NCGM国際感染症フォーラムは、国立国際医療研究センター(NCGM)*が主催する産官学連携会合です。企業、医療機関および研究機関等が参画し、感染症をはじめとするグローバルヘルスの課題に関する国内外の情報共有、産学官の連携による研究開発を推進することを目的としています。
今回のテーマは、「日本から海外に発信:産官学の国際連携活動と医薬品・医療機器」です。前半では、当研究センターが研究支援をさせていただいたプロジェクトのご報告、昨年アジア国際共同臨床研究・試験ネットワークとして発足したARISEと今年から始動予定であるアフリカ諸国での展望などをご紹介いたします。後半には、体外診断用医薬品、医療機器(含む臨床検査システム)をご紹介いたします。
今回のフォーラムを通じて、国際共同臨床研究・試験を推進するためのネットワークならびに産官学の取り組みを国内外の関係者の方々と共有するお時間になれば幸甚です。
御多用のところ恐縮ではございますが、多数の方の御参加をお待ち申し上げております。
お申込み後、配信URLをご登録のメールアドレスにお送りします。 参加申込み締切:2022年6月15日(水)23:59まで
プログラム
15:00-15:05 開会挨拶
- 國土 典宏 先生(国立国際医療研究センター理事長)
15:05-15:25 産官共同による「ベトナムにおける薬剤耐性(AMR)菌対策と抗菌薬適正使用推進 に 向けた国際共同研究」
- 金澤 勝則 先生(住友ファーマ株式会社メディカルインフォメーション部感染症領域担当オフィサー)
15:25-15:40 ARISE:- 臨床研究を促進するアジアの ARO ネットワーク -
- 園田 美和 先生 (国立国際医療研究センター臨床研究センターインターナショナルトライアル部メディカル・サイエンス・リエゾン)
15:40-15:50 持続可能な日本-アフリカ臨床試験ネットワーク構築の展望
- ムチャンガ シファ 先生 (国立国際医療研究センター臨床研究センターインターナショナルトライアル部特任研究員)
15:50-15:55 国際臨床研究支援体制と NCGM 国際感染症フォーラムの展望
- 市川 雅人 (国立国際医療研究センター臨床研究センターインターナショナルトライアル部パブリックリレーション室長)
15:55-16:05 質疑応答
16:05-17:05 日本の臨床検査システム
- 日本の IVD 医薬品業界と当協会のアジア諸国における活動 【一般社団法人 日本臨床検査薬協会 】
- 感染症および糖尿病診断用小型乾式生化学項目測定装置 【アークレイ株式会社】
- フローサイトメトリー技術を用いた新たなマラリア診断装置 【シスメックス株式会社 】
- 同一ウェル内多項目感染症関連物質 ( 核酸、タンパク質 ) 同時計測システム 【デンカ株式会社】
- SARS-CoV-2&Flu A+B 同時検出迅速簡易キットと全自動化学発光免疫検査システムに よるラボテスト 【富士レビオ株式会社】
- ウイルスと細菌感染鑑別のための POCT タイプ CBC+CRP 同時測定装置 【株式会社堀場製作所】
17:05-17:10 次回フォーラムのご案内
- NCGM 国際感染症フォーラム事務局
17:10-17:15 閉会挨拶
- 杉山 温人 先生(国立国際医療研究センターセンター病院長)
参加費
無料 ※ご参加には事前登録が必要です。
主催
主催:国立国際医療研究センター 臨床研究センターインターナショナルトライアル部
共催:日本医療研究開発機構