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インタビュー・コラム

【News Letter vol.31】日本から世界へ―スタートアップを支援する ライフサイエンス・イノベーションクラスター

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※冊子はLINK-J関連施設にも設置してありますのでお持ち帰りいただけます

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LINK-BioBAY TOKYO 2025年活動レポート

LINK-BioBAY TOKYOとは

LINK-J、BioLabs、三井不動産は2024年9月に東京都が実施する「TIB CATAPULT(グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業)」に採択されました。日本・米国で実績を有する三者の協業により、グローバルに活躍する日本のライフサイエンス系スタートアップ企業の創出および世界とのゲートウェイになるイノベーションエコシステムの構築を目的に、東京・新木場および日本橋でライフサイエンス領域のスタートアップ・インキュベーション・クラスター「LINK-BioBAY TOKYO」の運営を開始しています。 メンタリングやインキュベーションプログラム、ラボスペースの提供といったスタートアップ支援をはじめ様々な支援策を提供しており、2025年は、Masterclass Program、TOKYO Biotech DAYの実施、ボストンで行われたBio International Convention 2025への出展サポートなどを実施しました。本号では、活動内容をお届けします。

TOKYO Biotech DAY

「Masterclass Program by BioLabs」に選抜されたスタートアップによる成果発表のデモデイとして、2025年10月16日に東京・三井リンクラボ新木場2にて「TOKYO Biotech DAY by TIB CATAPULT/LINK-BioBAY TOKYO」が開催されました。
基調パネルディスカッションでは、パネリストに下田 裕和氏(国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)調整役)と二見 崇史氏(AN Venture Partners パートナー)が登壇し、ライフサイエンスエコシステムやスタートアップ支援に関する最新動向、スタートアップが海外で活躍するには何が必要か?等について議論しました。続いて、Masterclass Program採択のスタートアップ5社によるピッチが行われました。採択企業はプログラムで提供されたメンタリングやウェビナー、本イベント直前にも実施されたワークショップの成果を発揮する機会となりました。今回は、審査員評価とオーディエンス投票で受賞企業が決定。審査員賞を受賞したINOPASEは、堂々としたプレゼンテーションと説得力のあるストーリー展開が高く評価されました。
オーディエンス賞を受賞したCancerFree Biotechは、患者エピソードを起点とした分かりやすい導入が聴衆の共感を呼び、強い印象を残しました。LINK-BioBAY TOKYOは今後もMasterclass Programなどの活動を通じ、スタートアップの成長支援を進めてまいります。次期プログラムの募集は、来年初旬に開始予定です。
 

Masterclass Program by BioLabsとは

2025年8月~2026年1月の実施を予定しているライフサイエンス分野のスタートアップを対象としたアクセラレーションプログラムです。BioLabsの支援により、約半年間にわたりセミナーやメンタリングが提供されています。日本を拠点とするバイオテクノロジースタートアップをサポートすることで、スタートアップの成長と技術開発を加速させ、日本のバイオテクノロジー・イノベーション・エコシステムの成長を支援します。支援内容は下記の通り。

  • オンラインウェビナー
  • 専門家によるオンラインメンタリング
  • オンラインピッチコーチング
  • オンサイトワークショップ受講
  • 事業会社や投資家を招いたDemoDayの登壇機会提供

採択スタートアップ

CancerFree Biotech
循環腫瘍細胞(CTC)由来のオルガノイド(CDO)システムを通じてがん治療の選択を支援し、不要な薬剤使用の最小化を目指す。
株式会社INOPASE
慢性神経疾患を治療するクローズドループ個別化神経刺激療法のパイオニアとして、臨床ステージにある医療機器企業。
ミルンダ株式会社
独自のRNA修飾技術に基づくがんスクリーニングの社会実装を通じて、「がんが治る世界」の実現を目指すスタートアップ企業。
株式会社ソティステクノロジーズ
医療従事者を必要とせずに迅速かつ高感度な感染症検査を可能にするセルフ式核酸検査プラットフォームを開発。
株式会社Theta Therapeutics
難治性、希少性疾患に向けた環状中分子特化型製剤を開発する大学発創薬スタートアップ。

