心臓オルガノイドはiPS細胞などから作製した拍動する小さな心臓組織です。これを宇宙(微小重力)で育てることで、地上では再現が難しい高精度な「ヒト心臓モデル」を構築することが可能です。
宇宙では細胞の3次元的な成長や老化ストレスの短期間誘発が可能で薬剤の効果・副作用を従来より正確に評価できると期待されており、このプラットフォームによって新薬の心臓への有効性・安全性評価や心疾患の研究が飛躍的に精度向上し、創薬開発の効率化が可能となります。
本セミナーは「宇宙環境で成熟・老化・血管構造を再現したiPS由来心臓オルガノイド」を用いた創薬・安全性評価支援サービスについて、製薬企業・バイオベンチャーの皆様のニーズ・期待・ビジネス面の妥当性を把握することを目的として開催いたします。
日時: 2025年9月12日(金)18:30-20:30
神保町三井ビルディング3階(0308A)
株式会社SpaceBlastコミュニケーションスペース
(外部サイトが開きます)
プログラム
18:15 - 18:30 開場・受付開始
18:30 - 19:30 開会
プレゼンテーション
ディスカッション
会場からの質疑応答
19:30 - 20:30 懇親会
20:30 閉会
登壇者
吉田 善紀
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)増殖化機構研究部門 准教授
専門は循環器内科です。大学院にて博士号を取得後、iPS細胞の研究を開始しました。iPS細胞を用いた心臓の細胞・組織の作製、疾患モデルを用いた病態メカニズムの解明・新規治療薬の開発、重症心不全に対するiPS細胞由来心筋細胞を用いた再生医療研究を行っています。iPS細胞を用いた基礎研究の成果をベッドサイドに届けることを目標としています。
対象者
製薬企業、バイオベンチャー、官公庁など創薬・製薬業界に携わっている方
参加費
無料
定員
50名 ※ご参加には事前登録が必要です。先着順となりますのでご了承ください。
主催
主催:SPACE Media 編集部 (運営会社:株式会社SpaceBlast)
共催:株式会社デジタルブラスト(DigitalBlast)
協力:京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)
三菱商事株式会社 宇宙航空機部
お問い合わせ先
株式会社SpaceBlast