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イベントレポート

「LINK-J Networking Reception 自然科学研究機構 × Princeton University」を開催(4/3)

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4月3日(水)、日本橋ライフサイエンスビル1004会議室にて「LINK-J Networking Reception 自然科学研究機構 × Princeton University 基礎研究とライフサイエンス・イノベーションをつなぐ Corporate Engagement Life Sciences Lead」を開催いたしました。(主催:LINK-J、協力:大学共同利用機関法人自然科学研究機構)
本イベントは、Princeton大学Corporate Engagement TeamのDean Edelman先生のご来日に合わせて開催いたしました。大学共同利用機関法人自然科学研究機構特任教授である小泉 周先生と、各機関の産学連携への取り組みをテーマとして、講演とネットワーキングが行われました。

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座長: 小泉 周(大学共同利用機関法人自然科学研究機構 特任教授)
登壇者:Dean Edelman(Princeton University, Corporate Engagement Team)

はじめに、小泉先生より自然科学研究機構(NINS)についてご説明頂きました。NINSは国立天文台や核融合科学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所など5つの研究所から構成されている機関本部であること、国際連携のハブとして新たに国際連携研究センター(IRCC)を設立され、プリンストン大学との組織連携を推進されていることなど、イノベーションへの応用例をご紹介いただきました。NINSは今後も産学連携を積極的に進めていきたいとお話されました。

ご興味のある方はnins-sangaku (at) nins.jpまでご連絡ください。

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当日使われたスライド資料を下記に掲載いたします。(※PDFファイルが別ウィンドウで開きます)

自然科学研究機構_ページ_01.pngのサムネイル画像

(PDFファイル1MB)

プリンストン大学のDean先生からは、プリンストン大学について基礎研究や多くのノーベル賞受賞者を輩出していること、一方、270年の歴史を通じて学部教育を重視し、産学連携(corporate engagement)については熱心ではなく保守的な大学だとの評判が立っていたとの背景説明をいただきました。2015年に大学経営陣が産学連携に積極的に取り組むとの意思決定をして以来、この状況は急速に変わりつつあるとして、研究成果の産業化を促進するため2015年から取り組み始めた研究成果のデータベース化、ベンチャー育成支援、NINSとのコラボレーションのなどの新たな取り組みについてお話をいただきました。プリンストンに関心のある製薬・バイオ企業は是非連絡してほしいと述べられました。

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後半の質疑応答では、事前にいただいた「自然科学研究機構 核融合科学研究所の現在の研究開発状況を知りたい」という質問を受け、自然科学研究機構の小森彰夫機構長から核融合研究の現状と今後の展望についてお話いただきました。

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講演後は同10階ラウンジにて懇親会が行われました。当日はアカデミア関係者や民間企業の研究開発部の方など幅広い層の方から、約40名の方にご参加いただきました。
参加者からは「NINS、プリンストン大学が何を行っているか、内容がよくわかりました」「テーマが素晴らしく、面白かった」などの意見をいただき、大変盛況な会となりました。
これからもLINK-Jはアカデミアと連携し、様々なイベントを開催する予定です。奮ってご参加ください。

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