Menu

イベント

第6回 MICHINOOKセミナー 超高齢社会に挑む産学連携ライフサイエンス ― 脳・分子・創薬・AIが切り拓く未来

日本は世界でも類を見ない超高齢社会を迎え、健康寿命の延伸と高齢者のQOLの維持が社会的課題となっています。
本セミナーでは、東北大学のライフサイエンス分野を牽引する研究者が、脳科学・分子機構・創薬・AI行動科学の最前線をご紹介します。
ライフサイエンス分野に関わる企業研究者や新規事業担当者の皆様に、健康寿命延伸という社会的テーマを起点に、研究開発と事業展開をつなぐ機会をご提供します。

第6回 MICHINOOKセミナー 超高齢社会に挑む産学連携ライフサイエンス ― 脳・分子・創薬・AIが切り拓く未来

クリックするとPDFが開きます

49556_ext_26_0

日時 2026年1月27日(火)15:00-17:30(14:30開場、17:00~ネットワーキング)

会場

日本橋ライフサイエンスハブ
東京都中央区日本橋室町1-5-5室町ちばぎん三井ビルディング8階(COREDO室町3)
※リアル開催のみ

参加申込

(外部サイトが開きます)

参加方法

お申込みをされた方は直接会場にお越しください。 事前に参加登録をお済ませください。

プログラム

時間内容
14:30開場
15:00-15:05開会挨拶

東北大学 理事・副学長(サイエンスパーク・復興新生・ナノテラス共創担当) 
湯上 浩雄
15:05-15:30

大規模脳画像データベースから見る脳の加齢と認知症予防

東北大学 スマート・エイジング学際重点研究センター センター長
東北大学 加齢医学研究所 臨床加齢医学研究分野 教授
株式会社CogSmart 代表取締役最高科学責任者
瀧 靖之

15:30-15:55

ストレス応答と硫黄代謝

東北大学大学院医学系研究科 教授
本橋 ほづみ

15:55-16:20

老化細胞除去薬(Senolytic drug)の開発

東北大学大学院医学系研究科 教授
宮田 敏男

16:20-16:45

脳科学とAIが創るウェルビーイング・デザイン ― 高齢者の行動変容と共創コミュニティの可能性

東北大学大学院情報科学研究科・加齢医学研究所 准教授
細田 千尋

16:45-16:50閉会挨拶

東北大学 理事・副学長(広報・医療・共創戦略担当) 
張替 秀郎
17:00-17:30ネットワーキング

登壇者

 プロフィール
東北大学 理事・副学長(サイエンスパーク・復興新生・ナノテラス共創担当) 
湯上 浩雄

1987.3 大阪大学大学院工学研究科博士後期課程単位取得退学     
(1988年3月修了)
1987.4 東北大学科学計測研究所助手
1992.10 Max Planck Institute for Solid State Research 客員研究員
1995.1 東北大学工学部機械知能工学科助教授
2001.6 東北大学大学院工学研究科機械システムデザイン工学専攻教授
2004.4 東北大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー長(~2006.8まで)
2008.4 東北大学総長特任補佐(~2012年3月まで)
2012.4 東北大学工学研究科副研究科長(教育担当)(~2018.3まで)
2018.4 東北大学副理事 (大学院改革担当/教育研究システム改革担当)(~2021.3まで)
2021.4 東北大学工学研究科長・工学部長(~2023.3)
   東北大学総長補佐(~2023.3)
2023.4 東北大学副理事(グリーン未来担当)(~2024.3まで)
   東北大学グリーン未来創造機構 機構長(~現在)
2024.4 東北大学副学長(グリーン未来創造・復興新生担当)
    未来科学技術共同研究センター(NICHe) センター長
2025.4~ 現職
東北大学 スマート・エイジング学際重点研究センター センター長
東北大学 加齢医学研究所 臨床加齢医学研究分野 教授
株式会社CogSmart 代表取締役最高科学責任者
瀧 靖之

平成11年 東北大学医学部卒業、東北大学大学院医学系研究科博士課程入学
平成15年3月修了。
平成15年4月より東北大学病院医員
平成16年より東北大学加齢医学研究所助手
平成20年より東北大学加齢医学研究所准教授。
平成24年8月より東北大学東北メディカル・メガバンク機構 教授
平成25年8月より東北大学加齢医学研究所 機能画像医学研究分野 教授
平成29年4月より東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長
令和5年4月より東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター センター長
東北大学大学院医学系研究科 教授
本橋 ほづみ

1990年に東北大学医学部卒業。耳鼻咽喉科での初期研修の後、1992年に東北大学大学院医学研究科博士課程進学。
転写制御の面白さに魅せられて基礎医学に転向し、1996年に博士課程終了後、筑波大学先端学際領域研究センター助手に着任。
2000年に8ヶ月の米国留学を挟んで、筑波大学基礎医学系講師、2007年から東北大学大学院医学系研究科准教授、2013年に東北大学加齢医学研究所教授、2023年から現職。
東北大学大学院医学系研究科 教授
宮田 敏男


