2022年6月30日(木)に日本橋ライフサイエンスハブおよびオンラインにて、東北大学のナレッジ・テクノロジー・スタートアップ支援・イノベーション創造イニシアチブの現状を紹介する"東北大学先端技術×ライフサイエンス"シリーズのvol.5として、大規模なバイオバンクの連携と統合的なデータ利活用についてご紹介しました。
(主催:LINK-J・東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)、共催:国立大学法人東北大学オープンイノベーション戦略機構)
ToMMoが進めるコホート調査・バイオバンク及びその試料を用いた解析によって生み出される質の高い大規模データは、創薬・ヘルスケアをはじめとしたライフサイエンス分野においてイノベーション創出を目指す企業群にとって極めて有用なものです。
更に、近年、単独の研究機関によって生み出されるデータのみならず、同種のデータを複数の機関やプロジェクト間で共有し、共通したプラットフォームでの利活用を進める取組も始まっています。ToMMoは、そうした多機関を結んで共同したデータを創出するなど、いくつかの取組の中心を担っています。
今回、我が国の先端的なライフサイエンス分野の企業が多数集結しているLINK-JとToMMoが共同でイベントを企画し、多くの組織と協力しながらToMMoが進めるそれら取組を紹介すると共に、蓄積された試料・情報の利活用とそれによるイノベーション促進を目的に開催しました。
420名以上の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
LINK-JのYouTubeチャンネルでアーカイブ動画を公開しています。是非ご覧ください。
※公開期限:2022年8月1日~2023年8月1日
※一部講演をカットしております。ご了承ください
※音量が小さい場合はイヤホン・ヘッドホンをご利用ください
開会挨拶
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 機構長・教授 山本 雅之 氏
文部科学省研究振興局ライフサイエンス課 課長 武田 憲昌 氏
「バイオ戦略におけるデータ連携・利活用の現状と課題について」
内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム プログラムディレクター バイオ戦略等有識者 小林 憲明 氏
「エビデンスに基づくヘルスケアの充実に向けて―コホートの連携を通じた取組―」
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 コホート推進センター長・教授 寳澤 篤 氏
「わが国のバイオバンク・ネットワークの構築と試料・情報の利活用促進」
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 統合データベース室長・教授 荻島 創一 氏
「東北メディカル・メガバンク計画における大規模ゲノム解析」
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 副機構長・基盤情報事業部長・教授 木下 賢吾 氏
「戦略的グローバル産学官連携が拓く先進的創薬研究」
武田薬品工業株式会社 リサーチ コンピューテーショナルバイオロジー 主席研究員 安藤 達哉 氏
パネルディスカッションの様子
(進行:東北大学東北メディカル・メガバンク機構 広報・企画部門副部門長 広報戦略室長 長神 風二 氏)
閉会挨拶
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)事務局次長 高橋 俊一
名刺交換の様子
閉会後は登壇者と参加者との間で積極的に名刺交換が行われました。
ご参加・ご視聴いただいた皆様誠にありがとうございました。
※ToMMoによる開催レポートはこちら