地球人口や肉食の増加により近い将来のタンパク質不足(プロテイン・クライシス)が懸念されています。畜産や酪農による地球環境への負荷も議論の対象となっています。
このような背景から諸外国では畜肉や乳あるいは魚に代わる代替タンパク質に関する取り組みが盛んになっています。日本でも代替タンパク質は注目されていますが、その実態について十分な情報が共有されているとは言えません。6回のオンラインセミナーを通じて、代替タンパク質が注目される背景、研究開発動向、社会実装の現状等について多様な視点、立場から専門家に分かり易く説明していただきます。ぜひご参加ください。
日時: 2022年2月27日(月)、3月1日(水)、2日(木)、3日(金)、13日(月)、14日(火) 15:00~15:50(14:50入室開始)
オンライン(Zoom)
(外部サイトが開きます)
プログラム
2月27日(月)
新食材"代替タンパク質"はなぜ求められているのか
五十嵐 圭介氏(東北大学大学院 助教/日本細胞農業協会 代表理事)
3月1日(水)
細胞農業と培養肉
杉崎 麻友氏(Forsea Foods研究員/日本細胞農業協会 理事)
3月2日(木)
タンパク質源としての微細藻類
佐々木 俊弥氏(株式会社タベルモ(ちとせグループ) 代表取締役COO)
3月3日(金)
消費者目線の精密発酵
橋詰 寛也氏(株式会社Kinish 代表取締役CEO)
3月13日(月)
植物由来代替肉の現状と今後
穴井 豊昭氏(九州大学農学研究院 教授)
3月14日(火)地域課題解決と養殖昆虫食の共進化
佐伯 真二郎氏(NPO法人食用昆虫科学研究会理事長/JICA草の根技術協力事業 プロマネ/株式会社TAKEO 技術顧問)
参加費
無料
定員
各回 300名 ※ご参加には事前登録が必要です。
主催
大阪公立大学バイオエコノミー研究所