2024年7月19日(金)、 LINK-J は「創薬テックMeet Up Sponsored by Danaher Japan~そのアイデアで世界の創薬イノベーションを変える~」をGLOBAL LIFESCIENCE HUB、オンラインにて開催しました。
登壇者
松川 聡(ダナハーコーポレーション、日本地域担当プレジデント)
Samuel Ngai (Head of Danaher Ventures, Asia Vice President, Science & Technology)
平井 昭光(C4U株式会社 代表取締役社長)
Ken Horne(Managing Partner, AN Ventures)
塩原 梓(株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC) プリンシパル)
ペレ・ステファン(Cytiva、日本法人代表取締役)
高橋俊一(LINK-J事務局長)
ご挨拶
松川 聡(ダナハーコーポレーション、日本地域担当プレジデント)
高橋 俊一(LINK-J事務局長)
講演
ダナハーセッション
Samuel Ngai (Head of Danaher Ventures, Asia Vice President, Science & Technology)
Samuel Ngai氏からはダナハー社の事業内容やアクセラレーションプログラムのご紹介がありました。また、日本のアントレプレナーシップの状況や市場背景を説明し、ダナハーベンチャーズが提供するサービスについて語りました。
起業家セッション
バイオベンチャー企業の起業の難しさと魅力
平井 昭光(C4U株式会社 代表取締役社長)
起業はそもそも「ベンチャー」との名のごとく大きな冒険ではあるが、ITベンチャーに比べてバイオベンチャーには特有の苦労があります。それは、資本政策の難しさ(研究開発資金の需要の大きさ)、専門人材の採用の難しさ、基盤技術の特性に応じた事業計画の策定の難しさなどに代表されます。創薬に関するプラットフォーム技術を有しているベンチャーの場合には、パイプライン型の企業の直線的なビジネスモデルにはない工夫が必要となり、しかも、将来的には欧米を含む機関投資家の目に魅力的なビジネスとして映ることが必要です。このようなバイオベンチャーの魅力についてお話しいただきました。
VCパネル
モデレーター:高橋俊一(LINK-J事務局長)
パネリスト:
Samuel Ngai (Head of Danaher Ventures, Asia Vice President, Science & Technology)
Ken Horne(Managing Partner, AN Ventures)
塩原 梓(株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC) プリンシパル)
VCであるKen Horne様と塩原 梓様を加え、それぞれの立場からパネルディスカッションを行いました。
日米両方の視点から見る日本のエコシステムへの課題や米国展開についてなど今後の日本のテクノロジーの発展に期待を込めたディスカッションとなりました。
開催後は、リアル会場限定で会場参加者の皆様と登壇者のネットワーキングがおこなわれました。
参加者からは「日本の創薬の位置づけがよくわかった。」「日本のテクノロジーに期待していることがわかり、今後に向けて参考になった」「創薬の分野でのセミナーをまだまだ企画してほしい」といったご意見やご感想を頂きました。
オンライン、会場を含めて約150人の方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。