NCGM国際感染症フォーラムは、国立国際医療研究センター(NCGM)*が主催する産官学連携会合です。企業、医療機関および研究機関等が参画し、感染症をはじめとするグローバルヘルスの課題に関する国内外の情報共有、産学官の連携による研究開発を推進することを目的としています。
今回のテーマは、「今、注目される感染症の最新情報-予防から治療まで-」です。第1部として、前回のフォーラムでご紹介させていただいたARISE(ARO Alliance for ASEAN & East Asia)に新たに加盟したインドネシアのSiloam Hospital Groupから、臨床研究ユニットの開発における課題と展望についてご発表いただきます。そして第2部には、感染症のご専門の先生方並びに企業のご担当者様にご登壇いただき、学術的な立場からの最新の知見と、企業の開発部門の立場からの現状のご講演をいただきます。
今回のフォーラムを通じて、国際共同臨床研究・試験を推進するためのネットワークならびに産官学の取り組みを国内外の関係者の方々と共有するお時間になれば幸甚です。
御多用のところ恐縮ではございますが、多数の方の御参加をお待ち申し上げております。
お申込み後、配信URLをご登録のメールアドレスにお送りします。 参加申込み締切:2023年1月13日(金)23:59まで
プログラム
15:00-15:05 開会挨拶
- 國土 典宏 先生(国立国際医療研究センター理事長)
15:05-15:25 NCGM国際臨床研究ネットワーク:ARISE施設紹介
インドネシア最大の私立病院グループにおける臨床研究ユニットの開発と展望
- ディナ・ニラサリ先生(インドネシア:Siloam Hospital Group)
15:25-17:33 シンポジウム:今、注目される感染症の最新情報-予防から治療まで-
座長:大曲 貴夫 先生 (国立国際医療研究センター国際感染症センター長)
- 製品情報-1:速乾性オゾン化アルコールを用いた新たな消毒在の開発 吉田英一 先生(株式会社Eテック代表取締役社長)
- 学術講演-1:SARS-CoV-2: 最新の知見 河岡義裕 先生(国立国際医療研究センター国際ウイルス感染症研究センター長/東京大学医科学研究所ウイルス感染部門名誉教授・特任教授)
- 製品情報-2:COVID-19パンデミック下におけるSARS-CoV-2感染症治療薬の開発 上原健城 先生(塩野義製薬株式会社 執行役員・医薬開発本部長)
- 製品情報-3:ヒトサル痘をはじめとする感染症に対するワクチン開発の現状 園田憲悟 先生(KMバイオロジクス株式会社 研究開発本部製品開発部長)
- 学術講演-2:ヒトサル痘:2022年に発生した世界的流行の背景と治療・予防のあり方 西條政幸 先生(札幌市保健福祉局保健所医療政策担当部長)
- 座長講演 総括:臨床における最新の知見から 大曲貴夫 先生(国立国際医療研究センター国際感染症センター長)
- 総合討論/質疑応答
17:33-17:38 次回フォーラムのご案内
- NCGM 国際感染症フォーラム事務局
17:38-17:45 閉会挨拶
- 杉山 温人 先生(国立国際医療研究センター病院長)
参加費
無料 ※ご参加には事前登録が必要です。
主催
主催:国立国際医療研究センター 臨床研究センターインターナショナルトライアル部
共催:日本医療研究開発機構