※アルファベット順
  

Voice

◇充実したウェビナーやメンタリングを通して、バイオ・メドテックの違いや日本・アメリカの違いを様々な専門的な角度から学ぶことで、事業計画のブラッシュアップや資金調達準備に繋がる示唆が得られました。

◇ 各ファンクションの専門家によるメンタリングを通じて、日々抱えている課題に対する解決の糸口を得ることができました。

◇収穫の多いイベントでした。大手製薬メーカーとの面談で具体的なフィードバックが得られたほか、新たに取り組んでいる分野の関連企業と出会え、論文ではわかりにくい最新動向や裏事情を聞くことができました。

◇第一線で活躍されている製薬会社、VCの方々などの質疑応答を介して、今後の方向性や弊社の至らぬ部分を把握することができ、こちらも勉強になりました。

 イベントの舞台裏 
Masterclass Program by BioLabsには、たくさんのアーリーステージのライフサイエンス企業にご応募いただき、5つのスタートアップが採択されました。採択後はBiolabsのメンタリングやウェビナーを着実に活用いただきました。 対面開催の「Tokyo Biotech Day」では、前半行われたレクチャーで活発な質疑が生まれ、後半のピッチでも審査員から鋭い質問が続き、ネットワーキングで対話が深まっていました。 この半年で得た知見を今後の成長につなげていただけることを期待しています。 本プログラムは来年度も実施予定です。募集や説明会情報はウェブサイトに掲載しますので、ぜひご応募ください。(LINK-J 安賀博子)

Bio International Convention 2025

 2025年6月16日~6月19日に米国・ボストンで世界最大規模のバイオテクノロジー関連展示会・カンファレンス「BIO International Convention2025」が開催されました。世界中の製薬企業、バイオベンチャー、大学、研究機関、投資家、政府機関など、1,500社以上の出展者と20,000人超の参加者が世界中から集まるビジネスマッチングイベントです。米国の他、アジア、中東地域から組織や企業が出展しています。LINK-Jは、スタートアップ5社を募集し、参加パス購入支援および、 LINK-J Japan Night@Bostonピッチ登壇機会の提供を行いました。
 


「LINK-J Japan Night@Boston」開催

LINK-Jは、会期中の6月16日に在ボストン日本国領事館が入居するビルの会場にて、「LINK-J Japan Night@Boston」を開催しました。ボストンコミュニティおよび日本から計約270名の参加者が集い、ライフサイエンス・エコシステムに関する政府関連機関の活動紹介、エコシステムをテーマとしたLINK-J×BioLabsによるセミナーとネットワーキングの機会となりました。
 

 

 


LINK-JがBioLabs主催ポッドキャスト「b.empowered podcast series - BIO 2025」に出演

会期中、BioLabsブースにて収録される15分間の対談形式ポッドキャストに、林幾雄(LINK-J事業部長)、安賀博子(LINK-Jプロデューサー)が出演。「Fast-tracking Japanese biotech’s to the global stage with BioLabs and LINK-J」をテーマに、日本のスタートアップが世界に羽ばたくための支援ビジョンや、BioLabsとの連携がもたらす日本スタートアップへの価値などについて語りました。
配信されたポッドキャストはBioLabsのYouTubeチャンネルで公開されています。
▶YouTubeチャンネルで動画を見る

参加者の声

◇大きな資本を持つ企業との面談機会があり、事業開発担当者が交流を続けている。パートナリングに参加しないと会えない事もあるので、LINK-Jの支援は有難かった。

◇ベンチャー同士の協業という意味で、米国企業とCDAを締結して共同研究や協業の話をすることができた。

◇LinkedInにて、LINK-Jにタグ付けされた投稿からの流入が増えていた。LINK-Jはフォロワーが多いから投稿してもらえて良かった。

〈〈 パートナー企業について 〉〉

40社以上の団体・企業様に、イベントやメンタリングを通じたスタートアップの育成および協働事業創出にご協力いただいています。マッチングや助言を希望されるスタートアップの方はお気軽にLINK-J事務局までお問い合わせください。

