第3回テーマ「臨床試験における産官学患者の協働 –日本のICF(Informed Consent Form)を変えよう」
ペイシェント・エンゲージメントWebinarは、第1回は医薬品開発における患者さんとの協働が必要な理由について、第2回では具体的事例と課題について取り上げました。第3回では医薬品開発における患者さんとの協働が必要な項目の中で、患者さんにとって臨床試験の入り口であり、重要な文書の一つであるICF (Informed consent form)を取り上げます。
ICFは臨床試験の複雑化に伴い、その量と内容の複雑化が進んでおり、患者さんにとって分かりにくくなっているという声を聞きます。また、ビデオなどで視覚的に理解しやすくした電子ICF(e-Consent)の導入に関しても、国内での展開の阻害要因がありなかなか進んでいないという現状もあります。
第3回のWebinarでは、患者の立場から、そして医療機関の立場から見たICFの課題を共有いただきます。その上で、製薬企業の団体であるR&D Head Clubから医療機関に対して行った大規模な実態調査の結果を共有いただきます。最後に、その解決手段として検討を開始している国内統一の共通化ICFテンプレート作成の動きを発表いただきます。
パネルディスカッションでは、現状の臨床試験におけるICF課題の認識についてステークホルダー間でギャップがあることについて、どのような改善を行うことで患者目線のICFを達成することができるか、産官学患者の関係者で議論を行いたいと思います。このWebinarが、産官学患者の協働促進の一助となることを願っています。
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40459_ext_06_0日時: 2021年7月16日(金)18:00-20:00
Zoomウェビナー(講演会場:日本橋ライフサイエンスビルディング 3階会議室)
(外部サイトが開きます)
※非営利団体・大学関係・医療従事者及び政府の場合は割引金額が適用されます。患者/患者団体/患者支援団体の場合は、無料でご参加いただけます。こちらの申込用紙(PDFファイル)をダウンロードされご登録いただくか、直接DIA Japanにお問い合わせください。
https://www.diaglobal.org/productfiles/9717809/21323.pdf
プログラム
前回も大好評だったDIA ペイシェント・エンゲージメントWebinar。第3回の本Webinarでは、患者の立場から、そして医療機関の立場から見たICFの課題を共有いただきます。その上で、製薬企業の団体であるR&D Head Clubから医療機関に対して行った大規模な実態調査の結果を共有いただきます。最後に、その解決手段として検討を開始している、国内統一の共通化ICFテンプレート作成の動きをご発表いただきます。
18:00 - 18:05 OpeningDIA Japan 西條 一
18:05 - 18:15 司会挨拶、セッションの目的、演者・パネリスト紹介
ファイザーR&D合同会社 北村 篤嗣
北里大学薬学部/北里大学病院 前田 実花
国立研究開発法人 国立がん研究センター 後澤 乃扶子
18:15 - 18:30 同意説明文書の実態調査結果の共有~医療機関及び依頼者の期待~
日本イーライリリー株式会社 藤重 直子
18:30 - 18:40 医療機関から見た同意説明文書の課題について
トライアドジャパン株式会社/R&D Head Club Task Force2 後藤 美穂
18:40 - 18:50 患者から見た同意説明文書の課題について
特定非営利活動法人 ASrid(アスリッド) 西村 由希子
18:50 - 19:10 Q&A
19:10 - 19:55 パネルディスカッション
本Webinarの講演者、並びに
ファイザーR&D合同会社 有働 建史
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA) 佐久嶋 研
19:55 - 20:00 Closing
北里大学薬学部/北里大学病院 前田 実花
皆様のご参加を、心よりお待ちしています!
参加費
一般:5,500円(会員 3,300円)、政府関係/非営利団体/大学関係/医療従事者:2,750円(会員 1,650円)、患者/患者団体/患者支援団体:無料 ※価格はいずれも税込。
定員
定員なし ※多数のみなさまご参加をお待ちしております!
主催
お問い合わせ先
TEL:03-6214-0574
FAX:03-3278-1313
Mail:Japan@diaglobal.org