心電計機能を用いた診断支援や治療用アプリなどのプログラム医療機器(SaMD:Software as a Medical Device)については、厚生労働省からその実用化促進パッケージ戦略(DASH for SaMD)やSaMD該当性判断のためのガイドラインが公表されるなど、早期実用化に向けた取組みが展開されつつあります。
しかし、実際の運用場面では、データ収集時における個人情報の取り扱いや、プログラムの使用方法やアプリの表示方法によってSaMDに該当するかどうかの判断が困難であることなど、まだまだ課題が山積しています。
本セミナーでは、それらの課題の中でも、個人情報保護やセキュリティ確保などに多くの検討余地がある一方で、その活用により医療の高度化や医療費の抑制への期待が大きいPHR(Personal Health Record)を中心に、主にビジネスを進める側からSaMDの最新動向についてお聞きします。
医療機器メーカーや製薬企業などのご担当者、医療関係者はもちろんのこと、IT関係の方や行政の方など、SaMD及びデジタルヘルスにご関心ある方は是非お申し込み下さい。
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41935_ext_06_0日時: 2022年10月18日(火)13:00ー15:00
オンライン(Zoomウェビナー)
(外部サイトが開きます)
申込締切:2022年10月14日(金)正午
(ただし、申込多数の場合、締切日前でもお断りする場合がありますので予めご了承ください。)
プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
13:00~13:05 | 開会挨拶 京都大学医学部附属病院医療情報企画部長/教授 黒田知宏 |
13:05~13:35 | 講演①「SaMDに関する更なる制度整備に向けた論点と、SaMDの開発・利用の基盤となる医療情報・PHRに関する枠組み整備の動向」 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 プロトタイプ政策研究所所長・シニアパートナー弁護士 落合孝文 氏 ((一社)日本医療ベンチャー協会理事) |
13:35~14:05 | 講演②「食事摂取内容をPHRとして活用するための取り組み」 京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 講師 池田香織 |
14:05~14:35 | 講演③「PHRサービス『auウェルネス』でKDDIが目指す世界」 KDDI株式会社 ヘルスケア事業推進部 シニアエキスパート 田口健太 氏 (PHRサービス事業協会(分科会3)幹事会社) |
14:35~15:00 | 質疑応答 3名の登壇者への質疑応答(モデレーター KAHSI 黒田知宏・桐山瑶子) |
参加費
無料
定員
200名程度
主催
主催:KAHSI(Kyoto Advanced Health Software Intiatives)
共催:京都大学医学部附属病院