2024年4月11 日(木)、GLOBAL LIFESCIENCE HUBおよびオンラインにて「会員間の交流を深めるためのミートアップイベント『第16回LINK-J Member's Meetup創薬・再生医療』」を開催いたしました。(主催:LINK-J)
今年より対談パートを新設し、今回はLINK-Jサポーターの鈴木蘭美氏、LINK-J事務局長の高橋が登壇しました。
対談
ARC Therapies 株式会社 代表取締役社長/LINK-Jサポーター 鈴木 蘭美氏
LINK-J事務局長 高橋 俊一
鈴木様の現在の活動内容や今後の展望、またこれまでのキャリアを通じて感じている日本のベンチャーに関する思いなど、短い時間ながら熱くお話しいただきました。
対談の後は、ライフサイエンス分野の創薬・再生医療分野の事業行っているLINK-J会員企業6社が、自社の事業内容や取り組みについてプレゼンテーションをおこないました。
【登壇企業】
AIバイオメディカル株式会社
C4U株式会社
ノバ・バイオメディカル株式会社
バイオアクセル株式会社
プロメガ株式会社
リンクメッド株式会社
AIバイオメディカル株式会社
代表取締役社長 CEO 櫻田 伸一氏
AIバイオメディカル株式会社様は、再生医療分野におけるデザイン事業をおこなっております。AIを用いて再生医療分野の高額なコストを削減し、1人でも多くの方に再生医療を提供したいという思いと、AIを用いた全自動細胞加工モジュール等の事業内容と、今後の展開についてご説明いただきました。また、メンバー・協業社・ファイナンス募集中とお話しされました。
C4U株式会社
事業開発部 マネージャー 来住 光平氏
C4U株式会社様は新規ゲノム編集技術CRISPR-Cas3の社会実装に向けた研究開発をされています。現在広く使われているゲノム編集技術であるCRISPR-Cas9との違いやこれまでの研究開発の概要、他社との協業による今後の展開などについてお話しいただきました。
ノバ・バイオメディカル株式会社
営業部 東京営業所 中田 和宏氏
ノバ・バイオメディカル株式会社様は、Nova Biomedical Corporation(本社:アメリカ)が製造する製品の輸入、販売をされています。様々な医療機器等を扱っていらっしゃいますが、今回は細胞培養環境自動分析装置について詳しくお話いただきました。また、キャンペーンやデモンストレーションについてもご紹介いただきました。
バイオアクセル株式会社
代表取締役 平林 茂氏
バイオアクセル株式会社様は、特定細胞加工物提供に関わるサービスを提供されています。がん免疫療法に関する現在の研究開発の状況と、自由診療での臨床などについてご説明いただきました。また、ご興味のある方はお声かけくださいと締めくくられました。
プロメガ株式会社
シニアプロダクトマネージャー 理学博士 大田 光徳氏
プロメガ株式会社様は研究機器やサービスの提供をされています。今回は生物発光アッセイ、ルシフェラーゼを用いた製品、創薬の新規モダリティに関する製品をご紹介いただきました。ご興味ある方はお声がけくださいとお話しされました。
リンクメッド株式会社
代表取締役 吉井 幸恵氏
リンクメッド株式会社様は「見える」がん治療薬の研究開発をされています。開発スピードなどの製造側のメリット、効果的で無駄のない治療を提供できるという患者側のメリットなどについて説明いただきました。現在の申請の状況や今後の海外展開についてもお話しいただき、製薬企業様など是非お声がけくださいと締めくくられました。
また、新規入会企業によるエレベーターピッチでは11社に登壇いただきました。
1分という短い時間でしたが、各企業の取り組みついてとてもわかりやすくお話いただきました。
【新規入会の登壇企業】
EMC Healthcare株式会社
エッセンシャルワーカーの業務軽減のためのアプリ開発、RWDの収集・分析・活用
株式会社Gifts
胎児超音波検査の自動化システム開発
Holy Stone Healthcare Co., Ltd
新薬開発・ヘルスケア製品流通事業
Integrated DNA Technologies株式会社
日本におけるIDT製品の輸入販売
ON&BOARD株式会社
VC(シード・アーリーを中心、メディカル領域含む)
株式会社Pleap
AIを用いたカルテ業務の自動化
キュアコード株式会社
産学連携に対応した自治体向けアプリ、医療アプリ開発
株式会社情報システムエンジニアリング
情報システムの設計・開発/デジタルコンテンツの設計・制作/保有技術に基づくサービス
テカンジャパン株式会社
ライフサイエンス機器の開発・製造・販売、ラボオートメーションへの貢献
ルンドベック・ジャパン株式会社
精神神経疾患をはじめとする中枢領域を中心とした医薬品の研究開発・販売
株式会社ワールド・クウリアー
医薬品の温度管理輸送
講演後は、リアル会場限定で会場参加者の皆様と登壇者の名刺交換会がおこなわれました。
当日はオンライン、会場参加含め161名の方にご参加いただきました。
イベントにご参加いただいた皆様、ご登壇者の皆様、誠にありがとうございました。
第17回は「医療機器・バイオ技術・解析サービス」をテーマに6月5日に開催いたします(詳しくはこちら)。ぜひご参加ください。