イベントレポート

会員間の交流を深めるためのミートアップイベント『第27回LINK-J Member's Meetup 医療DX・医療機器・スタートアップ支援 』を開催(7/28)

LINK-Jは、2026年7月28日、日本橋ライフサイエンスハブおよびオンラインによるハイブリッド形式で、「第27回LINK-J Member's Meetup 医療DX・医療機器・スタートアップ支援」を開催しました。

LINK-J Member's Meetupは、会員同士の交流促進を目的として2022年より開催しているイベントです。今回は「医療DX・医療機器・スタートアップ支援」をテーマに、第一線で医療機器開発やスタートアップ支援に取り組む専門家による対談に加え、LINK-J会員企業による事業紹介ピッチ、新規入会会員によるエレベーターピッチを実施しました。会場・オンライン合わせて多くの皆様にご参加いただき、活発な交流の場となりました。

国立がん研究センター東病院 NEXT医療機器開発センターの取り組み

オープニングセッションでは、国立がん研究センター東病院 医療機器開発推進部 AI・デジタル機器開発推進室長の杵淵裕美氏と、LINK-J 野村による対談を実施しました。

対談では、「NEXT医療機器開発センター」の取り組みや、医療DX・医療機器分野におけるスタートアップ支援の現状についてご紹介いただきました。

NEXTでは、医療従事者、医療機器メーカー出身者、事業開発人材、AIエンジニアなど多様な専門家が集結し、医療現場と開発現場が近接した環境のなかで医療機器開発を推進・支援しています。病院に併設された施設ならではの強みとして、医療従事者との密接な連携や迅速な実証環境、豊富な手術データの活用について紹介されました。

また、医療イノベーションを社会実装するためには、以下の5つの視点を早期から検討することが重要であるとのお話があり、参加者にとって大変示唆に富む内容となりました。

  • 解決すべき課題であること
  • 薬事戦略
  • 保険戦略
  • グローバル市場への適合性
  • エグジット戦略

 

LINK-J会員企業による事業紹介ピッチ

続いて、医療DXや医療機器、研究開発支援領域で活動するLINK-J会員企業による5分間ピッチを実施しました。各社から最新の取り組みや連携ニーズについて紹介いただきました。

株式会社4DIN

大学病院由来の電子カルテデータを活用した研究支援プラットフォームについて紹介いただきました。全国の大学病院と連携し、リアルワールドデータの活用を通じて研究開発や臨床開発の効率化、論文化支援などに取り組む事業を発表いただきました。

genOway Japan株式会社

創薬研究の成功率向上を目指したヒト化マウスモデルについて紹介いただきました。創薬分野における非臨床試験と臨床試験のギャップを埋めるため、高い予測性を有するモデル開発や研究支援の取り組みが紹介されました。

Link Therapeutics株式会社

自己抗体を切り口とする自己免疫疾患の根本的治療法の実現に向けた研究開発について発表いただきました。独自の自己抗体探索プラットフォームを活用し、治療法や診断法の開発を通じて患者のQOL向上を目指す取り組みが紹介されました。

ZENCARE株式会社

海外の先進医療技術や医療DXソリューションの日本展開を支援する事業について紹介いただきました。国内外の医療機関や企業とのネットワークを活かし、グローバルな医療イノベーションの実装を支援する取り組みが発表されました。

株式会社アスカコーポレーション

ライフサイエンス分野に特化した翻訳・メディカルライティングサービスについて紹介いただきました。AI技術も活用しながら、研究開発や薬事業務における文書作成・翻訳の品質向上と効率化を支援する取り組みが発表されました。

株式会社マクロミルケアネット

患者アンケートやデジタルバイオマーカーを組み合わせた研究支援サービスについて紹介いただきました。患者の実態を多面的に把握する新たなアプローチによるリアルワールドエビデンス創出の可能性が示されました。

メディカルグローン株式会社

薬事・臨床開発・メディカルライティングの専門家による伴走型支援サービスについて紹介いただきました。豊富な業界経験を持つ人材ネットワークを活用し、ベンチャー企業やアカデミアの研究開発を支援する取り組みが発表されました。

株式会社モルシス

創薬研究を支援する各種ソフトウェアやデータ管理ソリューションについて紹介いただきました。分子モデリングや研究データ管理などを通じて、ライフサイエンス分野における研究開発の効率化と高度化を支援する取り組みが紹介されました。


新規会員によるエレベーターピッチ

後半では、直近でLINK-Jへ入会された会員による1分間のエレベーターピッチを実施しました。

登壇企業・団体は以下のとおりです。

株式会社3-Age
株式会社Medeco
アズリリス株式会社
公益財団法人沖縄科学技術振興センター
川本バイオビジネス・パートナーズ株式会社
一般社団法人在日フランス商工会議所(CCIFJ)
株式会社セツロテック
株式会社ティー・エヌ・テクノス
テクノヒル株式会社
公益財団法人長野県産業振興機構

創薬、医療機器、産学連携、海外展開支援、ディープテック支援、ゲノム編集技術、ものづくり支援など、幅広い分野で活動する会員の皆様から事業紹介をいただきました。参加者は限られた時間の中で、各社・各団体の特徴や強みを知る機会となり、その後のネットワーキングにつながる貴重な場となりました。

ネットワーキングで活発な交流

プログラム終了後には会場参加者によるネットワーキングを実施しました。登壇者や参加者同士で名刺交換や情報交換が行われ、医療DX・医療機器分野を中心とした新たな連携のきっかけづくりが活発に行われました。

当日はオンライン、会場参加含め130名の方にご参加いただきました。
イベントにご参加いただいた皆様、ご登壇者の皆様、誠にありがとうございました。

LINK-Jでは今後も会員同士の交流促進とオープンイノベーション創出に向けたさまざまなイベントを開催してまいります。ぜひご参加ください。

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