2022年9月27日(火)、LINK-Jは「細胞治療・オルガノイド」をテーマに、LINK-J オンライン・ネットワーキング・トークの第29回として、オンライン形式で開催しました。(主催:LINK-J、共催:Oxentia, Biospire株式会社)


今回は、細胞治療およびオルガノイド製造に関する英国企業2社をご紹介しました。 Cellesce社では、ロット間差や形状・大きさの違いにより創薬開発現場への導入が遅れているオルガノイドの欠点を克服する製造技術が評価され、グローバル製薬企業等での採用が増えています。Cellesce社のHead of Business DevelopmentであるHozefa Amijee博士に、患者由来のオルガノイドを安定的に大量培養する技術についてご講演いただきました。 続いて、細胞治療(cell therapy)においては、その輸送効率を高め、治癒を必要とする肝部位等に効率的に届けることが重要となります。AcuLive Therapeutics社のCo-founder DirectorであるMarcus Yeo博士に同社独自のプログラミングと組織のカプセル化により、この効率を高めると同時に、大量培養を行う際の変異が起きにくい技術について、ビデオ録画にて講演いただきました。
その後に行われたパネルディスカッションでは、モデレーターにLINK-Jサポーターの松永氏、LINK-J事務局長の高橋が加わり、活発なディスカッションが行われました。
ご視聴誠にありがとうございました。
また、当日の模様は、LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画として公開しておりますので、是非ご覧ください。