この度、DIAの2つのCommunityであるPatient Engagement と Bioethics が共同して、『 「患者が治験に参加すること」みんなで一緒に考えてみよう 』をテーマにシンポジウムを開催いたします。
患者参画の取り組みはすでに進められていますが、患者が治験に参加しやすい環境をつくるためには、さらなる改善が必要です。医療従事者は、現場において、患者の意思決定支援を日々工夫していますが、そのナレッジシェアはあまりされていません。治験審査委員会は、治験に関する重要な判断を下す場ですが、その過程において、実際にどのような意見が交わされ、治験の資料がどのように評価されているかはよく知られていません。製薬企業では、説明文書の改良やホームページの治験情報の公開など、治験参加を促進する取り組みを行っていますが、患者が参加しやすい治験に向けた工夫として他にできることはまだまだあるはずです。
そこで、参加者のみなさんが新しい時代の治験の実現に向けた一歩を踏み出していくための新しいレンズ(視点)を獲得することを目指し、治験に関わるさまざまの立場の方からの情報共有や意見交換をしていきます。ICH-E8(臨床試験の一般的な指針)の改正で提唱されている患者や医療者を含むマルチステークホルダーによる試験計画への関わり、DCTに代表されるデジタル技術を活用した取り組み、ヘルシンキ宣言の改訂の計画などにより変わりつつある医薬品開発の環境に対して、「患者が治験に参加すること」を問い直していきましょう。
なお、本会の後には交流会を設け、自由に意見交換・対話できる場もご用意しております。任意ではございますが、ぜひご参加いただき、さらなる学びを深めたり交流したりとさまざまお持ち帰りいただければと思っております。そして、この機会にぜひ会場でお会いできれば幸いです!
みなさんのご参加を心よりお待ちしています。
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42931_ext_06_0日時: 2023年8月4日(金)17:00-19:00(交流会;19:00‐20:00)
(外部サイトが開きます)
※ 非営利団体・大学関係・医療従事者及び政府の場合は割引金額が適用されます
※ DIA会員の方は、7月13日までは早期割引が適用されます
※ 申込方法は、Webから直接お申込のほか、申込用紙(PDFファイル)をダウンロードの上、メール送信にてご登録いただくか、もしくは直接DIA Japanにお問い合わせください
※ 申込締め切り:2023年8月3日(木)18時まで
参加費
※フライヤーをご確認ください
定員
定員なし ※多くのみなさまご参加をお待ちしております!