近年、3Dプリンターやビーム積層技術等の革新的な3次元造形技術によるデバイス作製が可能となり、カスタムメイドのインプラントや手術ガイドが医療応用されており、さらには再生医療の分野においても細胞を3次元で構築した組織を作製する技術の開発が進んできております。3次元造形技術の分野においては、今後さらなる異分野領域の研究者の参画による医療革新が期待されており、本シンポジウムにおいては、同分野の最先端の研究者の講演や、大阪大学橋渡し研究支援拠点において採択されている課題の紹介を行うことで、異分野領域の研究者の幅広い参画を促すことを目的としております。
是非、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時: 2023年8月2日(水)13:00-16:30
LINK-Jライフサイエンスハブウエスト
(大阪府大阪市中央区備後町4-1-3 御堂筋三井ビルディング4階)
※来場参加については、状況により定員に達した場合は、先着順とさせていただきます。
※オンライン(Zoom)にて同時配信
プログラム
13:00-【 開会挨拶 】
江口 英利
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 部長
大阪大学橋渡し拠点 拠点長
13:05-【 特別講演1 】
・異分野融合シーズ開発への期待と文部科学省の取組み
奥 篤史
文部科学省 研究振興局 ライフサイエンス課 課長
【 特別講演2 】
・3次元金属積層造形の最前線と骨基質配向性を考慮した脊椎スペーサーへの臨床応用
中野 貴由
大阪大学大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻 教授
大阪大学大学院工学研究科附属異方性カスタム設計・AM研究開発センター
教授・センター長(兼任)
14:05-【 第一部:カスタムメイド医療機器への応用 】
・カスタムメイドガイド・インプラントを用いた上肢変形矯正システムの
開発実用化と今後の展望
村瀬 剛
ベルランド総合病院 副院長
大阪大学大学院医学系研究科 特任准教授
・3次元造形の歯科臨床での利用とその開発
吉原 久美子
産業技術総合研究所 生命工学領域 健康医工学研究部門 主任研究員
・カスタムメイド医療機器の承認審査について
岩田 理沙
医薬品医療機器総合機構(PMDA)医療機器審査第二部 審査専門員
15:20-【 第二部:3次元組織再生への応用 】
・ バイオ3Dプリンタを用いた再生医療等製品の開発
秋枝 静香
株式会社サイフューズ 代表取締役
・ TOPPANの3D細胞培養技術invivoid®によるアプリケーションのご紹介
北野 史朗
凸版印刷株式会社 総合研究所 課長(プロジェクトリーダー)
大阪大学大学院工学研究科 先端細胞制御化学(TOPPAN)共同研究講座
招へい准教授
・ 3次元軟骨構造体を用いた小児顔面醜形に対する新規治療法の開発
谷口 英樹
東京大学医科学研究所 幹細胞治療研究センター・再生医学分野 教授
16:20- 大阪大学未来医療センターが提供する医療機器開発支援
渡利 彰浩
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 未来医療センター 特任准教授
16:25-【 閉会挨拶 】
名井 陽
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 未来医療センター センター長
大阪大学橋渡し拠点 拠点統括
▼参加申込みフォーム
参加希望の方は、ご希望の参加方法に合わせて下記申込フォームより、お申し込みください。
●来場参加申し込み(締め切り:7月24日(月))
https://forms.office.com/r/JpgnVumG64
●オンライン参加申し込み(直前まで申込可能です)
https://zoom.us/webinar/register/WN_O9pMIlZ7R1OztFTIO06nYg
参加費
無料
定員
※ご参加には事前登録が必要です。 来場参加は定員に達した場合は、先着順とさせていただきます。
主催
主催:大阪大学橋渡し拠点(大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部)
協賛:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
共催:日本橋渡し研究アライアンス
一般社団法人 ACT japan
後援:大阪大学 共創機構
大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ
大阪大学国際医工情報センター