第25回LINK-Jオンライン・ネットワーキング・トーク
千葉県柏の葉エリアは、東京大学・千葉大学、国立がん研究センター東病院、産総研などライフサイエンス分野での研究機関の集積が加速化し注目を集めています。2021年には賃貸ウェットラボである「三井リンクラボ柏の葉」も完成し、LINK-Jの交流・連携拠点としても活用予定です。
そこで今回、ライフサイエンス都市柏の葉における次世代医療技術・ヘルスケアサービス創出について情報収集・体感できるイベントシリーズを立ち上げました。第一弾として三井リンクラボ柏の葉に研究拠点FS CREATIONを開設された藤田誠卓越教授をお迎えし、施設が目指すもの、研究内容、企業との連携例などについてお話いただきます。
第二弾以降も貴重なゲストをお迎えし、柏の葉見学ツアーの開催も予定しております。
皆さま奮ってご参加ください。
◆三井リンクラボ柏の葉に関するリリースはこちらから。是非ご覧ください。
◆本イベントのアーカイブをご覧になりたい方はこちらからご登録の上ご視聴ください。(2022年8月10日まで)
参加方法
本イベントにはZoomウェビナーを使用します。ウェビナーにて参加の方は、セッション中の質疑応答やアンケートにご参加いただけます。事前にpeatixにて参加登録をお済ませください。
・参加申込後の視聴ページに視聴用リンク・パスワードを掲載しておりますので、ご確認いただき、視聴時間になりましたら「チケット表示」→「イベントに参加」ボタンよりお入りください。(専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください)
ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。
プログラム
時間 | 内容 |
17:00-17:05 |
主催者挨拶 |
17:05-17:35 |
オープンイノベーションにおけるコロンブスの卵:「はじめに場所ありき」 |
17:35-18:15 |
東京大学 社会連携講座「統合分子構造解析講座」のとりくみ |
18:15-18:35 |
質疑応答 |
18:35-18:50 |
休憩 |
18:50-19:35 |
パネルディスカッション |
19:35 |
クロージング |
※内容が変更になる場合がございますがご了承ください。
登壇者
登壇者プロフィール | |
藤田 誠 東京大学 大学院工学系研究科応用化学専攻 卓越教授 現職:東京大学卓越教授(東京大学大学院工学系研究科)・分子科学研究所 卓越教授(兼任, 特別研究部門) 経歴:1982 年千葉大学大学院工学研究科合成化学専攻修了。同年より相模中央化学研究所勤務。87 年工学博士(東京工業大学)。88 年より千葉大学助手,講師,助教授,分子科学研究所助教授,名古屋大学教授を経て2002 年より東京大学(大学院工学系研究科)教授。2018年より分子科学研究所卓越教授を兼任。2019年より現職。分子の自己組織化により様々な研究に業績を残し、近年には分子構造解析の100年問題を解決したと言われる「結晶スポンジ法」を開発。2018年にはノーベル賞の前哨戦とも言われるウルフ賞の化学部門賞を受賞し、東京大学では3人目の「東京大学 卓越教授」となる。 専門:有機化学・錯体化学。 |
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佐藤 宗太 東京大学 大学院工学系研究科応用化学専攻 社会連携講座「統合分子構造解析講座」 特任教授 2005年3月東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(博士(理学))。同年4月より東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻・助手、2007年4月より同・助教、2010年7月より同・講師。2012年7月より2017年3月まで理化学研究所・客員研究員を併任。2013年6月より2017年1月まで東北大学原子分子材料科学高等研究機構 (AIMR)・准教授。2013年10月より2020年3月までERATO 磯部縮退π集積プロジェクト グループリーダーを併任。2017年2月より2020年3月まで東京大学大学院理学系研究科化学専攻・特任准教授。2020年2月より有機合成化学協会誌編集委員、同年4月より東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻・特任教授、また早稲田大学グローバル科学知融合研究所・招聘研究員を併任。 |
