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"東北大学先端技術×ライフサイエンス"シリーズ vol.3 次世代放射光による可視化が変えるライフサイエンスの未来

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"東北大学先端技術×ライフサイエンス"シリーズ vol.3 次世代放射光による可視化が変えるライフサイエンスの未来

次世代放射光施設が、2023年、東北大学青葉山新キャンパスに完成します。
この施設は、国・地域・大学・国研に加え、約100社に上る企業が出資して建設を進めており、出資した企業・学術機関は、それぞれが成果を専有できる新しい制度のもとで、世界トップクラスの性能の光を利用できます。
この新しい光は、モノの見え方を変えてしまいます。例えばライフサイエンス分野では、たんぱく質構造解析に加え、細胞内の状態を可視化し、薬理や薬物動態といった創薬研究の応用分野が広がることが期待できます。
さらに、「モノの見え方が変わる」ことで、計測と計算科学・データ科学・AIとの距離を縮め、仮説検証サイクルを加速します。
すでに、スピントロニクスや触媒など、デバイス・材料の研究開発の手法に革新をもたらしつつあり、2050年のカーボンニュートラルと脱炭素社会の実現にむけて様々な分野が集い、つながるオープンイノベーションの場として、産業界・学術から広く期待されています。

新たな連携の形による産学連携に関心をお持ちの方や、次世代放射光のライフサイエンスをはじめとする多分野での活用に関心をお持ちの方など、幅広い方のご参加をお待ちしております。
会場でのネットワーキングも予定しておりますので、交流の場としてもご活用ください。

※2019年開催「LINK-J×東北大学ネットワーキング・ナイト 次世代放射光の可視化がライフサイエンスを革新する」開催レポートはこちら

クリックするとPDFが開きます

A3ポスター_東北大_0526_軽量.pdf

日時2022年5月26日(木)17:00-19:00(18:30-19:00リアルネットワーキング)

会場
日本橋ライフサイエンスハブ、オンライン(Zoom Webinar)
参加申込

(外部サイトが開きます)

申込締切

定員

リアル会場150名
*リアル会場は先着150名様となります。
*講演終了後、リアル会場のみ名刺交換会の時間を設けます。
*国からの要請あるいは新型コロナウイルス感染拡大状況等の理由から、リアル会場での開催を中止する場合があります。その場合は、リアル会場にお申し込みの方もウェビナーをご視聴ください。また、状況により一部登壇者がオンラインでの登壇になる可能性がございます。

オンライン会場1000名

参加方法

・リアル会場にお申込みをされた方は当日会場にお越しください。
・オンライン会場はZoomウェビナーを使用します。事前にpeatixにて参加登録をお済ませください。
・参加申込後の視聴ページに視聴用リンク・パスワードを掲載しておりますので、ご確認いただき、視聴時間になりましたら「チケット表示」→「イベントに参加」ボタンよりお入りください。(専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください)
・ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。

プログラム

時間 内容
17:00-17:05 開会
17:05-17:25 講演
「ライフサイエンスの研究基盤としての次世代放射光施設」
高田 昌樹 氏(東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター 教授)
17:25-17:45 講演
「X線吸収ナノ粒子を利用した腫瘍血管の光イメージング」
権田 幸祐 氏(東北大学大学院医学系研究科 教授)
17:45-18:05 講演
「百聞は一見に如かず:タンパク質分子動画から見えてくる世界」
南後 恵理子 氏(東北大学多元物質科学研究所 教授)
18:05-18:30

パネルディスカッション
高田 昌樹 氏
村松 淳司 氏(東北大学 副理事(次世代放射光計画担当)、国際放射光イノベーション・スマート研究センター長)
権田 幸祐 氏
南後 恵理子 氏

18:30 中締め
ご挨拶:村松 淳司 氏
18:30-19:00 リアル会場でのネットワーキング

登壇者略歴

1ea3ec409b123e447e9a8b4b48725e92129069ea.jpg高田 昌樹 氏(東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター 教授)

広島大学大学院卒。理学博士。専門分野は放射光構造科学。1995年に世界で初めて金属内包フラーレンの構造決定に成功した。名古屋大学、島根大学、高輝度光科学研究センター、理化学研究所放射光科学総合研究センターを経て2015年より東北大学多元物質科学研究所教授。2020年より現職。国際放射光施設の計画推進を行っている。

muramatsu.jpg村松 淳司 氏(東北大学 副理事(次世代放射光計画担当)、国際放射光イノベーション・スマート研究センター長)

1959年愛知県生まれ(63歳)。1988年東京大学大学院工学系研究科化学エネルギー工学博士課程修了後、東北大学に採用。選鉱製錬研究所、素材工学研究所、多元物質科学研究所にて研鑽を積み、2015年多元物質科学研究所長、2019年1月副理事(次世代放射光計画担当)(現職)、2019年10月国際放射光イノベーション・スマート研究センター長(現職)就任。

f3962ce1632725898add75d13bcd314744b40ece.jpg権田 幸祐 氏(東北大学大学院医学系研究科 教授)

2000年筑波大学大学院博士課程生物科学研究科修了(1997-2000年日本学術振興会特別研究員)、2001年筑波大学生物科学系・リサーチアソシエイト、2005年東北大学先進医工学研究機構・助手、2008年東北大学医学系研究科・助教、2009年同研究科・講師、2012年同研究科・准教授、2013年同研究科医用物理学分野・教授。

IMG_0603-3A_nango.jpg南後 恵理子 氏(東北大学多元物質科学研究所 教授)

1999年東京工業大学理学部卒業.2001-2004年日本学術振興会特別研究員.2004年同大学院博士課程満期退学.2004-10年東京工業大学理工学研究科(助教).2010-18年理化学研究所放射光科学総合研究センター(リサーチアソシエイト, 研究員).2019年京都大学大学院医学研究科(助教,特定准教授).2020年現職.