1986年 名古屋大学医学部卒業
1991年 大阪大学微生物病研究所助手
1994年 名古屋大学医学部分院内科講師
2003年 東海大学医学部腎・代謝内科学教授
2005年 東海大学総合医学研究所所長
2007年 東北大学大学院医学系研究科教授(現職)
東北大学大学院情報科学研究科・加齢医学研究所 准教授
細田 千尋


東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程修了(医学博士)
博士課程修了後、国立精神・神経医療研究センター神経研究所、ATR国際電気通信基礎技術研究所、科学技術振興機構(JST)さきがけ研究員、理化学研究所 脳科学総合研究センター、東京大学、帝京大学を経て、現職"
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程修了後、国立精神・神経医療研究センター神経研究所、ATR国際電気通信基礎技術研究所、科学技術振興機構(JST)さきがけ研究員、理化学研究所 脳科学総合研究センター、東京大学、帝京大学を経て、現職
東北大学 理事・副学長(広報・医療・共創戦略担当) 
張替 秀郎

1986.3 東北大学医学科卒業
1989.4 東北大学医学部第二内科医員
1994.4 米国ロックフェラー大学博士研究員
1998.4 東北大学病院検査部助手
2002.2 東北大学病院検査部講師
2004.4 東北大学病院血液免疫科講師
2007.7 東北大学大学院医学系研究科血液免疫病学分野教授
2011.4 東北大学病院輸血・細胞治療部長
2012.4 東北大学病院副病院長
2017.4 東北大学総長特別補佐
2019.4 東北大学病院検査部長
2020.4 東北大学病院臨床研究推進センター長
2022.3 東北大学大学院医学系研究科血液内科学分野教授
2023.4 東北大学副学長(病院経営担当)(~2024年3月)
   病院長(~現在)
2024.4~ 東北大学理事・副学長(広報・医療・共創戦略担当)

講演内容(予定)

瀧先生ご講演
東北大学 スマート・エイジング学際重点研究センターでは、おおよそ3000人、5歳~80歳の健常小児~高齢者の脳MRI、認知力、生活習慣、遺伝子等のデータを収集し、横断的、縦断的な脳画像データベースを作成している。これらのデータを用いて、脳MRI画像からみる健常な脳発達、加齢を明らかにし、更にどのような生活習慣などの要因が脳発達、加齢に影響を与えるかを明らかにしてきた。本講演では、大規模脳画像データベースから得られた認知症予防の多くの知見とともに、認知症予防に関する産学連携、社会実装に関して包括的に話題提供したい。

本橋先生ご講演
硫黄は生命の進化を牽引してきた元素である。最近の研究から、生体内にこれまで知られていなかった種々の硫黄を含む生体分子(超硫黄分子と総称する)が存在することがわかってきた。超硫黄分子は、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、また、ミトコンドリアにおけるエネルギー代謝を支え、細胞内の情報伝達にも利用されている。こうした超硫黄分子の生体における役割と我々の健康との関係を紹介する。

宮田先生ご講演
ヒトPAI-1の結晶構造解析に基づくインシリコ創薬により、1,400種以上の新規誘導体を探索し、PAI-1阻害薬「RS5614」を創出した。RS5614は、免疫系によるがん細胞や老化細胞の除去を促進することが明らかとなっており、新しいタイプのがん治療薬、ならびに抗加齢・長寿医薬品(セノリティック薬:がん化を促進せず老化関連疾患を抑制する薬剤)として注目されている。
がん領域では、第三相試験2件を含む9件の臨床試験を実施し、2025年には厚生労働省より希少疾患(悪性黒色腫)治療薬として指定を受けた。
さらに、抗老化・長寿分野においては、国際的な長寿延伸プロジェクト「XPRIZE Healthspan」にも参画し、健康寿命の延伸に向けた研究開発を推進している。

細田先生ご講演
やり抜く力(Grit)と脳の可塑性の関係を基盤に、AIを用いた個別最適フィードバックにより健康行動の継続とウェルビーイングの向上を促す最新研究を紹介する。さらに、ISO25554に基づく共創的コミュニティデザインを通じて、高齢者が社会的関係資本や生きがいを再構築し、サステイナブルなウェルビーイング社会を実現する仕組みを、WELL Community®実証事例とともに示す。

参加費

無料

定員

リアル会場100名
*先着順

主催

主催:国立大学法人東北大学 
協力:三井不動産株式会社、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン

お問い合わせ先

MICHINOOKコミュニティ事務局 三井不動産株式会社 イノベーション推進本部産学連携推進部 
E-mail : michinook@mitsuifudosan.co.jp

第6回 MICHINOOKセミナー 超高齢社会に挑む産学連携ライフサイエンス ― 脳・分子・創薬・AIが切り拓く未来

クリックするとPDFが開きます

49556_ext_26_0

日時 2026年1月27日(火)15:00-17:30(14:30開場、17:00~ネットワーキング)

会場

日本橋ライフサイエンスハブ
東京都中央区日本橋室町1-5-5室町ちばぎん三井ビルディング8階(COREDO室町3)
※リアル開催のみ

参加申込

(外部サイトが開きます)

参加方法

お申込みをされた方は直接会場にお越しください。 事前に参加登録をお済ませください。

おすすめイベント

こちらもおすすめ

pagetop