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異分野融合による「次世代」iPS細胞研究 ~京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の挑戦~

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異分野融合による「次世代」iPS細胞研究 ~京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の挑戦~

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は、iPS細胞を利用した新たな生命科学と医療の開拓を目指し、2010年に開所しました。以来、多くの知見が生まれ、複数の疾患において研究成果を基とした治験(再生医療・創薬)が行われるなど、着実に歩みを進めてきています。
今後は引き続き従来の研究に精力的に取り組んでいくとともに、関連異分野との融合等によりiPS細胞の可能性を拡げ、さらなる生命科学現象の解明や画期的な医療技術の開発にも注力していきます。
このような多角的なアプローチを展開するため、本年度、多様なバックグラウンドをもつ4名の主任研究者がCiRAでの研究を開始しました。本セミナーでは、彼らの研究を中心に紹介し、異分野融合による「次世代」iPS細胞研究への関心を高めていただくとともに、iPS細胞技術の実用化について意見を交わすことを目指します。
CiRA研究者と直接コミュニケーション取れる機会ですので、ぜひ皆さまご参加ください。

日時2023年1月17日(火)17:00-19:00(受付開始16:45~,リアル会場ネットワーキング18:35~)

会場
日本橋ライフサイエンスビルディング201大会議室、オンライン(Zoom Webinar)
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

申込締切

当日までお申込みいただけます

本イベントでは新しいイベント申込フォームを使用しております。 視聴URLは申込完了後メールにてお知らせいたします。

プログラム

時間 内容
17:00-17:05

オープニング
高橋 俊一(LINK-J事務局長)

17:05-17:10

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)について

17:10-17:35

iPS細胞を用いた難治性呼吸器疾患克服への挑戦
後藤 慎平 氏(京都大学iPS細胞研究所 臨床応用研究部門・教授)

17:35-17:55

バリア形成を促進する新規生理活性ペプチドの発見
小田 裕香子 氏(京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門・准教授 )
※1/16更新 オンライン登壇となりました。

17:55-18:15

相分離を基盤とした次世代iPS細胞技術の開拓
下林 俊典 氏(京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門・准教授

18:15-18:35

一細胞エピゲノム解析のメタ統合解析による細胞分化メカニズムの解明
河口 理紗 氏(京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門・講師)

18:35

中締め

18:35-19:00

リアル会場でのネットワーキングタイム

19:00

クロージング

※講演毎に質疑応答に時間がございます。

※内容が変更になる場合がございますがご了承ください。

登壇者

登壇者プロフィール
後藤慎平.jpg 後藤 慎平 京都大学iPS細胞研究所 臨床応用研究部門・教授
京都府出身。2004年京都大学医学部卒業。聖路加国際病院や南京都病院の呼吸器内科で研修医・医員として勤めた後、京都大学大学院医学研究科に入学、2015年博士号(医学)取得。同大学院医学研究科特定准教授などを経て、2022年7月より現職。
難治性呼吸器疾患の診断や治療に貢献すべく、iPS細胞などを用いて病気のメカニズム解明や、傷んだ肺の機能を取り戻す技術の開発に取り組む。
小田裕香子.jpg 小田 裕香子 京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門・准教授
兵庫県出身。2001年京都大学農学部卒業、2006年京都大学大学院理学研究科修了(理学博士)。日本学術振興会特別研究員(PD)、神戸大学大学院医学研究科助教、京都大学医生物学研究所助教などを経て、2022年5月より現職。
京都大学医生物学研究所在職時に、上皮組織(体内器官などの表面や皮膚)にあるバリア機能「タイトジャンクション」の形成を誘導するペプチド(アミノ酸が連なったもの)「JIP」を発見。その成果を発展させ、がんや老化の制御など個体の恒常性維持機構の解明、およびiPS細胞を用いた創薬への応用を目指す。
下林俊典.JPG 下林 俊典 京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門・准教授
和歌山県出身。2011年京都大学理学部卒業、2016年京都大学大学院理学研究科修了(理学博士)。パリ高等師範学校博士研究員、海洋研究開発機構研究員、プリンストン大学JSPS(日本学術振興会)海外特別研究員などを経て、2022年5月より現職。
物理学や機械学習など、従来の細胞生物学分野の枠組みに捉われないアプローチとiPS細胞技術の融合により細胞初期化のメカニズム解明や新たな医療技術開発に取り組み、生命科学の新たなフロンティアを切り拓くことを目指す。
河口理紗.JPG 河口 理紗 京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門・講師
東京都出身。2012年東京大学理学部卒業、2017年東京大学大学院新領域創成科学研究科修了(科学博士)。産業技術総合研究所にて日本学術振興会特別研究員(PD)、国立がん研究センター研究所外来研究員、コールドスプリングハーバー研究所博士研究員などを経て、2022年5月より現職。
情報科学・統計・数理・機械学習を駆使し、大規模な生命科学データを比較解析するための手法の開発に取り組む。iPS細胞を含むヒトの様々な細胞種、さらには異なる生物種間の比較にも応用し、老化など、生物における普遍的なシステムの解明を目指す。
Takahashi.jpg 高橋 俊一 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン事務局長

定員

リアル会場100名
*リアル会場は先着100名様となります。
*講演終了後、リアル会場のみ名刺交換会の時間を設けます。
*国からの要請あるいは新型コロナウイルス感染拡大状況等の理由から、リアル会場での開催を中止する場合があります。その場合は、リアル会場にお申し込みの方もウェビナーをご視聴ください。また、状況により一部登壇者がオンラインでの登壇になる可能性がございます。

オンライン会場1000名

参加方法

・リアル会場にお申込みをされた方は当日会場にお越しください。
・オンライン会場はZoomウェビナーを使用します。事前に参加登録をお済ませください。
・参加申込後にメールにて視聴URLをお知らせいたします。(専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください)
・ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。

参加費

無料(要事前登録)

主催

主催:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン、京都大学

お問い合わせ先

LINK-J E-mail:contact@link-j.org

日時2023年1月17日(火)17:00-19:00(受付開始16:45~,リアル会場ネットワーキング18:35~)

会場
日本橋ライフサイエンスビルディング201大会議室、オンライン(Zoom Webinar)
参加申込(要事前登録)

(外部サイトが開きます)

申込締切

当日までお申込みいただけます

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