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イベントレポート

「会員間の交流を深めるためのミートアップイベント『第4回LINK-J Member's Meetup 医療アプリ、データ、情報サービス』」(4/19)を開催

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2022年4月19 日(火)、GLOBAL LIFESCIENCE HUB 、オンラインにて「会員間の交流を深めるためのミートアップイベント『第4回LINK-J Member's Meetup 医療アプリ、データ、情報サービス』」を開催いたしました。(主催:LINK-J)
第4回の今回はLINK-J会員の中から「医療アプリ、データ、情報サービス」関連事業を行っている11社に登壇していただき、自社の事業内容や取り組みについてプレゼンテーションを行いました。

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【登壇企業】
Deep Intelligent Pharma株式会社
Scientist.com GK
サスメド株式会社
アンター株式会社
株式会社Aikomi
Inova
エニシア株式会社
エムバイオテック株式会社
株式会社Save Medical
TXP Medical 株式会社
株式会社Yuimedi

Deep Intelligent Pharma株式会社
山本 晋也(General Manager/Vice President, Global Business Development)

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Deep Intelligent Pharmaは中国北京発のテクノロジースタートアップです。2019年に日本でも東京日本橋にオフィスを開設しました。AI関連技術を用いて創薬からRWEまで、研究開発に必要な日々のワークフローやメトリクス分析・管理を自動化するプラットフォームを開発しています。

Scientist.com GK
石上 僚佑(Customer Success: Japan Lead)

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Scientist.comはライフサイエンス、特に創薬分野に特化したオンラインマーケットプレイスを提供しています。ユーザーはサプライヤーとのマッチングをオンライン上で完結させることができ、相見積もりも簡単に作成することができます。石上氏は「Scientist.comを介して開発費の削減と時間の効率化が見込まれます。この二軸を掛け合わせて生産性の向上につなげていただければ」と述べました。

サスメド株式会社
上野 太郎(代表取締役社長)

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サスメドは「ICTで持続可能な医療を目指す」をビジョンに掲げ、治療用アプリの開発やデジタル医療のプラットフォームを提供しています。薬事承認まで完了している不眠障害治験用アプリについてや臨床試験の効率化を推進する治療用アプリの開発プラットフォームなど、現在開発している事業の取り組みについてご紹介いただきました。

アンター株式会社
中山 俊(代表取締役)

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アンターはフィンランド語で「give」を表す単語です。「医療をつなぎ、いのちをつなぐ」をミッションに掲げ、医師同士がgiveし合い繋がることのできるプラットフォームを提供しています。若い医師や医学生が学ぶことのできる動画サービスや、医師同士のオンライン医療相談プラットフォーム、レクチャーで使用したスライドを学びのためにシェアできるサービスなどを提供しています。

株式会社Aikomi
ニック ハード(代表取締役/CEO)

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Aikomiは認知症向けのデジタルセラピーを開発している企業です。病気に対して医薬品ではなく、人からの「対話」アプローチによってケアを行うパーソンセンタード・ケアのためのプラットフォームを提供しています。Aikomiプラットフォームは各個人の個性や興味に合わせて五感を刺激するプログラムを組んでいます。実際のモデルケースを提示しながらご説明いただきました。

Inova
川崎滋彦(Account Manager)

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Inovaはフランス・リヨンに本社を持ち、ライフサイエンス業界のパートナリングプラットフォームを提供しています。アカデミアやバイオテック企業へのパートナリングやマッチング支援、One-on-Oneのマッチングプラットフォームを各種製薬企業やライフサイエンス企業へ提供しています。またその後のバイオファーマのパートナリング管理やリードのスクリーニング、契約締結の管理などを一元で行えます。

エニシア株式会社
高橋 憲生(事業開発担当)

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エニシアは「医療の発展、医師の働き方に貢献する」ための医療情報サービスを提供しています。エニシアが提供しているのは医療情報を抽出し構造化するサービスと、電子カルテの内容要約サービスです。エニシアが持つ独自の言語技術で文章の構造化を行い、データベースに取り込み分析や統計処理をすることができます。

エムバイオテック株式会社
松田 和洋(代表取締役)

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エムバイオテックはマイコプラズマ感染症における診断・予防・治療戦略を自社が持つ独自のポートフォリオや創薬基盤技術を提案している創薬系のスタートアップです。マイコプラズマ感染症の新しい診断薬やワクチンの開発状況についてご紹介いただき、創薬だけではなく未病医療予防DXという情報サービスなどの社会的なインフラを提案し、「興味がある方はぜひコラボレーションをしてほしい」と述べました。

株式会社Save Medical
淺野 正太郎(代表取締役社長)

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Save Medicalは2018年に設立したデジタルセラピューティクス(DTx)の開発を行う医療ITベンチャーです。患者の健康・生活の質の向上や医療者の負担削減、社会医療費の適正化をビジョンに掲げており、現在は「2型糖尿病管理指導用アプリ」の開発に加え、生活習慣病やメンタルヘルスの領域に注力しDTxの開発を進めています。「DTxはまだ黎明期でこれからが楽しみな業界です。仲間になっていただける方を募集しています」と述べました。

TXP Medical 株式会社
恩田 淳(取締役COO)

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TXP Medicalは2017年に現役の集中治療医である園生智弘氏が立ち上げたスタートアップです。20224月に伊藤忠商事・UTECより約15億円の資金を調達しました。主な事業は救急隊や病院向けの医療データプラットフォームの提供です。救急搬送における情報伝達を電話や紙からデジタルへ移行し、また救急外来におけるカルテ構造化と関係者への情報共有を可能にしています。その他急性期治験支援サービスや医療データの分析サービス等についてもご紹介いただきました。

株式会社Yuimedi
グライムス英美里(代表取締役)

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Yuimediは202011月に設立した、医療・ヘルスケアデータ利活用のためのソリューションを提供しているスタートアップです。「データを介してヘルスケアミッションを結う」をミッションとし、医療データの前処理を自動化し、医療データの発展につながる利活用を促進することを目的としています。サービスラインとしてオフラインを主体とし、機密性の高いデータにも対応することが可能です。医療データに特化したETLツール(データクレンジングソフトウェア)として実際の導入事例を基にご紹介いただきました。

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講演後は、リアル会場限定で会場参加者の皆様と登壇者の名刺交換会が行われました。

イベントにご参加の皆様、ご登壇者の皆様、誠にありがとうございました。
今後も毎月テーマを変えながら継続して開催を予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。

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