NCGM国際感染症フォーラムは、国立国際医療研究センター(NCGM)*が主催する産官学連携会合です。企業、医療機関および研究機関等が参画し、感染症をはじめとするグローバルヘルスの課題に関する国内外の情報共有、産学官の連携による研究開発を推進することを目的としています。
今回のテーマは、「Update AMR感染症 -薬剤耐性菌感染症の動向と対策、そして新たな抗菌薬の開発へ- 」です。第1部では日本、そしてアジアにおける薬剤耐性菌の現状と課題を中心にご講演いただきます。第2部では、検査法、対策事業、抗菌療法と新たな抗菌薬をテーマに、ご専門の先生方並びに企業のご担当者様にご登壇いただき、学術的な立場からの最新の知見と、企業の開発部門の試験への取り組みに関してご講演をいただきます。
今回のフォーラムを通じて、国際共同臨床研究・試験を推進するためのネットワークならびに産官学の取り組みを国内外の関係者の方々と共有するお時間になれば幸甚です。
御多用のところ恐縮ではございますが、多数の方の御参加をお待ち申し上げております。
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IIDF16Flyer_jp (ncgm.go.jp)日時:2023年9月29日(金)15:00-17:45
(外部サイトが開きます)
お申込みいただきました方には、開催1週間前を目途に、配信URLをご登録のメールアドレスにお送りします。 参加申込み締切:2023年9月28日(木)23:59まで
プログラム
15:00-15:07 開会挨拶
- 國土 典宏 先生(国立国際医療研究センター理事長)
15:07-17:37 シンポジウム
- 座長:杉浦 亙 先生(国立国際医療研究センター臨床研究センター センター長)
- 座長:大曲 貴夫 先生(国立国際医療研究センター国際感染症センター センター長)
第1部:薬剤耐性菌感染症の現状と課題
15:07-15:27 我国における AMR 臨床リファレンスセンターの役割と取り組み
- 松永 展明 先生(国立国際医療研究センターAMR 臨床リファレンスセンター 臨床疫学室長)
15:27-15:47 インドネシアにおける 薬剤耐性菌の現状と課題
- アニス カルニアワチ 先生 (インドネシア・インドネシア大学教授)
15:47-16:07 ベトナムにおける薬剤耐性菌の現状と課題
- ヴ コク ダット 先生 (ベトナム・ハノイ医科大学講師)
第 2 部:検査法、対策事業、抗菌療法と新たな抗菌薬
16:07-16:27 薬剤感受性試験の問題点と適切な試験方法
- 塩沢 剛 先生 (栄研化学株式会社 研究開発統括部 応用技術研究所課長)
16:27-16:57 AMR 病原体サーベインランスと薬剤耐性菌バンク
- 菅井 基行 先生 (国立感染症研究所 薬剤耐性研究センター センター長)
16:57-17:27 抗菌薬療法の今日と未来
- 土井 洋平 先生 (藤田医科大学 微生物講座・感染症科 教授)
17:27-17:37 総括
- 大曲 貴夫 先生 (国立国際医療研究センター国際感染症センター センター長)
17:37-17:40 次回フォーラムのご案内
- NCGM 国際感染症フォーラム事務局
17:40-17:45 閉会挨拶
- 杉山 温人 先生(国立国際医療研究センター センター病院長)
参加費
無料 ※ご参加には事前登録が必要です。
主催
主催:国立国際医療研究センター 臨床研究センターインターナショナルトライアル部
共催:日本医療研究開発機構