2022年11月16日(水)にライフサイエンスハブウエストとオンライン配信で「第4回次世代モダリティセミナー」を開催しました。(主催:関西医薬品協会、LINK-J、NPO法人情報計算化学生物学会・CBI研究機構・次世代モダリティ研究所 共催:公益財団法人 都市活力研究所 協力:バイオコミュニティ関西(BiocK))
特定非営利活動法人情報計算化学生物学会・CBI研究機構・次世代モダリティ研究所は、患者さんを救うために医療を変える日本発のオリジナリティの高い次世代のモダリティ(新しい医薬品の形)について研究しています。
関西医薬品協会では、「イノベーション」を「関薬協ビジョン2025」実現のための5つの柱の1つに掲げ、関西の強みを活かした健康医療分野での戦略的な取り組みによる、イノベーションの促進や健康寿命の延伸への貢献を目指し、関西を拠点とする産学官のステークホルダーとの緊密な連携を図るとともに、デジタルヘルスセミナーのシリーズ開催、DSANJ(Drug Seeds Alliance Network Japan)への共催など、ライフサイエンス分野での様々な取り組みを行っています。また、LINK-Jは、ライフサイエンス分野における産学官の専門家による積極的な協業イベントを数多く行っており、大阪道修町・東京日本橋連携プロジェクトも推進しています。
次世代モダリティ研究所、関西医薬品協会及びLINK-Jが連携し、次世代のモダリティについての研究、製造の紹介や相互交流の場を提供することで、産学、産産連携などのオープンイノベーション推進を目指す次世代モダリティセミナーをシリーズで開催しています。
今回のセミナーでは大阪大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科学/大阪大学免疫フロンティア研究センター(IFReC) 免疫細胞治療学教授 保仙 直毅 氏から「血液がんに対するデザイナー免疫細胞療法」について、信州大学医学部小児医学教室 教授 中沢 洋三 氏から「アカデミアによる非ウイルス遺伝子改変CAR-T細胞の臨床開発」について、公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構細胞療法研究開発センター センター長 医学博士 川真田 伸 氏から「CAR-T細胞製剤の製造現場から見た遺伝子・細胞治療の課題と展望」についてご講演いただきました。また、各講師のご講演後に特定非営利活動法人情報計算化学生物学会・CBI研究機構・次世代モダリティ研究所所長(大阪大学共創機構 特任教授)の坂田 恒昭 氏を座長としてパネルディスカッションを行いました。
なお、当日の参加者は大阪会場で20社22人、オンライン配信登録者数は457社931人でした。
次回は2022年11月頃に開催予定です。奮ってご参加ください。