬化学の新たな可能性を切り拓いています。
本講演では、逆合成解析ツールや反応最適化ツールをはじめとする、有機合成プロセスを効率化し創薬研究のスピードを加速する具体的なデジタルソリューションの事例をご紹介します。

<本講演でご紹介するデジタルツール>
・逆合成解析ソフトウェア:SYNTHIA®
・触媒スクリーニングプラットフォーム:Catalexis

参加費

無料

定員

リアル会場:100名 オンライン:~1000名

主催

主催:メルク株式会社、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J

※このイベントはLINK-JとLINK-J会員企業とのタイアップイベントです

お問い合わせ先

LINK-J contact@link-j.org

日時 2024年11月13日(水)17:00-19:00 (16:45~受付開始、19:00-20:00 リアル会場ネットワーキング)

会場

日本橋ライフサイエンスハブオンライン(Zoomウェビナー)

参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

申込締切

リアル会場:2024年11月12日(火)9:00※先着順
オンライン:2024年11月13日(水)19:00

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