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LINK-Jイノベーター発掘プログラム成果発表会 ~メドテック領域のアカデミア発スタートアップの今~

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LINK-Jイノベーター発掘プログラム成果発表会 ~メドテック領域のアカデミア発スタートアップの今~

アカデミア発メドテック領域の新しいスタートアップをご紹介します。

メドテック領域での事業化を検討している/事業化直後の研究者の支援の場として、原則LINK-J会員アカデミアから推薦を受けることを参加条件として(一部公募)、アクセラレーターやベンチャーキャピタルとの出会いを促進することを目的としたプログラムです。成果発表会では、書類審査を勝ち抜いた6チームがピッチを行います。
また、チームを推薦いただいたアカデミアの皆様とパネルディスカッションを行います。アカデミアのスタートアップ育成に興味のある方もぜひご参加ください。

※本プログラム全体についてお知りになりたい方はこちら

このような方はぜひご参加ください!
・アカデミア発シーズを探索している方
・スタートアップに関心がお有りの方
・シーズ事業化を模索している方
・起業を検討している方
・メドテック系起業家と交流を持ちたい方

日時2024年3月26日(火) 17:00~20:00(16:45開場)(19:00ネットワーキング)

会場
リアル会場:日本橋ライフサイエンスビルディング201大会議室/オンライン視聴:Zoom Webinar
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

プログラム

時間 内容
17:00 開会挨拶・LINK-J紹介
高橋 俊一(LINK-J事務局長)
17:10 選出チームピッチ
ピッチ最大10分
登壇者は下段参照
18:10 パネルディスカッション「メドテック領域のアカデミア発スタートアップの育て方」
八木 雅和 氏(大阪大学 大学院医学系研究科保健学専攻 寄附講座准教授)
竹下 修由 氏(国立がん研究センター東病院 医療機器開発支援部長 スタートアップ支援室長 併任)
深井 昌克 氏(名古屋大学メディカルイノベーション推進室 特任教授)
田澤 雄基 氏(慶應義塾大学医学部 医科学研究連携推進センター 特任講師 / MIZENクリニック理事長)
モデレーター:高橋 俊一(LINK-J事務局長)
18:50 閉会挨拶
19:00 ネットワーキング

登壇チーム・プロジェクト(ランダム登壇順)

HP用_アイラト.png東北大学推薦
アイラト株式会社
角谷 倫之
『一つでも多くのがんを治し、患者ではなく生活者として生きられる世界へ』をミッショ ンとして掲げ、その実現に取り組んでいます。AI放射線治療計画ソフトウェアで、低侵襲で高い 治療効果が期待できる最先端放射線治療(IMRT)の品質と効率を極限まで高め、未来の 医療に革新をもたらし、生活者の増加を目指しています。

HP用_クールフラッシュ.png大阪大学推薦
Cool Flash
金田 恵理
「ホットフラッシュを治療するデバイス開発」
前兆なく突然起こる強いのぼせをホットフラッシュと呼びます。
ひとたびホットフラッシュが起こると、短時間で体温38度にまで迫り、大量発汗のさなか、動悸が過ぎ去るまでじっと待つしかありません。
更年期症状の代表例の一つであるとともに、乳がん・婦人科系がんのホルモン療法の過程で起こる副作用の一つです。
多くの人は「1分程度でおさまるのであれば、我慢すれば良いのではないか」と考えます。
しかしながら、くり返し多量の汗をかくことによる見た目の問題・夜間不眠に、深く深く悩まされている現状は、何人もの患者へのインタビューでも明らかでした。
実際に国内だけで約40万人もの働く更年期女性が重度のホットフラッシュのせいで仕事を辞めています。
こうした社会に隠れたペインは、ジャパンバイオデザインプログラムによって発掘されました。
私はホットフラッシュ症状が起きてから緩和するだけでは女性の本来のニーズを満たしていないと考え、ホットフラッシュの発症原因にアプローチする治療デバイスを開発しています。

岩瀬 紘章      名古屋大学.jpg名古屋大学MIU(メディカルイノベーション推進室)推薦
名古屋大学 人間拡張・手の外科学
岩瀬 紘章
肘関節鏡手術では医原性の神経損傷が多く報告されている。関節鏡手術時に実際には映し出されない神経の映像をARを用いて重畳表示を行うことで、手術の合併症を軽減していく。さらにこの技術を他の手術領域にも拡張していきたい。

HP用_志賀遥菜.png名古屋大学MIU(メディカルイノベーション推進室)推薦
株式会社BeLiebe 卵子検査キットEggU(エッグ)
志賀 遥菜
 →体調不良のためご登壇辞退となりました。
女性の社会進出が進み、晩婚化・晩産化も進む一方で女性の妊娠リミットという生物学的進化は進んでいない。そのため、いつか子供が欲しいと思う女性にとってキャリアアップと出産適齢期が重なりどちらかを選ばなければならない状況は大きな社会課題です。EggUはいつでもどこでも簡単に、からだに残された卵子数と不妊リスクの一部を計測することができる血液検査キットです。検査後のお悩みは、EggUの看護師・助産師がオンラインカウンセリングで個別にサポートします。EggUを「きっかけ」に、自分の納得した「これから」の人生設計ができるようなサービスです。

HP用_Gifts.png慶應義塾大学推薦
株式会社Gifts
小笠原 淳
胎児超音波検査の自動化システム開発
妊娠中の胎児状態を推定する手段は限られています。胎児超音波検査は、最も詳細かつ非侵襲的な検査手法です。しかし、この検査は習得に数年かかり、実施できる産婦人科医の数も検査を必要とする妊婦数に比べると非常に少ないという課題があります。そこで、超音波送受信器を複数内蔵したジェルパックを妊娠腹部に巻き付け、多方向から得た反射像から3次元モデルを構築することで、胎児の形態および動態を簡便かつ自動的に評価します。現在ハードウェア・ソフトウェア、UI、クラウドシステムを一括して開発しており、社会実装を進めることで周産期管理をリデザインしていきます。

