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イベントレポート

「世界最強の「デジタルヘルス大手企業」が誕生!?アメリカデジタルヘルストレンド・現状&未来~第5回 LINK-Jオンライン・ネットワーキング・トーク ~」を開催(10/7)

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10月7日(水)、オンラインにて「世界最強の「デジタルヘルス大手企業」が誕生!?アメリカデジタルヘルストレンド・現状&未来~第5 LINK-Jオンライン・ネットワーキング・トーク ~」を開催いたしました。(主催:LINK-J

本イベントは、デジタルヘルスをテーマとして、Livongo HealthChief Product OfficerであるAmar Kendale氏と、LINK-Jサポーターでアメリカにて15年以上ヘルスケアベンチャー投資家として活躍し、デジタルヘルス領域でも複数のEXITを経験している清峰正志氏が登壇し、講演と個別のネットワーキング・トークを行いました。

登壇者:
清峰 正志 氏※LINK-Jサポーター(Founder & CEOKicker Ventures Co-FounderCo-Studio株式会社、東北大学特任教授(客員))
Amar Kendale 氏(Chief Product Offier, Livongo Health

【アーカイブ動画】
※10/31までご覧いただけます。

大きく変化するアメリカのデジタルヘルスの潮流

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まず清峰正志氏からは「アメリカデジタルヘルストレンド・現状&未来」と題し、大きく変わりつつあるアメリカのデジタルヘルスの動向と今注目のデジタルヘルス系ベンチャー企業についてご講演いただきました。

2020年のアメリカのデジタルヘルスベンチャーへの投資金額は、9年前の10倍に上り、バイオファーマへの投資金額にも肉薄する勢いだといいます。

中でも注目なのは、世界最大の遠隔診療の会社であるTeladoc社と、慢性疾患管理を提供するデジタルヘルスのLivongo社の合併であるとし、合併によって時価総額が上がるだけでなく、事業内容として新しいヘルスケア業界を象徴している、と紹介されました。

「スタートアップのスピード感には大企業はついていけない。今のこの流れは、スタートアップにとってメジャープレイヤーになる大きなチャンスだと思います。

逆に大企業は、すでに新しく変わったヘルスケア業界で、既存事業にデジタルヘルスを組み込むのではなく、どうやったら主要プレイヤーになれるか、どうやったら勝てるかを考えてほしい。今のアメリカの状況が数年後の日本だと仮定した場合、どうやって実績を積み上げて生き残っていくかを考えておくことが大切だと思います。」

Livongo Healthが切り開く新しいデジタルヘルス領域

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Livongo HealthのAmar Kendale氏からは「Livongo Healthの軌跡からみるデジタルヘルスの状況」と題し、Livongo Healthのこれまでの事業とTeladoc Healthとのこれからの展望について講演いただきました。

Livongo Healthは糖尿病や高血圧など慢性疾患をもつ人々のための治療支援プラットフォームを提供しています。日常的に、体重管理から栄養指導などのコーティングを受けられるサービスです。

Livongo Healthは、遠隔医療の大手企業であるTeladoc Healthと合併することで、消費者の健康情報や、臨床の専門知識と組み合わせ、多くの人がバーチャルやリアルタイムに利用できるヘルスケアサービスを提供し、健康状態に対しより良い結果を得られることを目指しています。

質疑応答

講演の後にはQ&Aがおこなわれました。

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「利用者情報のデータコレクションで、注力して集めている情報もしくは価値の高いと定義している情報はなにか」「アメリカで遠隔医療アプリが受け入れられている背景は?」「Livongo Healthが日本市場に参入する予定はあるか」などの議論がなされました。

今回はセミナー終了後、ネットワーキングタイムとして登壇者と直接話せる時間を設けました。参加者と登壇者が直接対面し、ディスカッションが繰り広げられました。
当日は民間企業など幅広い層の方から、約300名の方にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。

LINK-Jでは今後もこのようなイベントを予定しています。ぜひ今後のイベントにもご期待ください。

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