講演概要

高田先生ご講演
次世代放射光施設が、2023年、東北大学青葉山新キャンパスに完成します。
次世代放射光施設は、軟X線領域における輝度の高さを強みとし、硬X線領域に強みを持つSPring-8と相補的に、ナノの可視化で我が国の最先端研究を支える放射光施設です。
非専門家が理解しやすい可視化された機能のマッピング画像は、このツールを用いる分野との融合を飛躍的に拡げます。この新しい光は、モノの見え方を変えてしまいます。
ライフサイエンス分野では、既存のたんぱく質構造解析に加え、細胞内の状態を可視化し、薬理や薬物動態といった創薬研究の応用分野が広がることが期待できます。
そして、計算科学やデータ科学・AIとの融合が一気に進み、課題解決におけるイノベーションを高速化させるゲームチェンジャーとなることでしょう。
次世代放射光施設の概要と展望について、ご紹介いたします。

権田先生ご講演
我々は、独自開発した金ナノ粒子をX線造影剤に用い、高分解能μX線CTを使って、がん、糖尿病、認知症など血管病変が関与する疾病モデルマウスの病態解析とその医療応用目指して研究を進めています。最近、μX線CTと蛍光イメージングを組み合わせることで、異なる血管新生阻害剤が腫瘍血管の病態変化に及ぼす効果の差を詳細に明らかにしました。このデータに加え、血管イメージングへの応用を目指した新たなX線造影剤開発の取り組みや、放射光を用いた血管イメージングの可能性について紹介したいと思います。

南後先生ご講演
我々の身体で重要な役割を果たすタンパク質は、その機能を発揮する際に巧みに構造変化を起こすことが知られています。例えば、タンパク質にリガンドが結合する時の構造変化や酵素反応の様子を原子レベルで捉えることができれば、新たな分子創製や医薬への応用が期待されます。従来、タンパク質の動的な構造を原子分解能で捉えることは非常に困難でしたが、近年ではX線自由電子レーザーや放射光を用いて、動的構造の決定が可能となっています。本セミナーでは、我々が取り組むタンパク質動的構造解析の技術開発について紹介し、動的構造情報から期待される今後の展開について紹介したいと思います。

新型コロナウイルス感染対策 ご協力のお願い

運営側でも新型コロナウイルス感染予防対策をいたしますが、ご参加される皆さまにつきましても以下のとおりご協力をお願いいたします。
また、感染拡大状況によってはお願い事項の増加や、イベントの開催方針の再検討の可能性がございます。

  • ご来場時は必ずマスクをご着用ください
  • 入場時や休憩時間毎にこまめな手洗・手指消毒をお願い申し上げます
  • 本会は事前登録制とし、事前に参加連絡先(氏名、所属、電話番号、メールアドレス等)を把握しております。これらの情報が必要に応じて保健所等の公的機関へ提供され得ることをご了承ください
  • 下記に該当する方のご来場は自粛いただきますようお願い申し上げます
     ①発熱、あるいは咳・咽頭痛等の症状がある場合
     ②過去14日以内に感染が継続拡大している国・地域のへの訪問歴がある場合
     ③新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者であることが判明した場合
     ④過去14日以内に入国制限等のある国・地域からの渡航者・在住者との濃厚接触がある場合
  • 「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議提言による「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」からなる基本的な感染対策の徹底にご協力をお願い申し上げます
  • 来場前に接触確認アプリ(COCOA)や各地域の通知サービスのダウンロードを推奨いたします

対象者

産学連携に関心をお持ちの方、次世代放射光のライフサイエンスをはじめとする多分野での活用に関心をお持ちの方、どなたでも歓迎いたします

参加費

無料(要事前登録)

主催

LINK-J

共催

国立大学法人東北大学オープンイノベーション戦略機構

お問い合わせ先

LINK-J事務局 contact@link-j.org

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A3ポスター_東北大_0526_軽量.pdf

日時2022年5月26日(木)17:00-19:00(18:30-19:00リアルネットワーキング)

会場
日本橋ライフサイエンスハブ、オンライン(Zoom Webinar)
参加申込

(外部サイトが開きます)

申込締切

定員

リアル会場150名
*リアル会場は先着150名様となります。
*講演終了後、リアル会場のみ名刺交換会の時間を設けます。
*国からの要請あるいは新型コロナウイルス感染拡大状況等の理由から、リアル会場での開催を中止する場合があります。その場合は、リアル会場にお申し込みの方もウェビナーをご視聴ください。また、状況により一部登壇者がオンラインでの登壇になる可能性がございます。

オンライン会場1000名

参加方法

・リアル会場にお申込みをされた方は当日会場にお越しください。
・オンライン会場はZoomウェビナーを使用します。事前にpeatixにて参加登録をお済ませください。
・参加申込後の視聴ページに視聴用リンク・パスワードを掲載しておりますので、ご確認いただき、視聴時間になりましたら「チケット表示」→「イベントに参加」ボタンよりお入りください。(専用URLとなりますので、他者との共有はお控えください)
・ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。

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