毛利美貴2.JPG国立がん研究センター東病院推薦
PALATOROID
毛利 美貴
喉頭がんなどで音声を喪失した患者が会話する手段に代用音声というものがあるが、長年進歩がなく、患者の苦痛は40年ほど前と大きな変化がない。我々は、無音声発話認識技術、機械学習、音声合成技術を応用することにより、患者本人の声や抑揚を再現した自然な音声で会話できることを目指した、新しい代用音声の開発を目指して活動している。

パネルディスカッション登壇者

JBFaculty_MasakazuYagi.jpg大阪大学 大学院医学系研究科保健学専攻 寄附講座准教授 八木 雅和

2003年に東京大学大学院 工学系研究科 電子工学科にて博士課程を修了後、大阪大学大学院歯学研究科助手、歯学部附属病院講師を経て、2008年に臨床医工学融合研究教育センター特任准教授に着任、生体の数理モデリング、および、専門家の知識を実装した意思決定支援システムに関する研究に携わる。
そして、2014年にスタンフォード・バイオデザイン グローバルファカルティ研修を修了後、ジャパンバイオデザイン立ち上げに参画し、2015年にプログラムダイレクターに就任。2017年には、ジャパンバイオデザイン フェローシッププログラムを開発・運営するサステイナブルな体制を構築するために、大阪大学大学院医学系研究科にてバイオデザイン学共同研究講座を立ち上げ、同講座 特任准教授、2019年11月、日本バイオデザイン学会立ち上げに参画。2022年4月より現職。

竹下photo.jpg国立がん研究センター東病院 臨床研究支援部門 スタートアップ支援室 室長 竹下 修由

2006年 千葉大学医学部卒業後、NTT東日本関東病院 初期・後期外科研修医
2010年 千葉大学医学部先端応用外科 医員  2013年 沼津市立病院外科 医員
2015年 National University of Singapore, Gastroenterology, Research Fellow
2016年 国立がん研究センター東病院 大腸外科/手術機器開発分野 医員
2020年 同 機器開発推進室 室長
2021年 同 スタートアップ支援室 室長
AMED未来医療事業/先進的医療機器・システム等技術開発事業における手術動画データベース構築/AI手術支援プロジェクトや、AMEDメディカルアーツ研究事業のAI手術技能評価プロジェクトの研究事務局をはじめ、臨床現場からの革新的医療機器創出や事業化、ベンチャーの育成・連携に取り組んでいる。ジャパンバイオデザイン第2期フェロー、株式会社Alivas創業、株式会社Jmees創業、千葉大学大学院医学薬学府博士課程修了、千葉大学フロンティア医工学センター客員准教授。

Fukai.png名古屋大学メディカルイノベーション推進室 特任教授、深井 昌克

1979年 慶応義塾大学法学部政治学科卒(専攻:国際関係論)
1979年 東京銀行(現「三菱UFJ銀行」)入行
1990年-1998年 ロンドン勤務
2001年-2007年 シンガポール勤務
2006年 アジア法人部長
2007年 国際企画部 ロシア東欧部長
2010年 日本電産(現「ニデック」)シンガポール現法取締役社長(インド現法、インドネシア現法社長兼任) 
2013年 名古屋大学産学連携本部国際連携担当
2020年 国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学 学術研究産学官連携推進本部、首席URA 産学協創・国際戦略部門部門長、同メディカルイノベーション推進室室長代理
2022年 国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学メディカルイノベーション推進室、室長代理 特任教授

tazawa_profile写真2304V2.jpgMIZENクリニック理事長 / 慶應義塾大学医学部 医科学研究連携推進センター 特任講師 田澤 雄基

2014年慶應義塾大学医学部卒。医学部生時代に医療IT系ベンチャーを起業し、後に売却。卒後は研修医を経て慶應義塾大学医学部精神・神経科に入局。人工知能やIoTを活用した精神疾患の定量的診断研究およびその事業化を行っている。
大学外では豊洲および市ヶ谷で夜18-22時に診療するMIZENクリニックを開業し、働く人のための夜間診療および産業医活動を行っている。

Takahashi-2.jpg一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン事務局長 高橋 俊一

三井製薬工業株式会社に創薬研究室 研究員として入社。2001 年 Berlex Biosciences (US)に出向。循環器研究部 研究員、免疫研究部 研究員。2007年経営統合によりバイエル薬品株式会社入社。神戸リサーチセンター 再生医療研究本部幹細胞創薬部 主幹研究員、開発本部プロジェクトマネジメント 循環器領域プロジェクトリーダー、同循環 器領域マネジャー、メディカルアフェアーズ本部 メディカルアフェアーズプライマリーケア部長。 2013年より同社初となるオープンイノベーションセンターの立ち上げを牽引し、2014年の 開設時にセンター長に就任。2022年7月より現職。

参加費

無料

定員

リアル会場:会場定員の都合により申込多数の場合は先着順となります/オンライン視聴:1000名

主催

一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)

お問い合わせ先

LINK-J contact@link-j.org

日時2024年3月26日(火) 17:00~20:00(16:45開場)(19:00ネットワーキング)

会場
リアル会場:日本橋ライフサイエンスビルディング201大会議室/オンライン視聴:Zoom Webinar
参加申込(要事前登録)

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