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中島 宏樹 株式会社島津製作所 分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 MSビジネスユニット 副ビジネスユニット長 2004年 東京工業大学大学院生命理工学研究科生物プロセス専攻博士後期課程修了(工学博士)、 大阪大学大学院理学研究科高分子科学専攻COE博士研究員、2005年(株)島津製作所 入社、2016年 SHIMADZU EUROPA GmbH (ドイツ) 駐在 欧州イノベーションセンター長、2018年 分析計測事業部 グローバルアプリケーション開発センター長、2020年 分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 MSビジネスユニット 副ビジネスユニット長、現在に至る |
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荒川 清美 株式会社島津製作所 分析計測事業部 グローバルアプリケーション開発センター センター長 1988年㈱島津製作所入社。入社以来、ガスクロマトグラフ質量分析計、液体クロマトグラフ質量分析計の応用技術開発に従事。水質規制や残留農薬、RoHS規制から、食品中の機能性成分分析、精密質量分析による不純物構造解析、新生児マススクリーニングに至るまで、新規メソッド開発やお客様サポートを行ってきました。現在は部門長として、光・クロマト装置から表面観察装置、試験機まで多種多様な分析計測技術を用いてお客様の課題解決を行えるようサポートしています。柏の葉リンクラボ「統合分子構造解析講座」での様々な出会いをとても楽しみにしています。 |
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杉沢 寿志 日本電子株式会社 経営戦略室 オープンイノベーション推進室長 平成2年4月日本電子(株)入社後、核磁気共鳴装置の応用研究・開発企画を担当。その後、内閣府に出向し、第3期科学技術基本計画策定に携わった後、JSTにてERATO事業に従事。日本電子株式会社に帰社後、産学官連携を軸とするオープンイノベーションの推進を担当。 |
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小木曽 直人 株式会社JEOL RESONANCE 経営企画室 商品企画グループ グループ長 愛知県出身。 1993年 三重大学大学院生物資源学研究科修了。専攻は生理活性化学。同年、三洋化成工業株式会社に入社。研究開発部門に所属し、フォトレジスト、電解液、半導体プロセス薬剤など主にエレクトロニクス材料の研究開発に従事。2012年 株式会社JEOL RESONANCEに入社。経営企画室に所属し、NMR、ESRの商品企画を担当し現在に至る。 所属学会:電気学会 |
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神田 浩幸 株式会社リガク X線機器事業部 副事業部長 兼 SBU ROD(単結晶構造解析) 戦略ビジネスユニットマネージャー 2003年4月に株式会社リガク入社。以降、単結晶構造解析のビジネスに携わる。リガクは2015年にアジレント・テクノロジーズ・インクのX線回折事業部門を買収。自社の単結晶構造解析事業に統合し、Rigaku Oxford Diffraction(ROD)という新たな事業部門を2015年4月30日より開始。以後、戦略ビジネスユニットマネージャーとしてこの事業部門を率いている。結晶スポンジ法に関しては、2013年4月にスタートしたJST-ACCELプロジェクト「革新的分子構造解析」にリガクは共同参画企業として参加。その後、グローバルに結晶スポンジ法を普及させるべく、2019年には独メルク社と開発パートナーシップ契約を締結。この革新的分子構造解析法である結晶スポンジ法を専門知識・技術のないユーザーにも日常的に扱ってもらうことをめざし、製品開発およびPR活動を行なっている。 |
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大久保 達也 東京大学 理事・副学長 国際オープンイノベーション機構 機構長 1988年 東京大学大学院修了(工学博士)。同年 九州大学助手に採用。 その後、東大、Caltechを経て、2006年 東京大学教授。2017年 同工学系研究科長・工学部長。2020年 同理事・副学長。 研究分野: ゼオライトの合成と応用、プラチナ社会 |
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山下 和則 三井不動産株式会社 執行役員 柏の葉街づくり推進部長 | |
曽山 明彦 厚生労働省医療系ベンチャー振興推進会議構成員、東北大学客員特任教授、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン常務理事 |
参加費
無料(要事前登録)
主催
主催:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン