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イベントレポート

"東北大学先端技術×ライフサイエンス"シリーズvol.2 「イノベーションと働きかた改革を両立するためにはコ・クリエーションが必要だ~東北大学病院での経験から~」を開催(3/17)

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2022年3月17日(木)にオンラインにて「"東北大学先端技術×ライフサイエンス"シリーズvol.2 イノベーションと働きかた改革を両立するためにはコ・クリエーションが必要だ~東北大学病院での経験から~」を開催しました。(主催:LINK-J、共催:国立大学法人東北大学オープンイノベーション戦略機構)

本シリーズのvol.1では、医療機器のイノベーションと病院のアセットチェンジを含めたイノベーションにおいて必要なことは共通している、というメッセージをお伝えしました。
vol.2では、「病院の働きかた改革のコ・クリエーション」と「医療機器・ソリューション開発のコ・クリエーション」の2つの観点から、下記の方々にご講演頂きました。
当日は160名以上の方にご参加いただき、多数のご視聴・ご質問、誠にありがとうございました。
LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画を公開しています。是非ご覧ください。
(公開期限:2022年10月11日)

【登壇者】 ※所属・肩書はイベント当時の情報
中川 敦寛 氏(東北大学病院 特任教授 Experience Design & Alliance Section:EDAS-TUH 東北大学病院産学連携室デザインヘッド)
江島 豊 氏(東北大学病院 手術部・材料部 特命教授)
辻本 悠郁子 氏(大日本住友製薬株式会社 フロンティア事業推進室)
清水 里美 氏(旭化成株式会社 研究・開発本部 技術政策室 DX事業開発部 研究員)
鈴田 尚子 氏(株式会社フィリップス・ジャパン Senior Manager, Strategic Business Architect, Solution CoE)
北原 雄高 氏(株式会社フィリップス・ジャパン Solution CoE HTSコンサルティング部 リーダー、デザインシンキングコンサルタント)
伊藤 将 氏(東北大学病院ベッドサイドソリューションプログラムフェロー、アインファーマシーズ株式会社)
鈴木 健吾 氏(株式会社ユーグレナ 執行役員 CTO)

東北大学病院にて手術部のフローマネジメントをco-creationしながらリードする江島氏、デザイナーであるフィリップス・ジャパンの北原氏、コ・クリエーションマネージャーであるフィリップス・ジャパンの鈴田氏より、役割分担、そしてサイロではなく、お互いの領域のことまで理解し意見を出しながら取り組む文化づくり、それを実現するリエゾン人材などについてご紹介頂きました。フェローとして在籍しているアインファーマシーズ伊藤氏にはリエゾン人材へのプロジェクトベースの学びの実際についてのコメントをいただきました。

ジャパン・バイオデザイン修了生である大日本住友製薬の辻本氏は、東北大学病院、Academic Science Unit(ASU)オープン・ベッド・ラボ(OBL)という環境を生かしてこれまでできなかった何に取り組んでいるのか、お話しいただきました。現在ASUに参加している旭化成の清水氏、また、ユーグレナ創業者の一人で同社の開発研究をリードされている鈴木氏にもご登壇いただきました。鈴木氏は免疫研究拠点などを構築するなど新しい取り組みを通じてアカデミア医療機関のポテンシャルを東北大学病院と探索し続けています。

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パネルディスカッションでは、様々な立場の登壇者が現場観察やコ・クリエーションの体験談を持ち寄り議論を行いました。

本イベントの後日には登壇者と参加者の意見交換が別途行われるなど、交流の良いきっかけになりました。
今後の"東北大学先端技術×ライフサイエンス"シリーズもご期待ください。

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