〈〈 2025年に実施した関連イベント 〉〉

2025/8/19
第2回『製薬企業が進めるオープンイノベーション』~各社の取り組み事例やWish List~

▶開催レポートを読む

2025/8/29
第2回 Science Bar in 新木場

▶開催レポートを読む

2025/9/11
LINK-J×AgVenture Lab『医食同源イノベーション:腸・菌・食から未来を創る』

▶開催レポートを読む

2025/9/12
LINK-J×AMED 創薬ベンチャーエコシステムの現在地

▶開催レポートを読む

2025/10/8-10/10
BioJapan2025ブース内ピッチコンテスト

▶開催レポートを読む

アジア初の直営拠点「BioLabs Tokyo」 新木場から世界へ、日本発ライフサイエンスを支援

世界有数のライフサイエンス・インキュベーション企業BioLabsが、アジア初の直営コワーキング・ウェットラボ「BioLabs Tokyo」を2026年春、三井リンクラボ新木場2に開設します。本プロジェクトは、三井不動産およびLINK-Jの支援のもと、研究者・スタートアップ・投資家が集う国際的な拠点として誕生します。
BioLabs Tokyoでは、1ベンチ単位から利用できる実験環境や共用機器を備え、研究に集中できる柔軟なワークプレイスを提供。国内外の専門家によるメンタリングやInvestor Dayの開催など、グローバル標準のインキュベーションプログラムも実施されます。
LINK-Jは新木場エリアの研究拠点拡大を加速させ、日本発スタートアップの国際競争力を高めるBioLabs Tokyoと連携し、イノベーションを育むコミュニティづくりをさらに推進していきます。施設の詳細はBioLabs Tokyoをご確認ください。
▶プレスリリースを読む
 


BioLabsの運営するコワーキングラボの例 

活用していますか? LINK-Jの会員サービス

コミュニケーションラウンジをご活用ください

LINK-J会員の皆さまが自由に集い、アイデアを共有できる場として「コミュニケーションラウンジ」を設けています。このラウンジは、研究者、企業、スタートアップ、投資家など、多様なバックグラウンドを持つ方々が気軽に対話できる空間です。
明るく落ち着いた雰囲気のラウンジは、打ち合わせや情報交換に最適です。Wi-Fiや電源も完備しており、作業スペースとしてもご利用いただけます。事前予約なしでご利用いただけるため、気軽に立ち寄れるのも魅力です。
 

実はこんなところにもLINK-Jラウンジがあります(一例)

日本橋室町三井タワー7階
GLOBAL LIFESCIENCE HUB
東京ミッドタウン八重洲 4階
イノベーションフィールド八重洲
Nakanoshima Qross 2階川崎キングスカイフロント 1階

▶コミュニケーションラウンジの詳細はこちら 

こんな方におすすめ  

  • 他の会員と情報交換をしたい方
  • 打ち合わせや作業のための静かなスペースを探している方
  • イベント参加後に交流を深めたい方 

LINK-J会員は、コーヒーが1日1杯無料となるサービス付きのCafe, Dining & Barもご利用いただけます

日本橋ライフサイエンスビルディング8 ・1階 「Genomic Giraffe」

▶詳細はこちらから 

公式YouTubeチャンネル
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LINK-J公式YouTubeチャンネルでは、ライフサイエンス分野の情報を動画でお届けしています。主なコンテンツは、イベントのアーカイブ動画です。セミナーやシンポジウムをもう一度視聴できるので、参加できなかった方や復習したい方に最適です。さらに、イベントのダイジェスト、サポーター対談企画、UNIKORNプログラムの進捗紹介など、LINK-Jならではの特別コンテンツも公開中。
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