2022年11月22日(火)LINK-Jと名古屋大学は、名古屋大学における先進的な取り組み事例×展望をテーマに、核糖鎖生命コア研究所にスポットをあてたイベントをオンラインにて開催しました。(主催:LINK-J、共催:名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 メディカルイノベーション推進室(MIU))
LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画を公開しています。是非ご覧ください。
MIUとのイベント第3弾となる今回は、情報科学、構造生物学、創薬科学というそれぞれ異なる専門分野をもち、かつ今後のグライコサイエンスの発展に関連する新分野開拓や技術アプローチに携わる3人の研究者が未来創薬の観点から、今後台頭する創薬科学・情報科学について紹介しました。当日は約270名の方にご参加いただき、多数のご質問とご視聴、誠にありがとうございました。
糖鎖生命コア研究所の紹介
糖鎖生命コア研究所 教授、統合生命医科学糖鎖研究センター センター長 佐藤 ちひろ
再生医療産業化に向けた画像情報解析技術による細胞品質管理
大学院創薬科学研究科・准教授 加藤 竜司
タンパク質構造生物学の変革を生んだクライオ電子顕微鏡法
細胞生理学研究センター・教授 大嶋 篤典
深層学習による生体内微小環境の新次元俯瞰
大学院医学系研究科システム生物学分野・教授 島村 徹平
総合討論では「iGCOREのミッションとして、再生医療分野における品質管理面での有用な手法開発を推察するが、QbD(Quality by Design)で使えるようなる具体的なアイデアはありますか?」「B細胞の膜の糖鎖は糖鎖コアに含まれているのか」など講演について深堀の質問を頂戴しました。
次回は3月にスタートアップの紹介をテーマにしたイベントを予定しておりますので、是非こちらもご参加ください。