ACTjapan(Alliance for Clinical Translation, Japan)は大阪大学との協定の下に、橋渡し研究を通じた新規医療実用化を目指す研究機関のネットワークです。遺伝子治療や再生医療、テイラーメイド医療など最先端の実用化研究のほか、アカデミアにおける様々な新規医療の実用化研究を連携しながら推進しています。
この度、ACTjapanでは、「ACTjapanフォーラム アカデミア臨床開発Update ~免疫細胞療法のサイエンス~」を開催致します。
今、癌治療を中心に免疫療法が注目を集めていますが、中でも”細胞”を用いた治療は今後、世界的潮流になることが予想されていることから、今回は免疫細胞療法のサイエンスをテーマとして特別講演ならびに研究開発シーズの発表を企画致しました。
特別講演では、制御性T細胞の発見者である坂口志文先生、細胞医薬の第一人者である河本宏先生をお迎えして、坂口先生からは制御性T細胞を標的とする免疫医療に関する最先端のご研究内容について、河本先生からはiPS細胞からのデザイナー細胞製剤の開発と治療への応用についてご講演頂くと共に、ACTjapan協定機関からは最新の免疫細胞医療の開発動向をご紹介いただきます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
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40584_ext_06_0日時: 2021年10月1日(金)13:00-16:40
大阪大学吹田キャンパス 最先端医療イノベーションセンター棟1F マルチメディアホール
※来場参加は先着60名のみとなります。
※オンラインでも同時開催(Zoom)致します。
(外部サイトが開きます)
【参加申込締切】2021年9月15日(水)
プログラム
13:00-13:10【 開会の辞 】
13:10-15:10【 特別講演 】
● 制御性T細胞を標的とする免疫医療の現状と展望
坂口 志文 大阪大学免疫学フロンティア研究センター 実験免疫学 特任教授
● iPS細胞を材料とした即納型汎用性T細胞製剤の開発
-がん免疫療法およびウイルス感染症治療への応用-
河本 宏 京都大学ウイルス・再生医科学研究所 再生免疫学分野 教授
15:30-16:30【 オーラルプレゼンテーション 】
● 2-deoxy-glucoseによる抗腫瘍効果増強Tリンパ球の作製と癌免疫療法への応用
豊福 利彦 大阪大学医学系研究科 免疫分子制御学共同研究講座 特任教授
● 多発性骨髄腫に対する新規CAR-T細胞の開発
長谷川 加奈 大阪大学免疫学フロンティア研究センター 免疫細胞治療学 特任助教
● 末梢血を用いたがん免疫療法効果予測診断法の開発
岩堀 幸太 大阪大学大学院医学系研究科 臨床腫瘍免疫学 特任講師
16:30-16:40【 閉会の辞 】
【 ショートビデオプレゼンテーション(オンデマンド配信)】
ショートビデオプレゼンテーションはCROCO(大阪大学医学部附属病院が提供する臨床研究e-learningサイト)にて期間限定で配信致します。CROCOからの視聴方法はACTjapan HPに掲載致します。
● 合成がんワクチン開発のための自己アジュバント化プラットフォームの構築
深瀬 浩一 大阪大学大学院理学研究科 教授
● 難治性がんに対する治療用抗GPCR抗体の開発
今井 祐記 愛媛大学プロテオサイエンスセンター・大学院医学系研究科 教授
● 腸管免疫を利用した経口がんワクチンの開発
白川 利朗 神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 先端医療学分野 教授
参加費
無料
定員
※ご参加には事前登録が必要です。来場参加は先着60名のみとなります。
主催
主催:
日本橋渡し研究アライアンス(ACT japan)
革新的医療技術創出拠点プロジェクト 大阪大学「戦略的TR推進による自立循環型新規医療創出拠点の実現」
共催:
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部
一般社団法人 未来医療交流会
後援:
大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ
お問い合わせ先
電 話:06-6210-8291 FAX:06-6210-8301
e-mail:actjapan@dmi.med.osaka-u.ac.jp